これからひとり暮らしをしようと考えている方、テレビの買い替えを考えていてサイズに悩んでいる方、そんな方にオススメのサイズはどの大きさなのでしょうか、それはズバリ『32型』です。
この記事では画質や機能、値段やテレビまでの距離、さまざまな角度から32型テレビがコストパフォーマンスに優れている理由を徹底的に解説し、最後にはオススメの32型テレビ10選を口コミやレビューをそえてご紹介致します。
32型テレビは1人暮らしにおすすめ
なぜ『32型テレビ』は一人暮らしに最適なのかというと、それは部屋の広さと関係があります。
テレビの大きさと距離は密接な関係があり、32型テレビの場合、最適な視聴距離は約120cmになり、仮に6畳の部屋にテレビを置くとすると部屋の寸法は長い部分で約350cmです。
ソファやベッドなどの家具を置くことを考えると120cmというのは、6畳間で見るにはちょうどいい大きさということなのです。
32型テレビはコスパの高さもおすすめポイント
コスパの良さで考えても32型テレビはオススメです。
『ハイビジョン』と『フルハイビジョン』が現在32型テレビの主流になっているのですが、『ハイビジョン』なら3万円前後の価格帯、『フルハイビジョン』でも5万円前後と購入しやすくなっているうえに、スポーツ観戦や映画鑑賞なら32型でも十分満足できる迫力を味わえます。
またテレビのサイズがちょうどいいサイズになることで、圧迫感のないすっきりとしたレイアウトになり、他の家具の配置もしやすくなります。
32型テレビのおすすめの選び方
一口にテレビを選ぶといっても、各メーカーやモデルごとに性能や機能にこだわりがあり、人によっても重視するポイントはさまざまです。
テレビを選ぶときはどんなポイントに注意するべきか、自分に必要な機能は何なのかを知ることで、世の中にたくさんあるテレビの中から、自分が買うべきテレビを絞り込むことができるようになります。
以下では各機能ごとにメリット・デメリット、特徴などを紹介いたしますのでテレビ選びの参考にしてみてください。
画質で選ぶ
テレビを選ぶ際に多くの人は画質を重視するかと思われます。なんといってもテレビですから、画質は最重要項目といってもいいくらいです。
ですが現在はさまざまな種類のテレビが溢れていて、『ハイビジョン』、『フルハイビジョン』、『4K』とどれを選んだらいいのか分からなくなってしまいます。それぞれどのような違いや特徴があって値段はどれくらいなのか、画質ごとに分けてご紹介いたします。
ハイビジョン
『ハイビジョンテレビ』は1366×768ピクセルの約100万画素の画質のテレビで価格は約3万円前後のものが主流です。
画質はフルハイビジョンのテレビに比べると多少落ちるとはいっても、一昔前までは最上級の画質だったこともあり、普通に視聴するぶんには十分すぎるほど綺麗な画質です。
特に画質にこだわりがなく、とにかく値段をおさえたい方はハイビジョン画質のテレビをおすすめします。
フルハイビジョン
『フルハイビジョンテレビ』は1920×1080ピクセルの約200万画素の画質のテレビで、価格は約5万円前後のものが主流です。
画素数がハイビジョンの約2倍もあるので、それだけ画質は鮮明で、映画なども大迫力の画面で楽しむことができます。
現在、映像作品はフルハイビジョンでの制作が主流ですので、大抵の映画・ドラマは十分に楽しめます。フルハイビジョンモデルあたりからバックライト方式もエッジ型から直下型に切り替わるモデルもあるので、映像にこだわりのある方はフルハイビジョン画質のものを購入するのがオススメです。
4K
『4Kテレビ』は32型ではまだラインナップはないですが、3840×2160ピクセルの約800万画素というフルハイビジョンの4倍の画質をもつ、画面のきれいさが圧倒的なモデルです。
ここまでくると画質に対する文句はつけようがありません。4K放送を多くしている衛星放送や動画配信サービスを多く視聴される方には大変おすすめですが、値段も高めでフルハイビジョンよりも高価なため、値段を抑えたい方にはあまり向かないかもしれません。
録画機能で選ぶ
仕事や家事で放送時間にテレビを観れず、録画を観る機会が多い方はテレビの『録画機能』に注目してみましょう。
HDDが内蔵されていてテレビ単体で録画ができるモデルも最近は豊富にあります。HDDが内蔵されたテレビでは、テレビ単体で録画をすることができるためお手軽に録画可能です。
ですが、HDDの容量がいっぱいになると過去の録画を削除して容量をあける必要がでてきます。より多くの番組を録画して残しておきたいという方は、後述する外付けHDD対応のモデルと比較してみるとよいでしょう。
ネット通信機能で選ぶ
近年ではYouTubeやHulu、Netflixといった動画配信サービスが豊富でコンテンツも充実しているため、テレビ視聴はあまりしないけれども、動画視聴は多いという方も多くなっています。
ネットでの動画視聴が多い方はPCで十分という方もいらっしゃるかもしれませんが、ネット通信機能があるテレビを選ぶことで、きれいで大きな画面で視聴できるだけでなく、テレビでチャンネルを選ぶように手軽に動画視聴ができる様になります。
YouTubeやNetflixにボタン一つで接続できるようになっていたりするモデルもありますので、ネットで動画をよく見る方はテレビを選ぶときはネット通信機能に着目してみるのも選択肢の一つです。
外付けHDD録画機能の有無で選ぶ
内蔵のHDDでは容量が足りないという方には『外付けHDD』で録画できるモデルがおすすめです。
外付けHDDに録画をする場合はHDDを別途購入する必要がありますが、容量の大きなHDDを取り付けたり、複数のHDDを用意することでたくさんの番組を録画できるメリットがあります。
外付けHDD録画に対応している場合、接続はほとんどがUSBポートにUSBケーブルを差し込むだけなので難しい捜査は必要ありません。
どちらにするかはご自身の視聴スタイルで選ぶとよいでしょう。
チューナー数で選ぶ
連続テレビドラマを録画している最中に裏番組で別に録画したい番組があったけど、裏番組録画に対応していないモデルだったため、泣く泣くあきらめたという経験をしたことがある方は多いと思います。
そんな方はテレビの『チューナー数』を確認してみましょう。ダブルチューナーが搭載されているテレビなら裏番組の録画もできるため、連続テレビドラマを録画している中、急に裏番組を録画したくなっても同時に録画できるようになります。
端子で選ぶ
『HDMI』や『USBポート』、ネット接続対応モデルの場合は『LANポート』など、様々な端子がテレビには差し込めるようになっています。
HDMIやビデオ端子はほとんどのテレビに差し込めるようになっていますが、周辺機器や使用状況によっては足りなかったり、差し込むポートが無かったりする場合があるので、事前に自分が持っている機器やゲーム機の確認は忘れずにしましょう。
サイズで選ぶ
画面のサイズは同じ32型でもスタンドやフレーム部分のサイズの違いで、大きさが違うということはよくあります。例えばバックライトの方式が直下型の場合、前面にLEDが入ることになるので奥行きが長めになりやすいです。
設置場所のスペースを確認し、実際にテレビが設置できるかどうかを確認しましょう。
テレビ台の奥行きが狭い、作り付けのテレビ台しかないなどの理由で置くスペースが限られている場合は、画面サイズ以外のサイズにも注意するようにしましょう。
重さで選ぶ
壁に設置する場合や天井から吊るす場合は重さが重要になります。壁や天井から吊るすと本来テレビを置く場所に他の家具を置けたり、テレビの圧迫感が薄れるため、部屋のレイアウトがすっきりし、おしゃれな部屋に見えます。
設置用の器具の耐荷重量をオーバーしないように軽いテレビを選ぶのがポイントです。
バックライトタイプがエッジ型のものだとLEDが上下または左右にしか配置されないため、重量が軽くなるケースが多いので、壁や天井に設置する場合は選択肢の一つとして考慮してみるのも良いでしょう。
32型テレビのおすすめメーカー
SONY (ソニー)
海外でも人気の高い世界の『SONY』は自社ブランドの『BRAVIA』を展開して高品質のテレビを生産しています。
独自の高画質プロセッサーを搭載し、きめ細かい映像と美しい色彩を実現した他、デザインと音質にも優れていて、さらに同じSONY製品との親和性も良好です。
Panasonic (パナソニック)
とにかく使いやすさにこだわったユーザーファーストの製品づくりをしている『Panasonic』。
自社ブランドの『VIERA』はインターネットでの動画視聴や、レコーダーなどの周辺機器との連携にも優れているうえ、スタイリッシュなデザインでインテリア性にも優れています。
東芝
『東芝』は過去番組を見返すことのできる『タイムシフトマシン機能』で、見逃した番組や時間に間に合わなかった番組も視聴できます。
自社ブランドのREGZA二は高解像エンジン『レグザエンジン』を搭載しており、リアルな映像美を実現しています。
SHARP (シャープ)
世界初の8K液晶を発売するなど、いまだにその勢いの衰えない高品質な亀山工場の液晶は『液晶といえばSHARP』といわれるほど、確固たる地位を築いています。
統一ブランドの『AQUOS』はテレビと周辺機器やスマートフォンとの連携もスムーズに行え、ユーザーにストレスフリーな体験を味わわせてくれます。
HISENSE
日本ではまだ知名度の低さが否めませんが、世界的には有名な中国メーカーの『HISENSE』は、コストパフォーマンスに優れた低価格の良質なテレビを生産しています。
横から見てもきれいに見えるIPSパネルや、重低音を増幅する『スーパーバス』など、独自の機能も魅力のメーカーです。
LG Electronics
『LG Electronics』はテレビ以外の製品も豊富な韓国のメーカーでその売りはなんといってもデザインのコンパクトさです。
厚さ3mmという驚異的な薄さのテレビは他のメーカーにはマネのできないナンバーワンでオンリーワンな技術をもつ至高のメーカーです。