ほどよいサイズ感で、選びやすい大きさが『40型テレビ』です。多くのメーカーが取り扱うので、どの40型テレビを購入しようか悩んでしまいます。機能面や種類など確認することが多くあります。今回は、40型テレビの選び方について詳しく解説し、同時におすすめの商品を紹介します。40型テレビの購入を検討している方は、ぜひチェックしてください。
40型テレビがおすすめな環境とは
40型のテレビを視聴するにあたり、おすすめの環境が知りたい方が多いでしょう。テレビを選ぶときに参考にしたいのが、視聴距離の確認です。
テレビ画面の高さからおよそ3倍の距離が最適な環境となります。40型のテレビの高さは約50cmですので、1.5mの距離から視聴するのが理想です。ソファやテーブルの位置により多少の違いが出てきますが、40型のテレビがちょうどいい部屋の大きさは6~8帖になります。
40型テレビのおすすめの選び方
種類で選ぶ
フルハイビジョン
一般的になった『フルハイビジョン』対応テレビは、以前に比べて価格が抑えられており、画質もきれいで十分な性能です。画質にこだわりがなく、なるべく低価格のテレビを購入したい方のはおすすめのテレビです。
解像度は1920×1080となっており、細かな映像を楽しめます。普段のテレビ番組やDVD視聴の際もストレスなく視聴することが可能です。
4K
目にすることが増えた『4K』対応の40型テレビは、なんといっても画質のきれいさがポイントです。フルハイビジョンに比べると4倍ほど高精密な映像をみることができるので、とにかく映像美を楽しみたい方におすすめです。
フルハイビジョンと比べると価格が高く、基本的には地上波のテレビ番組はまだ4Kに対応していません。BSなどでは徐々に4Kに対応しているので、BSをよくみる方はきれいな映像を自宅でみられます。
LEDバックライトで選ぶ
直下型
『直下型』は、テレビ画面の後ろ部分にLEDをたくさん設置して、均一の明るさにしてくれます。色ムラが少なくなり、高発色の映像を楽しめます。コントラストをしっかりと出せるので、奥行きのある画質です。
部分駆動搭載のテレビなら、細かい調整ができるので明るさをより引き立たせることができます。全体にLEDを設置しているため、価格や消費する電力が高くなってしまいます。
エッジ型
『エッジ型』は直下型とは違い、左右か上下にLEDを設置しています。導光板を使用して光をいれています。LEDのコストが少なくなるので、価格も抑えられスリムなデザインが多いです。消費電力もその分少なくなり、省エネになります。
映像の美しさで比べてしまうと直下型の方が上です。画質に強いこだわりがなく、スリムなデザインのテレビが好きな方は、エッジ型をおすすめします。
録画機能で選ぶ
多くの方がテレビの『録画機能』を使用しますが、テレビ本体に録画機能がついている商品と、外付けHDDなどに対応している商品などがあります。現在は録画機能つきの40型テレビが多くありますが、容量が足りない可能性が高い場合は、外付けHDDなどに対応しているテレビを選びましょう。
スペシャル番組や映画などを録画したい方は、容量が大きい外付けHDDを選ぶと安心です。テレビ本体にも録画機能があり外付けHDDも使用する場合は、録画先の確認を忘れずにしましょう。
チューナー数で選ぶ
テレビ番組を視聴が好きな方は、『チューナー数』をチェックが必須です。チューナー数が多いと、みたい番組が重なってしまった際に安心です。同時に録画できるので、家族でテレビを共有している方は3チューナー以上をチョイスしましょう。
違う局の番組を予約する際に、前番組と少しでもかぶっていると、録画が切れてしまいます。そうした失敗を少なくするためにも、チューナー数はなるべく多い40型テレビを選ぶといいでしょう。
インターネット接続で選ぶ
インターネットでは主流となったYoutubeや動画配信サービスですが、インターネットの接続に対応しているモデルなら、より大きい画面で楽しむことができます。
無線LANが内蔵されており、自宅でもWi-Fiを使っている場合は、配線が必要ないのでテレビ周りがスッキリします。普段からYoutubeなどをみている方は、インターネット接続対応40型テレビを候補に入れましょう。
重量で選ぶ
以前のテレビに比べるとずいぶん軽量化が進んでいますが、40型テレビは20kg前後の重量があります。壁掛けテレビとして設置する場合は、使用する金具の耐荷重の確認が必要です。
テレビ台を使う際にも耐荷重を確認し、耐えられる重さの40型テレビを選びましょう。テレビ台には、テレビ以外にも外付けHDDやゲーム機を置く場合がありますので、耐荷重に余裕がある商品が安心です。
音質で選ぶ
テレビで映画やライブ映像をみることが多い方は、音質にこだわりたいと考えるでしょう。音質はスピーカーの種類や個数、設置位置などで変わってきます。テレビ画面の下部や側面に大きなスピーカーが内蔵されているタイプは、多少画面が大きくなるものの、臨場感溢れるサウンドが広がります。
メーカーの独自の音質向上技術を採用した商品も発売されているので、候補の40型テレビのスピーカーについても調べておきましょう。
保存容量で選ぶ
現在発売されている40型テレビは、録画機能が備わったモデルを選ぶことができます。一般的な保存容量は、500GB〜2TBです。普段あまり録画をしない方なら、外付けのHDDがなくても保存容量が足りるでしょう。
500GBなら約62時間ほどの録画が可能です。1TBでは約125時間、2TBともなると約251時間の録画できます。映画や長時間の番組を録画したい方は、容量が多いモデルがいいでしょう。
40型テレビのおすすめメーカー
Panasonic (パナソニック)
『VIERA』シリーズを発売している『Panasonic』は、機能面も優れています。リモコンには音声操作機能がついているなど、利用者がより便利に使えるよう工夫されています。
2つの番組の同時録画にも対応しており、高画質の映像はさまざまな角度からみやすいIPSパネルを採用しました。
SONY (ソニー)
『SONY』のテレビは、映像・音質ともにこだわったブラビアシリーズです。独自映像技術の『エンジンX-Reality PRO』を搭載し、圧縮時の映像をしっかり再現して美しい映像として映し出します。
声の大きさを視聴しやすくコントロールし、高低音の出力を一定にするなど、高音質な『S-Masterデジタルアンプ』を採用しています。
SHARP (シャープ)
AQUOSシリーズの『SHARP』は、8Kテレビの販売もスタートするなど、他社をリードしています。『AQUOSタイムシフト』を採用し、見逃してしまったシーンの再生が可能です。
現代らしいAIの『ココロビジョン』を取り入れ、好みを学習しておすすめ番組を教えるなど、視聴者のことを考えた機能も充実しています。
三菱
『REAL』シリーズを販売している『三菱』は、便利な機能にも力を入れています。2TBのHDDを搭載し、4Kやインターネット接続にも対応するなど、欲しい機能を詰め込みました。
もちろん音質にもこだわり、迫力のある音響と美しい映像を楽しめます。高音を補正して聞き取りやすくする『声ハッキリプラス』を採用しています。
東芝
『東芝』は『REGZA』シリーズを販売しており、他社とは少し違う機能があります。タイムシフトマシンで録画した過去番組表は、放送された時間に関係なく表示された全ての視聴が可能です。
この録画機能を使えば、今放映中の見逃した冒頭部分などを再生することもできます。