髪にツヤとしなやかさを与える『ヘアブラシ』。頭皮マッサージができるタイプもあるので、髪のスタイリングや頭皮環境のケアには最適なアイテムです。しかしあまりにも種類がありすぎるので、どのヘアブラシが自分に合っているかわからない方も多いでしょう。
今回は『ヘアブラシ』のおすすめ人気比較ランキングをご紹介していきます。選び方や種類別の特徴なども詳しく解説しているので、参考にして自分の髪や頭皮合ったヘアブラシをみつけましょう。
ヘアブラシをおすすめする理由
『ヘアブラシ』は髪の毛をとかすだけのアイテムではなく、頭皮のケアと髪の毛のツヤをだすのに便利なアイテムです。ヘアブラシを使うことで、頭皮が刺激され血行がよくなり、抜け毛対策などの効果があるのでメリットが大きいです。
また質のよいヘアブラシで髪の毛をとかすことで、きれいなツヤを引きだせます。髪の毛が痛んでしまっている方には特におすすめで、キューティクルを整えるのにヘアブラシは効果的です。
ヘアブラシのおすすめの選び方
ヘアブラシの形状で選ぶ
ハーフブラシ (デンマンブラシ)
『ハーフブラシ』は片側だけにブラシがついており、髪の毛のボリュームが多めの方におすすめ。イギリスのデンマン社がつくった製品なので、デンマンブラシともよばれています。
ヘアブラシの中でもっともスタンダードなタイプで、頭の形にそってブローができ使いやすいのが特徴です。髪のボリュームを抑えたり、細毛で絡まった髪の毛をとかすのに向いているヘアブラシです。
スケルトンブラシ
パーマヘアなどある程度髪の毛をまとめたいけど、きっちりとかしたくないという場合に適しているのが『スケルトンブラシ』。手ぐしをするくらいの感覚で髪の毛をとかすことが可能です。
ブラシの隙間がひろく粗くなっているので、髪の毛が絡まったり静電気が起きる心配がありません。ヘアブラシを使うといつも髪の毛が絡まってしまう方におすすめです。
ロールブラシ
『ロールブラシ』は360度にブラシがついており、くるくる回転させて使えます。カールをいれたりくせ毛を伸ばしストレートにしたい場合に便利なヘアブラシで、髪の毛にボリュームをだしたいときのスタイリングに役立ちます。
ロールブラシを使ってストレートにするには太めのブラシを、カールをいれる場合には細めのブラシを選ぶと使いやすいです。1本あると重宝するので、ロングヘア-の方には特におすすめ。
クッションブラシ・パドルブラシ
頭皮ケアを重視してヘアブラシを選ぶなら、『クッションブラシ』や『パドルブラシ』が最適です。クッションブラシは根元がやわらかい素材でできているので頭皮への負担が少ないのが特徴。髪をとかすと同時に頭皮へよい刺激を与えることができます。
パドルブラシの方がより高いクッション性があるので、頭皮マッサージによる抜け毛対策などをしたい方におすすめです。一般的なヘアブラシに比べてブラシの面が大きいのでサイズも大きく使いずらいイメージですが、製品によっては軽量タイプもあります。
ヘアブラシの素材で選ぶ
ナイロン製のヘアブラシ
ヘアブラシの素材はさまざまですが、『ナイロン製』のブラシはごわつく剛毛の方におすすめです。吸水性が高いので髪を乾かしながらとかすことができ、ボリュームを抑えるのにも最適。
ヘアブラシの中でも比較的安い価格で購入でき、丸洗いできるのでお手入れも簡単です。しかし髪の毛は絡まりやすいので、切れ毛や抜け毛が増えてしまう場合があります。
猪毛・木製のヘアブラシ
『猪毛』や『木』が素材になっているヘアブラシは、髪の毛にボリュームがある方に最適。猪毛は1本1本に弾力があるので、ボリュームのある髪の毛を根元からとかすのに向いています。
ピンの隙間がひろい木製ブラシは髪の量が多くても絡まりにくいので、一般的なヘアブラシではとかしにくい髪質や量の方におすすめです。どちらの素材もブラシに水分や油分が含まれているので、静電気を抑えツヤのある髪の毛をつくります。
豚毛のヘアブラシ
髪質がやわらかく細い方には、髪へのダメージを最小限に抑えてくれる『豚毛』素材のヘアブラシがおすすめ。豚毛素材は非常にやわらかいので、髪に負担をかけずにとかすことが可能。
油分も適度に含まれているので、猪毛や木製のヘアブラシと同様に静電気を抑え髪の毛にツヤを与えてくれます。豚毛ブラシにも種類があり、白豚毛と黒豚毛を混ぜている軟豚毛はさらにやわらかい素材になっています。
プレゼント用かどうかで選ぶ
高級なヘアブラシはプレゼントとして人気が高いです。ほとんどの女性はヘアブラシを使用するので実用性が高いのと、相手の好みを気にせずに選べるのでおすすめ。
ヘアブラシは身近なアイテムなので、わざわざ自分で高級なヘアブラシを購入する方は少ないでしょう。有名ブランドのヘアブラシや高級感溢れるヘアブラシなど、プレゼント用として発売されているものもあるのでチェックしてみましょう。
ヘアブラシの用途で選ぶ
携帯して使う
使う用途によっても選ぶヘアブラシは変わってきます。外出先でも髪の毛を整えたい場合には、携帯できるヘアブラシを選びましょう。携帯できるヘアブラシの種類はさまざま。
折りたたみ式やブラシの部分を押し込めるタイプ、鏡がついているタイプもあるので使い勝手のよいヘアブラシを選びましょう。バッグに入れて持ち運べば、風が強い日などに役立ちます。
ブローで使う
『ブロー』をするときはハーフブラシを使う方が多いでしょう。使いやすく耐熱性に優れているのでブローに最適、髪の毛のボリュームを抑えたい場合にもおすすめできます。
髪の毛が細くボリュームをだしたい方やカールなどをいれたい方は、ロールブラシが使いやすいです。髪にくせがある方でも使い方さえマスターすれば、ストレートヘアにアレンジが可能です。
頭皮ケアで使う
『頭皮ケア』を目的に選ぶなら形状はクッションブラシかパドルブラシ、素材は毛質のやわらかい豚毛を選ぶとよいでしょう。頭皮ケアを行うことで血行がよくなり、髪にじゅうぶんな栄養を与え美しい髪の毛をキープ。
また年齢を重ねると頭皮も肌と同じように衰えてたるみがちに。頭皮と顔の皮膚は繋がっているので、頭皮がたるむと顔もたるんでしまいます。効果的な頭皮ケアを行い顔の肌を引き締めましょう。
ヘアブラシのおすすめの使い方
クッションブラシのおすすめの使い方
1.髪の外側から『上→下』の順でとかす
まずは髪の外側から上→下の順番で優しくとかしていきます。ブラシの先端が頭皮にあたっても問題はありませんが、気持ちよいと感じるくらいの強さが目安です。
無理にとかしてしまうと髪の毛が切れてしまうので、絡まってしまった場合は特に優しくとかすのがポイント。
2.髪の内側から、同じように上→下の順に優しくとかす
次は髪の内側から同じように上→下の順番でとかしていきます。絡まった髪の毛は切れないように、優しくとかしてあげましょう。
3.ヘアブラシを内側に入れてブロー
最後の仕上げとしてヘアブラシを内側に入れてブローをしていきますが、髪の状態はすこし湿っているのがベスト。あまり水分が多い状態だと、髪への負担が大きくなってしまうのでバランスが重要です。
頭部を3つほどのブロックに分けて、部分的にブローしていくとやりやすいです。力加減に気をつけて、優しくとかしていくと上手に仕上がります。最後は冷風で形を整えましょう。
スカルプブラシのおすすめの使い方
スカルプブラシはシャンプーをするときに使うヘアブラシで、頭皮をマッサージしながら毛穴の汚れを落とせる便利なアイテム。シャンプーをしていない状態でも頭皮マッサージをするのに最適なので、正しい使い方をご説明します。
1.生え際から後ろに髪の毛を流す
生え際にブラシをあてて、後ろに向かってオールバックをつくるようなイメージで髪の毛を流していきます。こめかみやもみあげの生え際にブラシをそって流すのがポイントです。
2.後頭部に向かってマッサージ
強く押しすぎず適度な刺激を与えながら、後頭部に向かってマッサージをしていきます。頭皮全体に刺激が伝わるように、ゆっくり動かしていくのがコツです。
何度も行うと頭皮に負担がかかるので、数回のマッサージでじゅうぶんです。頭皮の血行がよくなりたるみの改善にも期待ができるので、顔のリフトアップ目的に行うのもおすすめ。