実写映画のような高画質で、さまざまな人気シリーズのゲームが楽しめる『PS4』。遊べるゲームの種類も豊富ですが、PS4本体にもさまざまな種類があります。本体の薄さや本体カラーなどが製品によって異なるため、どれを購入すればいいか迷っている方もいるでしょう。
本記事ではPS4本体について、特徴、選び方、おすすめ人気比較ランキングとあわせて紹介していきます。製品選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください!
PS4本体とは
PlayStation 4 (PS4) はソニー・インタラクティブエンタテインメントが製造している、映画のような高画質でゲームを楽しめる据え置きゲーム機です。2019年度第2四半期の決算発表時に『SONY史上2番目に売れたゲーム機』であることが判明しました。
2019年に販売台数が1億台を超えている、人気据え置きゲーム機です。初代PSが1994年12月に発売されて以来、20年以上経過した現在も多くのゲーマーに愛されています。
PS4とPS3本体との違い
PS4はPS3と比べて、『GPU』、『CPU』、『メモリ』がパワーアップしています。GPUは映像の表示に必要な計算処理を行う、半導体チップです。PS4に搭載されているGPUはPS3よりも高性能なため、高画質な映像を映し出せます。実写映画のような高画質で、ゲームをプレイ可能です。
『CPU』は中央処理装置で、PS4の脳のような役割を果たしています。PS3ではSONYと東芝が共同開発したものを搭載していました。PS4からは大手CPUメーカーAMDが開発したCPUを搭載しています。
CPUが高性能になったのでソフト開発側の負担が減り、ソフトを開発しやすい環境になりました。PS4のメモリはPS3の約8倍です。データの処理が早くなりました。PS4はPS3に比べて高画質で処理能力が高く、ソフトを開発しやすい環境が整っています。
PS4本体とPS4 Pro本体の違いとは
PS4本体とPS4 Pro本体の違いを解説していきます。PS4 Pro本体はPS4本体に比べて、やや価格が高いです。しかし価格が高い分スペックも高くなっています。
詳しく見ていきましょう。
PS4本体とPS4 Pro本体のCPU・GPUの違い
PS4 Pro本体はPS4本体よりも、CPU・GPUのスペックが高いです。CPUはどちらも8コアで変わりません。しかしPS4 Pro本体のCPUは、動作周波数であるGHzの数値が高いです。数値が高いほど処理速度が速くなっています。
CPUと同じくGPUもハイグレードです。GPUの処理能力を表すTFLOPSの数値が、PS4本体の約2倍です。そのため高画質な映像を安定して出力できます。
PS4本体とPS4 Pro本体の4K表示の違い
PS4 Pro本体はPS4本体が対応していなかった、4Kに対応しています。高画質かつダイナミックな映像でゲームを楽しめる製品です。4K対応のモニターで4K対応のゲームソフトを遊べば、より綺麗な映像をゲームを楽しめます。
PS4本体とPS4 Pro本体のフレームレートの違い
PS4 Pro本体はPS4本体よりもフレームレートが優れています。フレームレートとは映像の滑らかさを表す数値です。フレームレートの数値が高いほど、より滑らかな映像を出力できます。
PS4のフレームレートはゲームや通信環境によって異なります。PS4 Pro本体はPS4本体よりもフレームレートが安定している製品です。さらにPS4 Pro本体はブースト機能を搭載しているので、旧作のフレームレートを安定させることが可能です。
動作の激しいゲームで遊ぶ方には、フレームレートが安定しているPS4 Pro本体をおすすめします。
PS4本体とPS4 Pro本体のサイズ・重量の違い
PS4 Pro本体はPS4本体よりもサイズが大きいです。もちろん重量も大きくなっています。本体の重量やサイズは以下の通りです。
・PS4本体:2.0kg、265×39×288mm
・PS4 Pro本体:3.2kg、295×55×327mm
PS4は据え置きゲーム機のため、重量はあまり気にならないでしょう。しかしPS4 Pro本体はコンパクトさに欠けるので、設置場所をあまり確保できない方はPS4本体を選びましょう。
PS4本体とPS4 Pro本体の価格の違い
PS4本体とPS4 Pro本体は、それぞれHDDの容量によって価格が異なります。PS4本体の価格は500GB2万9,980円、1TB3万4,980円です。PS4 Pro本体の価格は1TB3万9,980円、2TB4万4,980円となっています。
500GBはPS4本体のみ、2TBはPS4 Pro本体のみです。1TBの価格はPS4 Pro本体の方が5,000円高くなっています。以下の基準を参考にしてPS4を購入しましょう。
・500GBのPS4本体:価格をより安く抑えたい方向け
・1TBのPS4本体:価格を抑えつつ大きな容量が欲しい方向け
・1TBのPS4 Pro本体:性能重視で価格を抑えたい方向け
・2TBのPS4 Pro本体:より高い性能や大きな容量が欲しい方向け
PS4 Pro本体とPS4 Slim本体の違いとは
PS4 Slim本体はPS4本体とほぼ変わりません。そのためPS4 Pro本体と比べて、CPUやGPUは控えめです。ただPS4 Slim本体はPS4本体よりも重量が300g軽く、稼働音や消費電力が低くなっています。
PS4 Slim本体の画質や処理速度などは、PS4 Pro本体と比べて全体的に低いです。ただPS4のゲームソフトを遊ぶには十分なスペックを備えているので、軽くてコンパクトなPS4が欲しい方はPS4 Slim本体を購入しましょう。
PS4本体とPS4 Pro本体のおすすめポイント
PS4本体のおすすめポイント
PS4本体のおすすめポイントは以下の通りです。
低価格で購入できる
PS4本体はPS4 Pro本体に比べて、全体的な性能が低いです。もちろんその分価格が安いため、より安くPS4を購入したい方にはPS4本体をおすすめします。映像を出力するモニターが小さかったり4Kに対応していなかったりする方にもおすすめです。
サイズがコンパクト
PS4本体はPS4 Pro本体に比べて、本体のサイズがコンパクトです。繰り返しになりますが、設置場所を十分に確保的ない方にはPS4本体をおすすめします。
PS4 Pro本体のおすすめポイント
続いてはPS4 Pro本体のおすすめポイントを紹介します。
高画質でゲームを楽しめる
PS4 Pro本体はGPUのスペックが高いです。さらに4Kにも対応しているため、より高画質で臨場感のある映像でゲームを楽しめます。またフレームレートも高いので、FPSなどの動作が激しいゲームで遊びたい方におすすめです。
ゲーム操作が快適になる
PS4 Pro本体はCPUのスペックが高いため、処理速度が速いです。そのため映像がかくついて止まったりしません。より快適な環境でPS4のゲームを楽しむなら、PS4 Pro本体がおすすめです。
PS4本体・PS4 Pro本体のおすすめの選び方
本体の種類で選ぶ
PS4には通常のPS4本体・PS4 Pro本体の2種類があります。PS4は2019年6月にモデルチェンジしており、薄型になったためPS4 Slimと呼ばれています。製造された年によって薄さが異なるので、コンパクトな製品が欲しい方は2019年6月以降のモデルを購入しましょう。
HDD容量の違いで選ぶ
繰り返しになりますが、PS4は製品によりHDDの容量が異なります。1TBはPS4本体・PS4 Pro本体のどちらにもあるので、以下の情報を基準に選んでください。
・500GBのPS4本体:価格をより安く抑えたい
・1TBのPS4本体:価格を抑えつつ大きな容量が欲しい
・1TBのPS4 Pro本体:性能を重視して価格を抑えたい
・2TBのPS4 Pro本体:より高い性能や大きな容量が欲しい
ゲーム機のカラーで選ぶ
PS4には黒と白の製品があります。またゲームソフトの限定モデルなら、赤や青などといったカラーもあります。部屋のインテリアに合わせたり好みに合わせて、PS4のカラーを選びましょう。