家庭に1台は必需品の『液晶型テレビ』、ひとことに『薄型テレビ』といっても発売しているメーカによって映画やドラマ好きのために映像にこだわり、音楽好きのために音質にこだわりがあったりとさまざまです。
さらに壁掛けのタイプや部屋のインテリアに合わせたデザインを選ぶことも可能になり選択肢がかなり広がっています。お気に入りの『液晶テレビ』に出会えるように、ここではテレビの選び方とおすすめのテレビをいくつか紹介していきます。
43型テレビのおすすめの選び方
種類で選ぶ
有機EL
『有機ELテレビ』は今、大注目の次世代テレビと言われています。画質がとても綺麗なのが特徴で動きの激しいゲームやスポーツもとてもスムーズに映すことができ、ブルーライトが軽減されるので目に優しいテレビです。
厚さも液晶テレビよりも薄く約5mmで作ることができるので壁掛けテレビとしても使用でき、お部屋の空間を広く見せることができます。有機ELテレビは高いイメージがありますが価格20万円ほどで購入できるタイプもあり数年前よりお手軽に購入することができます。
液晶テレビ
8インチから100インチまで幅広いタイプがある『液晶テレビ』は画面が見えやすく、消費電力が少なくいのが特徴です。
液晶テレビの後ろからバックライトの光を当てて映像を映すため画面全体が白っぽく見えてしまう『黒浮き』が起こりやすいデメリットがありますが、テレビの主流は液晶テレビと言われ、技術もすでに確立しているので有機ELテレビよりも販売価格はお手頃になっています。
解像度で選ぶ
『解像度』とはテレビ画面の細かさのを表しています。テレビ画面を拡大してみると細かい点の集まり、ドット柄のようなものでできているので、この点が細かければ細かいほどテレビ画面の解像度が高くより肉眼に近い状態の映像を映すことが可能になります。
ちなみに最近登場してきた4Kや8Kも解像度を表し、今までのテレビが2Kなのでより綺麗で鮮やかな映像を映すことが可能になりました。
LEDバックライトで選ぶ
直下型
テレビの真後ろが全体的に光るようにバックライトを配置する方法を『直下型』といいます。
直下型のメリットは画面すべてを均一な明るさにすることができ、より綺麗で鮮明な映像を映しだすことができます。液晶パネルの真後ろにバックライトを配置するため本体が少し厚くなってしまう、部品の数が多くなってしまうため次に紹介するエッジ型より価格が高くなってしまうのがデメリットです。
エッジ型
液晶テレビ発売当初から使用されバックライトを画面端に配置する方法を『エッジ型』といいます。エッジ型のメリットはバックライトの配置が上下左右なので消費電力が少なく電気代の節約になり、発売当初から使用しているので技術が確立され価格も比較的お手頃に購入することができます。
その一方、バックライトが端にしかないため画面の中心部が若干暗く、均一な明るさにならないのがデメリットです。
録画機能で選ぶ
テレビ番組はリアルタイムではなく録画をして後から見るという方も増えているのでニーズに合わせて色々な録画機能がついているテレビが発売されています。
いくつかの番組を同時に録画できるものや内臓のHDDやブルーレイディスク、DVDに録画できるタイプがあります。また、録画機能付きのテレビはテレビと録画機器をそれぞれで購入するより安く済む場合もありおすすめです。
スピーカーで選ぶ
テレビスピーカーは音質をよくするための装置です。スピーカーを内蔵できない薄型テレビもあるため音質に差がでる場合もあります。臨場感のある映画やドラマ、音楽番組など、よく視聴する番組に合わせてスピーカーを選ぶのもおすすめです。
さらにBluetoothやWi-Fiの機能で配線がいらないモデルもあり、とても便利です。種類がたくさんあるので置くスペースにあったスピーカーを選ぶのがベストです。
インターネット接続で選ぶ
インターネットといえばパソコンやスマートフォンをイメージされる方が多いとおもいますが、最近ではテレビがあれば利用できるようになりました。インターネット動画共有サイトの動画はもちろん、映画やドラマのコンテンツを配信しているサイトの映画やドラマもテレビ画面から見ることができます。
キーボードを接続すればインターネット検索ができるので大きいテレビ画面でネットショッピングを楽しむこともできますし、インターネットとテレビを同時に見ることができる機能があるテレビ販売しています。
HDD機能で選ぶ
テレビ番組を録画するには『HDD』と呼ばれるハードディスクを使用するのが一般的です。HDD録画のメリットは長時間の録画が可能なことです。HDDの容量にもよりますが500GBで約62時間の録画ができるので録画番組が多いはHDDの容量が多いタイプのものを選びましょう。
テレビにHDDが内蔵されていると接続する手間が省けますが、故障の原因が多くなりHDDが内蔵されていないテレビより少し割高になってしまうのがデメリットです。
デザインで選ぶ
ほぼ毎日見るテレビは機能面だけで選ぶのではなく部屋をオシャレに見せてくれるインテリアとしても活躍します。
テレビの画面を縁取る枠の幅を最小限にしたデザインでまるで写真やポスターを見ている感覚になるオシャレ度の高いデザインや、画面が少し湾曲していて立体感がでるスタイリッシュなデザインやテレビを壁に掛けることで部屋の空間を広く見せるなど、さまざまなデザインがあり部屋のイメージに合わせてぴったりのテレビを選ぶことができます。
重量で選ぶ
テレビが大きくなるほどテレビ本体の重量も重くなります。薄型テレビが普及し昔のテレビよりも軽量化されています。一般的にリビングに置くのが40型からで約10kg~15kgです。映画やドラマを多く見る方だと49型~55型などの大型のものが臨場感が演出されるのでおすすめですが、このタイプになると20kg~30kgほどの重量になってしまいます。
内蔵している機能やスピーカーによって重さに若干の差があるのでテレビを置く部屋の広さに合わせ選ぶのをおすすめします。
43型テレビのおすすめメーカー
Panasonic (パナソニック)
『Panasonic』は日本国内で初めて3Dテレビを発売したメーカーで、2003年からビエラシリーズのテレビを発売しています。ネットゲームができるアプリが内蔵されているなどほかのメーカーにはない機能があり、サイズのラインナップも豊富で用途に合わせて選ぶことができます。
SONY (ソニー)
『SONY』はオーディオ機器でとても有名でテレビでもその技術を使用し音響にこだわりを持っています。音楽番組を見るのに最適ですがSONY独自で開発した超解像エンジンがあり高画質の美しい映像を映すことができます。
SHARP (シャープ)
『SHARP』のAQUOSシリーズは映像がとても綺麗に映ることが特徴です。独自技術の『リッチカラーテクノロジー』を使用して今まで以上に鮮やかな風景を街並みを楽しむことができます。
三菱
『三菱』のリアルシリーズは2004年から発売されています。オーディオと同じ音質を感じられる機能やリモコンの操作でテレビ画面を左右に動かし、どこに座っても正面でテレビを見られるオートターン機能が人気を呼んでいます。
東芝
REGZAシリーズで有名な『東芝』は、録画を忘れて見逃してしまったテレビ番組を遡って見ることができる『タイムシフトマシン』が搭載されています。録画予約をしていなくても見ることができるのがとても人気なポイントです。