どんな場所でも視聴できる、気軽さが魅力的な『ポータブルテレビ』。
そんなポータブルテレビにも、機能によってさまざまな使い方ができます。観たいDVDがいつでも視聴できるものや、ラジオ放送が聴ける便利なもの等あらゆる製品が盛りだくさんです。中には、SDカード等の読み込みもできる機能もあり、利用者にあわせて常に進化し続けています。
今回は自分の生活スタイルにあわせて使える、おすすめのポータブルテレビをご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
ポータブルテレビとは
『ポータブルテレビ』とは、通常のテレビよりもサイズをコンパクトにした、持ち運び可能のテレビのことです。狭い棚の上や小さな机の上にも置くことができ、どんな場所でも気軽に視聴できるようになっています。
チューナーのタイプによっては屋外でも使用できるものもあり、受信できればお出かけでも好きな番組が観られます。他にも録画機能がついたものや、ネット接続で動画等が観られるものもあり、多様性があるのも特徴です。
ポータブルテレビのおすすめの選び方
フルセグに対応しているかで選ぶ
ポータブルテレビには『フルセグ対応』のものがあり、高精細な画質で番組が観られるようになっています。地デジテレビを美しい映像で見たい人におすすめです。逆にフルセグでないワンセグ対応のものは、電波の受信が安定していて電波が悪いところでも、安心して視聴できるのがうりです。
もちろんワンセグとフルセグ両方が対応されているものもあり、電波の良し悪しによって自動切り替えができます。映像重視の人はフルセグを、安定性が欲しい人はワンセグのものを選びましょう。
サイズで選ぶ
サイズも製品によって異なるので、生活スタイルによって決めることが可能です。一般的な画面サイズは4~10インチ程度。4インチならスマホよりも小さいので、持ち運びもスムーズにできます。10インチであれば画面が大きいので見やすさを重視したい人におすすめです。
本体のサイズも重要ですが、持ち運びたい場合は重さの確認もしましょう。中には画面が小さいものでも幅があって重いポータブルテレビもあるので注意が必要です。
チューナーで選ぶ
分離型
主に屋内で使用したい人は『分離型』を選びましょう。分離型にはさまざまな機能がついていることが多く、利便性が高いのが魅力です。使用方法は専用チューナーをアンテナに接続するのが一般的。接続すればワイヤレスでモニター接続できるので、お風呂やキッチン等でも使いやすいのが特徴です。
価格は高いものの、据え置き型に劣らない美しい映像が楽しめます。デメリットとしては屋外での使用ができないことがあげられます。壁の厚さによっては、接続が不安定になるので要注意です。
一体型
『一体型』では屋外での使用が可能になっています。チューナーを設置せずとも気軽に視聴できるので、壁の厚さ等で接続が不安定になることを避けられます。一体型のほとんどがワンセグ対応のものなので、屋外での使用を考えるなら安定性のある一体型にしましょう。
デメリットは本体サイズが大きいことです。チューナーをもともと搭載しているので、その分サイズが大きくなる他、機能性も分離型より劣ることがあげられます。
防水機能の有無で選ぶ
使いたい場所によっては、『防水性』のあるポータブルテレビにした方がいいこともあります。たとえばキッチンやお風呂場等の水回りでは、気をつけていても水がかかってしまいがちです。
もし入浴中や料理中でも番組を視聴したいのであれば防水性のあるポータブルテレビを選びましょう。特にお風呂等の水気が多い場所では、完全防水のポータブルテレビがおすすめです。本体だけでなくリモコンも防水仕様であれば、壊れる心配もありません。
利用可能な電源の種類で選ぶ
ポータブルテレビに接続する電源は充電式や電池式、USB電源等、複数のものがあります。充電式ではコードも電池必要ないので、手間がかからないのが魅力です。ある程度コストのかかる電池式は、乾電池を交換するだけで使用できるので、災害時等の緊急対策もバッチリ。
ACやUSB電源であれば屋内での使用に最適なのが特徴です。電源方式が場合によって変えられるので、こだわりのない人は複数の電源を対応するモデルを選びましょう。
タッチパネル機能の有無で選ぶ
ポータブルテレビの中でも『タッチパネル』での操作ができるものが便利です。リモコンやボタンでの操作より素早く行える他、忙しいときでも気軽に操作できます。
Wi-Fiが対応されたものであれば、タブレットのように使えるのも魅力。手元から離れたリモコンを探す必要もないので、より快適に使いたい人にはタッチパネル式のポータブルテレビがおすすめです。
DVD・BDプレーヤーの有無で選ぶ
番組だけでなくDVDが観られるモデルもあり、よくDVD視聴をする人におすすめです。外出先でもみたい映画が観られる以外にも、好きな音楽を流せるようになっています。フルハイビジョンで観られるブルーレイディスク対応モデルも存在し、高画質な映像をいつどこでも楽しめます。
車載用ホルダーの有無で選ぶ
車で使用したい人は車載用ホルダーがおすすめ。車載用ホルダーつきのポータブルテレビなら好きな席に設置できるだけでなく、DVD視聴も可能なモデルが多く存在します。
車載ホルダーがない場合はタブレットホルダーかポータブルDVDプレーヤー用が最適。タブレットホルダーなら7~11インチが一般的。ポータブルDVDプレーヤー用なら10インチ前後が多いのが特徴です。サイズがあわないものもあるので、前もって測ってから選ぶようにしましょう。
その他の機能で選ぶ
録画機能の有無で選ぶ
後で視聴したい番組をとるためには『録画機能』が必要です。ポータブルテレビには録画ができるものもあり、家族との使用で観たい番組が被ったときでも見逃すことがありません。ただし録画の保存にはハードディスクが必要になります。
搭載されていないものでもハードディスクを外付けすれば、録画が可能なものも存在します。購入する際は、録画可能時間やハードディスクを外付けができるかチェックをしましょう。
ラジオ機能の有無で選ぶ
『ラジオ機能』対応モデルは災害時に役立ちます。ラジオ放送をよく聴く人にもかかせません。他にもSDカードやUSBメモリーが対応されたモデルなら、メモリ内の音楽や動画を再生させることが可能です。ラジオ対応モデルにはハンドル式の充電が可能なモデルがあり、電気の供給が不安定な災害時にもおすすめです。
ポータブルテレビのおすすめメーカー
東芝
『東芝』のポータブルテレビでは、ワンセグとフルセグどちらも対応されています。防水だけでなく、防塵対応もありどんな状況でも安心して使えます。
サイズは最大10.1インチで気軽に持ち運べるのも魅力の一つ。USBメモリーやSDカードも使用でき、フォトフレームとして使えるものもあります。録画番組の視聴にも適していて、録画機能のあるレグザのレコーダーとの連携も可能です。録画視聴をメインに使用するなら東芝の製品も確認しましょう。
Panasonic (パナソニック)
『Panasonic』のポータブルテレビでは、地デジ放送を大きな画面で観られる製品が多く揃っています。チューナーをアンテナケーブルに接続するタイプで屋内メインなのが特徴的です。
録画機能対応モデルは内蔵ハードディスクと外付けハードディスクどちらでも録画することが可能。視聴しながらでも、別番組を録画できるモデルも存在しています。防水性はもちろん、タッチパネルやスピーカー接続もできるモデルもあり、選択が幅広いのも魅力です。
SHARP (シャープ)
『SHARP』のポータブルテレビは、機能性が高いポータブルテレビが多くあります。防水性もあるので入浴時にも使える他、android搭載モデルもあり、ネットや動画が気軽に楽しめます。
SDカードも使えるのでカメラで撮影した写真を映し出すことも可能。テレビ電話ができるものもあり、ドライブでも快適に使用できるようになっています。番組視聴以外の機能を求めるなら、SHARPの製品をチェックしましょう。