寒い季節に大活躍するアウター『ダウンジャケット』。ダウンジャケットの1番の特徴は、『風を通さず暖かい』ことです。アウトドアやスポーツなど、冬でも外で活動することが多い人は、ダウンジャケットがおすすめです。
今回はそんなダウンジャケットの基本知識や選び方を解説していきます。厳選したおすすめのダウンジャケットもランキング形式でご紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
そもそもダウンジャケットとは
そもそもダウンジャケットとは、寒い季節に必須の主にダウンが使われたジャケットです。まずは基本的なところをおさえましょう。
ダウンとは
『ダウン』とは羽軸のない羽毛のことで、たんぽぽの綿毛のようにふわふわしているのが特徴です。一般的にダウンジャケットの中には、『ダウン』と『フェザー』が併用されています。
フェザーもダウンと同じく鳥の羽ですが、こちらは羽軸はあるものを指します。
機能
ダウンジャケットは、とにかく『保温性』の高さが特徴です。もこもこしない着心地のよいデザインも多く出ています。さらにアウトドアブランドになると、『防水性』を兼ね備えた多機能なモデルもあります。
国産ブランドの魅力
ダウンジャケットは、海外ブランドが多いですが、国産ブランドも負けてはいません。
国産ブランドの魅力は、日本人の体形に合ったサイズ感だということです。ダウンジャケットは着たときのシルエットも大事ですが、海外ブランドは、その国の人のサイズ感に合わせて作られているので、いまいちしっくりこないことも少なくありません。
また縫製が丁寧であることも魅力の1つです。日本の高い縫製技術でつくられているので、安心して着ることができます。
おすすめのダウンジャケットの選び方
機能が優れたダウンジャケットを選ぶ
ダウンジャケットは、防寒はもちろんですが、他にも機能が優れている点があります。防水性や耐水性にこだわったダウンジャケットもあるので、雨雪にも耐えられるようになっています。アウトドアや登山でも使えるでしょう。
ファッション性の高いダウンジャケットを選ぶ
ダウンジャケットは、着たときの全身のバランスがポイントです。上半身のボリューム感がアップしますので、着たときのシルエットやデザインも重視しましょう。
色も自分が持っている服との組み合わせを考えましょう。黒やブラウンなどベーシックカラーが多い場合は、赤や黄色などビビットな色合いを選ぶのもよいですね。普段使いするのか、キャンプや登山などアウトドアで使うのかによっても変わってきますので、用途に応じて選択してみるのがベストです。
おすすめのダウンジャケットメーカー
Moncler (モンクレール)
『モンクレール』は、フランスの老舗ブランドです。モンクレールのダウンジャケットは最高級といわれ、長年ハイブランドとして、信頼と人気を集めています。
TATRAS (タトラス)
イタリア・ミラノのブランド『TATRAS』。ポーランド産の最高品質のダウンを使用し、デザイン性も高いことで人気です。さらに日本も参加しているので、イタリアブランドでありながら、日本人の体形に合わせたダウンジャケットが展開されているのが特徴です。
MooRER (ムーレー)
『MooRER』は、イタリアのブランドです。高級ダウンジャケットの定番になりつつあり、40代以上に特に人気です。 見えない裏側も手を抜かずこだわっています。
NANGA (ナンガ)
『NANGA』は、日本のアウトドアブランドです。本社は、滋賀県にあります。羽毛製品を専門とし、職人がひとつひとつていねいに作り上げています。
おすすめのダウンジャケットの洗い方
ダウンジャケットを長く着るためにも、どのようにケアしたらよいのかも確認しておきましょう。
洗濯表示をしっかりチェック
ダウンジャケットを洗いたいときに、必ずチェックしたいのが、洗濯表示です。その表示を見て、ダウンジャケットが『自宅で洗えるのか』『どのような洗濯方法をすればよいのか』を確認しましょう。
自宅で洗えないとわかったら、そのときはクリーニング屋に持っていきましょう。自宅で洗えるようなら、『手洗い』と『洗濯機』どのような方法で洗えばよいのか見てみましょう。水温の指定もありますので、そのとおりに洗うことが必要です。
手洗い方法
手洗いする場合は、30度くらいの水温で、押し洗いすることがポイントです。何度も力強く押すと、ボリュームがなくなる原因になります。洗面器や洗面台などにダウンジャケットがひたるくらいの水をためて洗いましょう。
また洗剤選びも大事なポイントです。普段使っている洗濯洗剤よりも、専用の洗剤を使うことをおすすめします。
洗い終わったら、バスタオルの上に形を整えて置き、乾いたバスタオルでやさしく押しながら水分をしっかり取りましょう。そのあとは、陰干しすることがおすすめです。
クリーニングに出すのが安心
洗濯表示で自宅洗いできないものはもちろんですが、自宅で手洗いできるものであっても、クリーニングに出すと安心です。自宅で手洗いした場合ですと、しっかり注意してしたつもりでも、ダウンが寄ってしまったり、生地が傷んでしまったりすることがあるかもしれません。
大切に長く着たいのであれば、シーズン終了とともにクリーニングに出すのが、1番安心で確実です。