おすすめBEST編集部 暑い夏が終わり涼しくなってゴルフを存分に楽しめる季節になりますね。「FW (フェアウェイウッド)だと球が弱くなってしまう」「ロングアイアンが苦手」「芯を外したりミスが多くなってしまう」などの悩みはありませんか？
そんな方におすすめなのが、『ユーティリティ』です。ユーティリティは弾道が高く曲がりにくいので、コースを回る時にピッタリ。このページではユーティリティの特徴やおすすめのユーティリティをご紹介します。
ユーティリティとは
『ユーティリティ』が開発されたのは今から30年前。ゴルフの歴史で言うと比較的最近開発されたゴルフクラブです。ユーティリティの開発により、短い距離を打つのが難しいロングアイアンを使わずにやさしく打てるようになりました。
アイアンの変わりとして使う場合は、フックやスライスをかけたい時や芝の上から打つ時には向いていないので、注意が必要ですがユーティリティを得意クラブにするとスコアアップが目指しやすくなります。
ユーティリティの役割
ユーティリティが役割を発揮するのは、残り200ydくらいの場所です。フェアウェイウッドとアイアンの間の飛距離を少なくしてくれます。英語のユーティリティを日本語に訳すと、「万能で役に立つ」「便利」などの意味があります。
その意味と同じように、使いやすくて役に立つクラブがユーティリティです。3番、4番のアイアンに相当する距離を打ちたい方や、芯を外してしまう場面が多い方にもピッタリ。アイアンの「方向を調整してやさしく打てるバージョン」と思っていただくと分かりやすいです。
ユーティリティの種類
下記に詳しく記載しますが、ユーティリティにはウッド型とアイアン型の2種類があります。両社の違いはヘッド。ヘッドが違うことで操作性や飛距離に差がでてくるのが特徴です。
操作性を重視したい方にはアイアン型、やさしく球を高くあげてやさしく打ちたい方にはウッド型がおすすめ。ただ、ウッド型でも小ぶりヘッドのユーティリティは操作性を重視するためにできているので、上級者向けになります。テレビの影響からか、ウッド型のユーティリティの方が人気です。
ヘッドの形状の違い
上記でも記載しましたが、ヘッドには『ウッド型』と『アイアン型』があります。『ウッド型』のユーティリティは微妙な距離の調整に優れていて、『アイアン型』はボールに対するフェース角度がキレイで操作性に優れています。
操作性を重要視したい方には『アイアン型』、やさしく打ちたい方には『ウッド型』というように好みや用途によって買い分けるのもおすすめです。ウッド型は芯をとらえずとも飛んでくれるので、初心者の方でも使いやすいのが特徴です。
おすすめのユーティリティの選び方
ゴルフクラブは決して安くありません。なので「せっかく買ったのに使いこなせない。」という状況は避けたいと思う方も多いと思います。一言でユーティリティと言ってもヘッドが2種類あるように全ての方がどれでも合うと言うわけではありません。
では、ユーティリティはどう選ぶのが良いのでしょうか？失敗しないユーティリティの選び方は下記の通りです。
・ロフト角で選ぶ
・シャフトで選ぶ
・HP値で選ぶ
・重量で選ぶ
それぞれ詳しく説明したいと思います。
ロフト角で選ぶ
まず、大切なのは『ロフト角』です。これは必ず確認した方が良いです。角度が上がると飛距離が出なくなるので、思っている成果が出なくなってしまいます。ロフト角の調べ方ですが、まずは今自分が使っている5番のフェアウェイウッドとアイアンの角度を調べましょう。
角度の差があるので、2つの真ん中くらいの角度を選ぶと自分に合うユーティリティが分かります。思っていたイメージと違うといったことにならないようにする為にはロフト角が重要です。
シャフトで選ぶ
次に大切なのが、『シャフト』です。ユーティリティには、『カーボンシャフト』・『スチールシャフト』という2種類のシャフトがあります。どう選ぶかと言うと、今使っているアイアンとウッドに合わせてそろえるのがポイント。
アイアンとウッドが『カーボンシャフト』の場合は、ユーティリティも『カーボンシャフト』を選びましょう。アイアンとウッドのシャフトが違う場合は、アイアンが得意な場合は、スチール、苦手な場合はカーボンにすると比較的扱いやすくなります。
FP (フェース・プレグレッション)値で選ぶ
そして『FP』の値で選ぶのも大切です。FP値はシャフトの真ん中の線を伸ばした先からリーディングエッジまでどのくらい離れているかを数値で表しています。
FP大きいと出っ歯と呼ばれる形状になり、芝からボールを拾いやすく、高弾道に。逆にFP値が小さいと、フェースが返ってきてインパクトしやすくなるので、弾道が低く、強くなります。なので、つかまってしまったボールを打ちやすくしてくれます。他のクラブとの用途や使う場面に応じて選ぶようにしましょう。
重量で選ぶ
最後に大切なポイントは重量です。シャフトを選ぶ際にもポイントになりますが、シャフトが重すぎても軽すぎてもミスにつながってしまいます。軽いと手元が浮きやすくなり、逆に重いとオーバースウィングになりやすくなってしまう。
なので、重量で選ぶ時に参考にするのが、フェアウェイウッドとアイアンの重量です。
・フェアウェイウッドより10～20g重い
・アイアンより10～20g軽い
というのが理想の重量です。
フェアウェイウッドとアイアンの間くらいの重量を選ぶと比較的使いやすくなります。
