『6インチタブレット』は片手で操作ができ、携帯性に優れています。スマホ代わりに使うことができ、1台で2役の機能を果たすことも可能です。サイズはスマホより一回り大きく、自宅はもちろんのこと、出先で動画視聴やゲームを楽しみたいときにも最適。
大型タブレットより価格が安く、コストパフォーマンス重視で選びたい人にとっても魅力的なのではないでしょうか。今回は6インチタブレットのおすすめの選び方、人気商品ランキングをご紹介します。
6インチタブレットとファブレットとの違い
6インチタブレットを探していると、しばしば『ファブレット』と表記された商品が見つかります。ファブレットとはスマホとタブレットの両方の機能を備えたデジタル機器で、大きさは5.5インチ(または5インチ)以上7インチ未満です。
『Phone』と『Tablet』を掛け合わせた造語で、厳密にはスマホの一種に分類されます。
ファブレットとタブレットは見た目上よく似ていますが、大きな違いは通話機能です。ファブレットはスマホの一種なのでもともと通話機能が備わっています。一方タブレットは通話アプリをインストールすると通話できますが、一般的には通話機能はついていません。
スマホとタブレットを兼ね備えたデジタル機器がほしい人はファブレットを、スマホとタブレットを分けて持ちたい人は通信機能のついていないタブレットを選ぶといいでしょう。
6インチタブレットのおすすめの選び方
通信方式で選ぶ
セルラーモデル
『セルラーモデル』はSIMカードを挿入すればネット回線に接続できるモデルです。どこでも通信可能なので、外出先などWi-Fi接続ができない場所でも使用できます。
セルラーモデルはWi-Fiとも接続できるため、自宅やカフェなどWi-Fi環境が整った場所ではWi-Fi接続に切り替え可能です。
Wi-Fiモデルと比べると値段はやや高めですが、ポケットWi-Fiを持っていない人や、外出先でタブレットを頻繁に使用する人ならセルラーモデルのほうが使い勝手がいいでしょう。
Wi-Fiモデル
『Wi-Fiモデル』はWi-Fi環境が整った場所でのみインターネット通信ができます。主にWi-Fi環境のある自宅やオフィスで使用する人におすすめです。無料でWi-Fi環境を提供しているコンビニやカフェ、施設などで使用すれば通信料金がかかりません。
ただしWi-Fi環境がない場所では、スマホのテザリング機能を使えば使用できます。テザリング機能とは、スマホをWi-Fiルーターのように経由してインターネットにアクセスできる機能のことです。外出先で使用する頻度が少ない人はWi-Fiモデルでも十分対応できるでしょう。
OSで選ぶ
Android
『Android』はGoogleが開発したOSです。スマホやタブレットに搭載されており、世界中に多くのユーザーがいます。AndroidはGoogleが無償提供しているため、すべてのメーカーで使用できるのが特徴です。そのため他のOSを搭載したタブレットより価格が安く、費用を抑えたい人におすすめできます。
またウィジェットを活用すればホーム画面のカスタマイズが可能です。端末の種類が多いため、多くの製品の中から選べるという楽しみもあります。
iOS
『iOS』はAppleが開発したOSで、iPadやiPhoneなどに使われています。感覚的に使えるデザインで子どもからお年寄りまで使いやすく、タブレット初心者も安心です。安定性、安全性に優れており、アプリは開発基準が厳しいため質の高いものがそろっています。
Androidと比べると端末の種類が限られており、価格もやや高めです。しかしiPhoneやMacを使っている人ならアカウントやアプリの連携がスムーズで、利便性が高いというメリットがあります。
Windows
『Windows』はMicrosoft製のOSです。パソコンのOSとして知名度が高く、世界シェアはNo.1。Windows搭載のタブレットがあれば、普段使っているパソコンのソフトを共有できます。
ただしアプリは少ないので、WordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft Officeソフトをメインで使いたい人向けです。他のOSを搭載したタブレットより価格は高めですが、サブPCとして仕事やプライベートで使いたい場合に最適。
6インチタブレットのおすすめメーカー
Amazon (アマゾン)
『Amazon』はアメリカに本拠地を置くECサイト運営会社です。Amazonは『Fireタブレット』という名称の製品を販売しており、Androidをもとにした『Fire OS』というOSを搭載しています。
Amazonは電子書籍リーダーの『Kindle』も販売していますが、こちらは液晶画面が白黒で書籍やマンガを読むのに特化したデジタル機器です。『Fireタブレット』はカラー画面で映画や動画の視聴、ゲーム、読書などさまざまなエンタメコンテンツに対応しています。
比較的価格が安いため、価格重視の人にぴったりです。
ASUS (エイスース)
『ASUS』は台湾に本社があるパソコン、スマホ、タブレット、周辺機器メーカー。価格が安くてスペックの高い製品が多いため日本で人気があり、優れた操作性で初心者も使いやすいです。
サイズやOS、通信方式のバリエーションが豊富で処理能力が高く、独自の映像技術を搭載しており映画や動画を高画質で楽しめます。
ノートパソコンとしても使える2in1タブレットも販売されており、ライトユーザーからヘビーユーザーまでおすすめです。
Huawei (ファーウェイ)
『Huawei』は中国に本社があるスマホ、タブレット等家庭用デバイスを販売する会社です。ラインナップが豊富で耐久性や操作性に優れており、安心して使えます。
Huawei製タブレットの魅力はなんといっても価格の安さです。大型タブレットや高スペックのタブレットでもお手頃価格で手に入り、価格重視の人に人気があります。高級感のあるデザインで、見た目にこだわる人も満足できるでしょう。