『24型テレビ』は国内外問わず、各メーカーから数多く発売されています。年々技術も進歩し、優れた機能が付いていたり、インテリアにも馴染むスタイリッシュなデザインが発売されていたりと、バリエーションも豊富です。
またテレビを購入する際は、画面の解像度や録画機能の有無など押さえたいポイントもいくつかあります。そこで今回は、24型テレビの選び方を詳しく解説。おすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
24型テレビは1人暮らしにおすすめ
高さ約30×幅50cmとコンパクトなサイズの24型テレビは、1Rや1Kの部屋に適しています。2LDKなど大きな間取りの部屋ではリビングに置くと少し小さく感じることも。しかし寝室用のテレビとして利用する場合は十分なサイズです。
多機能であっても軽々と持ち上げられるため、部屋の模様替えをしたい時も簡単に移動できます。またテレビゲームのセカンドテレビとして重宝している人も多数。24型テレビは、1人暮らしやサブテレビとして利用したい人におすすめです。
24型テレビにおすすめな部屋の大きさとは
一般的にテレビを見るのに適した距離は、テレビの縦幅×3倍で計算します。24型テレビの適切な視聴距離は約87〜90cm。そのため4畳半から6畳の部屋に適した大きさです。ちなみに24型より一回り大きい32型の最適視聴距離は約117cmなので、7畳〜8畳にぴったり。
32型の次に大きい40型の最適視聴距離は約150cmとなっています。部屋が大きいのにコンパクトなテレビを置いたり、逆に小さい部屋に大きいテレビを置いたりすると、目が悪くなる原因になるので注意しましょう。24型テレビは、子供部屋や書斎、寝室などリビングよりも小さめの部屋に置くのがおすすめです。
24型テレビのおすすめの選び方
解像度で選ぶ
より美しい映像を楽しむ上で重要となる指標は解像度。解像度の主な種類は、『HD(ハイビジョン)』・『フルHD(フルハイビジョン)』・『4K』の3つ。
しかし4Kは24型テレビにほとんど存在しません。そのためより高画質を求めるならフルハイビジョンがおすすめです。遠くから映像を見ても鮮明な画質でテレビを視聴できるため、目が疲れにくいのもポイントです。
録画機能の有無で選ぶ
リアルタイムで好きなテレビ番組を見られない場合、録画機能付きが便利です。外付けHDDを別途購入し、取り付けるのもありですが、録画機能が内蔵されているタイプだと面倒な設定が不要。コードレスなため、お部屋のインテリアにこだわっている人やAV機器が苦手な人にもおすすめです。
録画機能も多彩で、数日分まとめて録画できるタイプや裏番組を録画できるタイプ、2番組同時録画可能な24型テレビも。仕事やバイト、学校生活などで好きなテレビ番組をリアルタイムで見られない方は、ぜひ録画機能内蔵タイプを検討してみてください。テレビと録画機器を別々で購入するより、安くなる場合もありますので、要チェックです。
チューナー数で選ぶ
『チューナー数』は後から変更することができないため、慎重にチェックしましょう。チューナーとは、テレビ放送を受信するために必要な機器のこと。見たい番組が同じ時間帯に放送したり、家族が多くリビングで同じテレビを共有していたりする場合は、チューナー数は多いに越したことはないです。
BS・CSチューナーが内蔵されていれば、地上波と同じく録画ができます。複数番組を同時録画したい人は、チューナー数を確認しましょう。
LEDバックライトで選ぶ
LEDバックライトは画面の見やすさを左右する重要なポイントです。種類は大きく分けて『直下型』と『エッジ型』の2種類。液晶の後ろから光を当てることで多彩な色合いを映し出す役割をもっています。それぞれメリットや特徴があるので、下記で詳しく解説していきます。
直下型
『直下型』は画面の裏側にLEDライトがびっしりと敷き詰められています。ムラなく均一に発色してくれるのが特徴です。明暗のコントラストも綺麗なため、画質にメリハリもあります。
ただし消費電力が高かったり、画面の端が暗くなりやすかったりとデメリットも。部品数が多いためエッジ型に比べて価格も高くなりますが、綺麗な映像を求めている方は直下型がおすすめです。
エッジ型
『エッジ型』は名前の通り、液晶の両端にライトを配置する方式。直下型と比較すると比較的リーズナブルな価格で購入できるのが嬉しいポイントです。
消費電力も少なく、電気代を抑えることも可能。またライトの数も直下型ほど必要ないため、薄型&軽量化しやすくなります。しかし大雑把な制御になってしまうため黒色が白くなりやすかったり、明暗のコントラストがはっきりする映像だとぼやけてしまったりするデメリットも。価格やコンパクトなサイズ感を重視する場合は、エッジ型がおすすめです。
入出力端子で選ぶ
一般的に発売されている24型テレビの入出力端子は『HDMI端子』。1本のケーブルでオーディオや映像をつなぎ、デジタル受信します。
テレビに付随する機器を接続するのに必要なため、何本差し込めるかチェックしましょう。レコーダーやゲーム機を使用する場合は、複数あった方が便利です。
インターネット接続で選ぶ
最近ではテレビの楽しみ方も多種多様になってきており、インターネット接続の有無もテレビを選ぶ上で大切な指標です。インターネット接続に対応していると、アマゾン・プライムビデオやhulu、Net Freaxなどのビデオオンデマンド (VOD)を楽しむことができます。
さらにYouTubeなどの動画を見ることも可能。パソコンやスマホで見るよりも大きな画面で視聴できる上、ソファーなどでくつろぎながら見られるのも嬉しいポイントです。またリモコン操作でネット検索もできるのも魅力。インドア派で休みの日はテレビを見ながらゆっくり過ごしたいという人は、インターネット接続ができる24型テレビを選びましょう。
24型テレビのおすすめメーカー
24型テレビを購入する際は、リーズナブルな価格面を重視するだけでなく、メーカーもチェックしましょう。
下記に日本を代表する安心と信頼の大手メーカーを紹介していきます。
Panasonic (パナソニック)
VIERAシリーズを展開する『Panasonic』。綾瀬はるかさんのCMでもお馴染みです。テレビはもちろん、美容家電や生活家電など多彩なラインナップを展開する日本のトップ電機メーカーなので、安心と信頼があります。リーズナブルな価格で購入しやすい点も魅力です。
三菱電機
録画機能に定評があるリアル (REAL)シリーズを展開する『三菱電機』。日本国内では第4位の売り上げを誇る大手電機メーカーです。24型テレビには録画機能がほとんど付いていないため、購入する際は要チェック。しかし2万円台から購入可能なので、コスパを重視したい方には特におすすめのメーカーです。
SONY (ソニー)
ブラビアシリーズを展開する『SONY』。北川景子さんのCMでもお馴染みのメーカーで、日本国内では日立電気に次いで第2位の売り上げを誇ります。ソニーのテレビはオーディオ機器に力を入れているため、音質には特にこだわりたい人にはおすすめのメーカーです。
SHARP (シャープ)
アクオスシリーズを展開している『SHARP』。薄型でスタイリッシュなデザインもインテリアに馴染みやすく、幅広い世代から支持を集めています。また綺麗な画質で臨場感のあるリアルな映像を楽しめるのも魅力。画質を重視したい方におすすめのメーカーです。
東芝
REGZAシリーズを発売している『東芝』。リモコン操作や番組表の見やすさが人気です。予約をしなくても好きな番組を視聴できる『タイムシフト機能』にも定評があります(ただし24型には対応していません)。機能性や使い勝手のよさを重視したい方におすすめです。