現在世界中でさまざまなスマホが販売されていますが、なかでも今注目を集める『中華スマホ』。中華スマホとはその名の通り、中国で製造されたスマホのことで、低価格・高スペックと噂されています。
この記事では中華スマホの注目の理由を特徴やメーカーの観点から解説し、選ぶ上で押さえておきたい重要ポイントもご紹介していきます。厳選したおすすめ商品も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
中華スマホの特徴
『中華スマホ』には、主に特徴として挙げられる点が3つあります。ここからは、中華スマホの購入を検討している人や、興味がある人はぜひ押さえておいてほしい最大の特徴をピックアップして紹介していきます。
コストパフォーマンスが高い
中国には『深セン市』、通称『中華のシリコンバレー』といわれる地域が存在します。中国は今やスマホ王国となっており、今なお多くの機種が誕生しているのです。
各メーカーが熾烈な価格競争を続けており、『低価格』と『高品質』を極限まで追求したスマホが続々と開発されているという背景から、中華スマホ最大の特徴が、『コストパフォーマンスの高さ』といえるでしょう。
カメラ機能がケタ違い
中華スマホはカメラ開発に特に力を入れており、『AIカメラ』のような新機能や、『トリプルカメラ』・『クアッドカメラ』のような多レンズ型の機種も登場しています。
広角カメラは4,000万画素、超広角は2,000万画素、そして望遠は800万画素といったように、一眼レフさながらの高画質カメラが、中華スマホの大きな魅力といえます。
処理能力が高い
スマホの作業スペースを表す『RAM』が6GB以上搭載されているのが中華スマホの特徴です。
容量の大きいゲームを楽しむのであれば、中華スマホは最適です。ゲーマーたちからは、『iPhoneではなく中華スマホを使う』といわれているほどで、世界的にシェアを占めつつあります。
ちなみに日本で製造されているスマホであれば、6GBのRAMを搭載しているスマホは10万円を超えるものが多いですが、中華スマホは10万円を下回るものが当たり前です。
中華スマホを選ぶ際の注意点
高性能な中華スマホですが、購入する際は、ぜひ注意してほしいポイントもあります。ここからは、中華スマホを選ぶ際の注意点を挙げていきます。
対応周波数帯
スマホを活用するうえで、ぜひ知っておいてほしいのが対応している『周波数帯』です。
NTTドコモやソフトバンク、auといったキャリアにも、使用できる周波数帯が割り振られています。周波数帯は『Hz』という単位で表されており、これらに対応していなければデータ通信は行えません。
中華スマホの製品詳細に、対応している周波数帯が記載されているので、事前にきちんと確認しておいてください。
技適マーク
『技適マーク』とは総務省によって定められている技術基準適合証明と、技術基準適合認定のどちらか、または両方を得ているか証明するものです。
ご存知でない方も多いですが、この技適マークがないスマホなどを使っている場合、電波法違反となり使用できません。法律で禁止されているので、購入前はきちんと認定されている製品か確認する必要があります。
中華スマホのおすすめメーカー5選!
Xiaomi
2010年に設立されたメーカーで、高性能でありながら価格の安いモデルを扱っているのが特徴です。見た目もスタイリッシュで、Apple社のiPhoneに似ている点も人気を獲得している理由となります。
中華スマホのなかでも、今もっとも勢いがあり注目されているメーカーです。
UMIDIGI
2014年に誕生したメーカーで、中華のシリコンバレーといわれる深セン市に本社があります。
ヨーロッパや中東、さらにはアフリカなど世界各国に展開しており、日本製の部品を使っているのが特徴です。高性能なスマホが多く、世界から支持されているモデルを扱っています。
HUAWEI
1987年に設立された通信機器メーカーで、日本でも非常に有名で名前を知っている人も多いです。
日本国内ではドコモがHUAWEIのスマホを扱っており、スタイリッシュなデザインや性能の高さが評価され人気を集めています。
OPPO
2004年に設立され、携帯電話の市場に入ってきたのは2008年と、比較的歴史の浅いメーカーです。急激な成長をみせており現在では世界21の市場で取り扱われています。
世界中で1億人以上のユーザーがいる人気メーカーとなるため、ぜひチェックしてみてください。
ASUS
厳密には中華メーカーではなく台湾のメーカーですが、日本国内でもみかけることが多く、スマホだけでなくパソコンも販売されています。
ハイスペックだけでなくミドルスペックの製品もあり、用途によって選べる幅が広い点が魅力といえます。