高画質で美しい映像を視聴できる、大画面の50型テレビが人気です。最近では大手国内メーカーだけでなく、海外メーカーからもさまざまな製品のラインナップが出ています。
現在では『液晶テレビ』や『有機ELテレビ』などが主流モデルとして販売されていますが、モデルによって価格や画質に違いがあり、予算や映像の解析度でテレビの種類を選ぶと失敗しませんよ。今回はおすすめの50型テレビの選び方を、スペックの種類別にご紹介していきましょう。
50型テレビのおすすめの選び方
4Kを選ぶ
2018年12月に新4K衛星放送がスタートしてから、ラインナップも豊富になってきた『4Kテレビ』。4Kテレビは、フルハイビジョンの4倍も高精細なテレビです。
テレビは大画面ほど1画素あたりの面積が大きくなり、画素が粗くなるという問題がありました。4Kテレビはフルハイビジョンの4倍の画素数があるので、大画面で見ても高画質な映像を視聴できます。
フルハイビジョンテレビと比べて画面サイズが大きいので、高画質を大画面で楽しみたいなら4Kテレビがおすすめです。価格が高めなので購入時には、慎重に選んでください。
種類で選ぶ
液晶テレビ
『液晶テレビ』は、液晶を使って色を制御する方式を採用。バックライトの光を、液晶パネルの開閉によって調整することで色を作り、画面に映像を映し出しています。プラズマテレビと比べると応答速度が遅く、消費電力は低めです。
常にバックライトを点灯しているため、黒色や物の陰影の表現に関しては、やや難しいのが惜しい点。また応答速度が比較的遅いモデルは映像の滑らかさに欠け、激しい動きがあるシーンでは残像感が残ることもあります。小型化にも対応し、価格も比較的リーズナブルなのでセカンドテレビとしての利用もおすすめですよ。
有機ELテレビ
『有機ELテレビ』は、『有機ELパネル』を搭載したテレビのことです。次世代のテレビとして人気が出ていますよ。有機物を発光させて光と明るさをコントロールする技術で、液晶テレビより黒の発色がよく、はっきりとした映像が実現しました。
また有機ELテレビは残像が少ないため、スピード感ある映像のクオリティがとても高いです。価格は高めで、国内メーカーの場合20万円前後から販売されているので、購入する際には慎重に考えてから決めましょう。テレビ本体は薄く、テレビ台の上などに置く据え置きや、壁にすっきりと掛ける壁掛けなど自由に設置ができますよ。
VOD対応モデルを選ぶ
VODとはビデオ・オン・デマンドの略で、インターネットを経由して映像コンテンツを提供するサービスのこと。代表的なサービスに『Netflix』や『Amazonプライム・ビデオ』『Hulu』などがあります。
インターネットでの動画視聴が欠かせない現代では、たいていの大型テレビにはVODが対応済みです。ただメーカーや機種によってVODサービスに違いがあるので、購入前には事前にしっかりとチェックをしておきましょう。
4Kチューナー内蔵モデルを選ぶ
2018年12月1日から始まった4K衛星放送(BS/CS)サービスの提供により、これまでにない美しい臨場感ある映像を見られるようになりました。現状の4Kテレビのラインナップでは、4Kチューナーを内蔵しているモデルが多いですが、内蔵されていない場合は別途外付けの4Kチューナーが必要となります。
これからテレビを買い替える予定があり、4K衛星放送を楽しみたい方は、4Kチューナーを内蔵しているモデルであることを確認してから購入すると良いでしょう。
50型テレビのおすすめメーカー
東芝
REGZAシリーズで有名な『東芝』。新4K衛星放送対応の4K放送チューナーを搭載し、4K液晶テレビの中でもトップクラスの高画質が魅力です。予約録画をしなくても、見たいときに番組を視聴できる『タイムシフトマシン』にも定評があります。
Panasonic (パナソニック)
VIERAシリーズが好評の『Panasonic』。Panasonicが独自に開発した高画質エンジン『ヘキサクロマドライブ』が搭載されており、画面がとても鮮やかなのが特徴です。ありのままの色が画面上で再現できます。
SONY (ソニー)
BRAVIAシリーズを展開している『SONY』。独自の高画質プロセッサー『X1』により、さまざまな映像を美しく表現します。新開発のアコースティック技術により、映像と音が一体となった新たな視聴体験も楽しむことが可能です。
LG Electronics
『LG Electronics』は韓国の総合家電メーカーで、有機ELテレビのパネルを生産している企業です。有機ELテレビでは、世界シェアNo.1になります。最新技術を駆使した圧巻の映像美が人気ですよ。