XMで口座が凍結される原因と解決策を徹底解説！

久しぶりにXM口座にログインすると、「口座が凍結されている」という文言が表示され、ログインできないことがあります。

本記事では口座凍結の内容とその原因、及び解決策について解説していきます。

結論として、唯一の解決策は口座開設ページから新規口座を開設することです。

XM口座の凍結とは？

XM口座は一定の条件下において、口座が凍結されてしまいます。
凍結された口座は再度復活させて取引することはできず、貯まっていたボーナスやXMPポイントも無効化されてしまいます。

凍結された口座にアクセスすると、次のような注意書きが会員ページに表示されます。

XM口座が凍結される原因

XM口座は次の2つのケースにおいて凍結されてしまいます。

• 長期間取引されなかった場合
• 規約に違反した場合

それぞれ順番に確認していきましょう。

長期間取引されなかった場合

XMでは取引や入金がなく、口座残高が0の状態で90日間経過した際に口座凍結が執行されます。

休眠口座に関しては次の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。

XMで口座が休眠となる原因と解決策を徹底解説！XM口座では一定期間、取引・入出金がない場合、休眠扱いとなります。休眠口座をそのまま放置してしまうと、口座維持手数料がかかったり、最終的に凍結されたりするため、早急な対応が必要です！...

規約に違反した場合

XMで定められた次のような規約に違反した場合、口座凍結が執行されます。

• 他口座間での両建て取引の禁止
• 経済指標発表や週明けの窓開けを利用したハイレバレッジ取引の禁止
• 他人になりすましたボーナスの二重受け取りの禁止
• 裁定取引の禁止

他口座間での両建て取引の禁止

FXトレーダーの中には両建て手法を好む方もいらっしゃいます。
もちろんXMでは同一口座内では両建ては認められています。

しかし、他口座間での両建ては禁止されています。
他口座間での両建てはXMの特徴であるゼロカットを悪用できるためです。
ゼロカットでは口座残高以上の損失が出た場合、追証が0となるセーフティシステムです。
もし、他口座間で両建てした場合、一つの口座ではゼロカットで損失が限定される一方、もう一つの口座では利益を損失以上に伸ばせます。
これはXM側が一方的に損失を被る形となるため、規約上禁止されています。

経済指標発表や週明けの窓開けを利用したハイレバレッジ取引の禁止

経済指標発表直後や週明けは為替が急激に動きやすいタイミングです。
その際にハイレバレッジでポジションを持つことで、非常に大きな利益、あるいは損失を生み出せます。
しかし、XMが提供しているゼロカットの恩恵により、損失だけは口座残高分に限定されます。

つまり、このハイレバレッジ取引も他口座間の両建て同様、XMが一方的に損失を被る形となるので、規約上禁止されています。

他人になりすましたボーナスの二重受け取りの禁止

こちらは倫理上、当然ではありますが、他人になりすまして口座開設ボーナスや入金ボーナスを受け取ることは禁止されています。

裁定取引の禁止

一般的なFX業者でも禁止されている通り、XMでも裁定取引(アービトラージ)は禁止されてます。
裁定取引とはFX業者間でのレート(スプレッド)の微妙な差異を突いて、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得する方法です。

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以上4つの規約に違反した場合は口座凍結されることがあるので、注意してください。

XM口座が凍結された場合の解決策

XM口座が凍結された場合、唯一の解決策は口座開設ページから新規口座を開設することです。
凍結された口座そのものを復活させることは決してできません。

XM口座凍結時に口座を新規開設した際の注意点

XM口座を凍結された際に口座を新規開設した際の次の点に注意してください。

• 新規口座開設ボーナスがもらえない
• 入金ボーナスは以前の凍結口座の条件を引き継ぎ

それぞれ順番に見ていきましょう。

新規口座開設ボーナスがもらえない

XMでは新規口座開設ボーナスとして全員に3000円が付与されます。
しかし、このボーナスはあくまで「新規」開設者が対象で、過去にXM口座を開設したことがある人は対象外です。

そのため、口座凍結時に再度口座を開設したとしても、新規口座開設ボーナスはもらえません。

入金ボーナスは以前の凍結口座の条件を引き継ぎ

XMの魅力である入金ボーナス(最大50万円)ですが、口座凍結後に新規開設した口座では、凍結口座の入金ボーナス条件がおそのまま引き継がれます。
例えば、凍結口座で既に10万円分の入金ボーナスを受け取っていた場合、新規口座では50万円 – 10万円 = 40万円までしか入金ボーナスを受け取れません。

凍結口座分の年間取引報告書をMT4/MT5から取得できない

最後に凍結口座で個人的に最大の難点だと感じるのが、確定申告用の年間取引報告書を自身で取得できないことです。
通常であれば、MT4/MT5から年間取引報告書を出力します。
しかし、凍結口座にはログインすらできないため、年間取引報告書を出力できなくなります。

そのため、手間はかかるものの、こちらからXMサポートへ連絡して、年間取引報告書を作成してもらうよう依頼しましょう。