自宅での筋トレを効率的に行うためには補助器具の導入が大切です。ダンベルを購入するのも有効ですが、それだけでは身体中を効率的に鍛えるには心もとないものでしょう。
この記事では効率的に身体を鍛える際に役立つ筋トレ補助器具『インクラインベンチ』についてご紹介します。厳選したおすすめ商品もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
インクラインベンチとは
インクラインベンチの特徴
『インクラインベンチ』はさまざまな角度からトレーニングできるので、部位を狙った筋トレをしたいときや角度を変化させた筋トレをしたいときに重宝するマシンです。角度をつけた状態でのトレーニングは体幹やインナーマッスルを鍛え、腰痛の改善や姿勢の矯正といった効果が期待できます。
インクラインベンチの耐荷重量
インクラインベンチを選ぶときにもっとも大切なポイントは『耐荷重量』です。
万が一重さに耐えきれず壊れてしまえば使用者が大ケガをします。本格的にトレーニングを行う場合、最低200kg~250kg以上は必要でしょう。ただし高重量を扱う予定がない場合は耐荷重量150kg程度でも問題ありません。
おすすめのインクラインベンチの選び方
バックシートの幅で選ぶ
『バックシート』の幅はトレーニングの安定性に直結します。シート幅が狭いと座るときに安定感を欠くので高重量トレーニングに不安を感じられ、逆にシート幅が広すぎると可動域が狭められてしまいます。
インクラインベンチ購入前に好みのシート幅を見つけるために、トレーニングジムやスポーツショップで試してみましょう。
角度調節の簡単さで選ぶ
インクラインベンチはピンを操作する『ポップピン方式』と、はしごのように引っ掛ける『ラダー方式』、器具による締め付けが必要な『ボルト方式』の3種類があります。ワンタッチでお手軽に角度調整するなら『ポップピン方式』か『ラダー方式』のインクラインベンチを選びましょう。
インクラインベンチの中には『ポップピン方式』に見える『ボルト方式』のマシンがあります。見た目で判断せず角度調整の方式をチェックしましょう。
拡張アタッチメントがあるかどうかで選ぶ
上半身だけでなくレッグカールやレッグエクステンションといった足の筋肉もインクラインベンチで鍛えたい方は拡張アタッチメント対応のマシンを選びましょう。
下半身もインクラインベンチで鍛えることによって、膝に負担をかけずに狙った部位を刺激することが可能です。
インクラインベンチを使用する際の注意点
トレーニングの前後には必ずストレッチをする
ストレッチには、怪我を防ぐだけでなく、トレーニングの効果をさらに高める働きもあります。体をしっかり暖めて、十分な酸素を筋肉に送りましょう。
またトレーニングの後に行うストレッチには筋肉痛を軽くする効果があります。筋トレで傷ついてしまった筋繊維をできるだけ早く修復させて、毎回のトレーニングをベストな状態で行えるようにしましょう。
休養と栄養は必須
トレーニングも大切ですがそれと同じくらい休養、栄養も大切です。休みなしにトレーニングをしていると筋肉が休まらず、トレーニング効果が減ってしまいます。筋トレで傷ついた筋繊維が修復されるには24~72時間必要です。あまり詰めて筋トレを行うのではなく、しっかりと休む時間も取りましょう。
また筋トレ後にはタンパク質を摂取するのがおすすめ。筋肉が成長するのをサポートします。効率よく筋肉をつけるために栄養と、休養はしっかり考えておきましょう。