テレビ画面が最も大きいとされる『60インチ』は大画面で迫力のある快適なものとなっています。最近では手頃な価格で美しい映像が観られるテレビが多いのも特徴的です。
そんなリビングのお供にもなる『大型テレビ』を選ぶなら解像度やスペック、音響等にこだわった便利な機能付きのテレビを選びたい所。今回は利用環境にあうおすすめのテレビの選び方と様々なメーカーから選び抜いた質の良さが魅力的なテレビを紹介します。
60型テレビのおすすめポイント
60インチのテレビの魅力はやはり大画面であること。広い空間で家族と一緒に見ても楽しめるだけでなく、大迫力のある画面で映画を満喫することができます。シアタールームを作るのにもピッタリなサイズ感で映画好きにもおすすめです。
画質も大きいだけあって美しく見えるのが何よりも魅力。普段見る番組がより楽しめるのが60インチのテレビです。そんな大型テレビで普段の生活をより快適なものにしましょう。
60型テレビを使用する際のおすすめの視聴距離
テレビを見るなら、適切な距離を保って見ると60インチの良さを最大級に感じられます。逆に適切な距離を知らずに利用すると、身体に負担がかかるだけではなく全体的な映像が楽しめなくなることもあるので注意が必要です。
より快適に美しい映像を楽しむなら画面から2.2m離れるのがおすすめ。2.2mであればテレビから近すぎて目が悪くなったり、離れすぎて番組が楽しめなかったということを防ぐことができます。
60型テレビのおすすめの選び方
解像度で選ぶ
4K
60インチのテレビのような大型テレビは画質の粗さが目立ちやすいので『4K』の解像度がおすすめです。4Kは従来のフルHDの約4倍の解像度が備わっており、約829万画素での繊細な表現が可能です。
3840×2160の4Kの解像度は映画やドラマなどのどんなコンテンツでも臨場感のあるものに再現してくれます。4Kであれば近くで見ても高画質な映像を見られるので、画質の粗さが気になりません。
フルハイビジョン
安さやブルーレイでの鑑賞が目的の場合は『フルハイビジョン』の解像度がおすすめ。フルハイビジョンの1920×1080の解像度はブルーレイの映像と同じぐらいなので、ブルーレイディスクでライブ映像や映画をよく見る人にピッタリです。
4Kや8K等の高解像度のテレビが多く販売されているので、安い価格で買うことができます。なるべく出費を抑えたい人はフルハイビジョンのテレビを探しましょう。
種類で選ぶ
液晶
現在多く出回っているのが『液晶テレビ』。バックライトが明るく照らして映像を映し出すのが特徴です。明るいにもかかわらず、消費電力が低く省エネにも優れています。安い価格で販売されていることも多いので、気軽に買えるのが魅力の一つです。
液晶テレビを選ぶ際は機能別で考えることがおすすめ。直下型バックライトや低反射液晶ディスプレイ等、液晶テレビの中にも複数の種類があるので欲しい機能があるテレビを選びましょう。
有機EL
近年注目されている『有機EL』はパネルが薄いのが特徴的です。自発光で明るくすることで液晶テレビに搭載されているバックライトや放電スペースを全て取り除けるようになったのが有機ELです。
従来の液晶テレビよりも薄い為、置き場所に困ることが少なくなった他、液晶テレビで再現できなかった完璧な黒を映し出せるようになりました。ただし有機ELテレビは現在60インチがないので、55インチまたは65インチを選ぶことになります。
サイズで選ぶ
60インチのテレビを設置できるスペースは横幅約1.4の所です。その為なるべく広いスペースを確保する必要があります。
もし少しでもサイズ感にこだわるのであれば、インチのサイズを見直すようにしましょう。基本的に『型』は映像を映し出す範囲のことで『インチ』は枠の部分を含んだ使用パネルの大きさのことを指しています。インチのサイズによって見え方が異なるので型が大きい場合でも映し出される範囲が小さいこともあります。
動画配信サービスへの対応性で選ぶ
最近の大型テレビはインターネット接続ができるように対応されているものも多いです。60インチのテレビで動画が見れればスマホよりも快適に見ることができます。
もしYouTube等の動画配信サービスを良く利用するなら接続ができるモデルがおすすめ。
Wi-Fiで接続できるテレビであれば有線LANのように配線を増やす必要もありません。ものによっては対応できる動画配信サービスが異なることもあるので要チェックです。
スピーカーで選ぶ
映像を臨場感のあるものにするならスピーカーにもこだわりましょう。60インチの大画面とともに音響を楽しめるので映画がより迫力のあるものに変わります。内蔵スピーカーの性質は各メーカーやモデルによって違いがあるので聞き比べたり、しっかり確認するようにしましょう。
もしコストを抑えたいなら外付けスピーカーにするのもおすすめ。外付けであれば内蔵スピーカーの性質が良いテレビよりも安く買える可能性があります。
デザインで選ぶ
60インチほどの大型テレビであれば部屋の雰囲気をがらりと変えることができます。その為、現在の部屋の雰囲気やインテリアの状況を考えてデザインを選ぶことをおすすめ。
テレビの外枠が細いタイプであれば圧迫感を抑えたスタイリッシュな雰囲気になります。壁につける有機ELテレビであれば場所取りの必要もなく邪魔に感じないのが特徴です。デザインによって与える雰囲気も様々なので気になる人はデザインにもこだわりましょう。
自動録画機能で選ぶ
『自動録画機能』のあるテレビを選ぶならチューナーの数に注目してみましょう。自動録画機能があれば見たくても見られない時間帯の番組やもう一度見たい番組を録画することができます。
3本のチューナーが搭載されていれば他の番組を見ながら同時に2つの番組を録画することが可能です。見ながら録画を2つ同時にできるのは3本以上のチューナーが搭載されたテレビだけなので特に家族が多い人や色んな番組を見たい人におすすめです。
60型テレビのおすすめメーカー
東芝
『東芝』のレグザなら4K放送に対応できる4Kチューナーが搭載されたテレビが多数販売されています。高性能のAI技術を存分に活かした4K対応テレビ以外にレスポンスの良さにも注目されています。
Panasonic (パナソニック)
高画質化技術を持った『Panasonic』なら白と黒の強弱をしっかりと付けた立体視できるかのような映像を見ることができます。デザイン性も高いのでどんなインテリアにもぴったりフィットする調和性が特徴です。
SONY (ソニー)
奥行きの深さを感じられる『SONY』のブラビアは色味が深いのが特徴的。画質だけにとどまらず、音に関するこだわりが深いのでリアルな質感が感じられ、一つ一つの映像が魅力のあるものになります。
LG Electronics
韓国のメーカーであるLGはコストが抑えられるのが魅力的です。長時間眺めても疲れにくいような構造と発色の他、動画配信サービスやGoogleアシスタント等のサービスも充実しており多機能性が高いことで知られています。
SHARP (シャープ)
高画質なモデルが多数ラインナップされている『SHARP』では60インチの液晶テレビを高精細な映像で楽しめます。人工知能と連携したモデルも存在しており、おすすめ番組を利用者に合わせて提供してくれる機能性も持ち合わせています。