昨今、日常生活の身近なツールとなりつつある『タブレット』。スマホよりもできることが多くて便利ですが、いざ探してみると種類がたくさんあり、OSなどを気にしなくてはなりません。
今回の記事でおすすめするアイテムは、リーズナブルにゲットできるAndroidタブレットです。Androidタブレットの特徴や人気商品ランキングを紹介していくので、タブレット選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
目次
Android (アンドロイド)タブレットとは
まず『Android OS』とは、Google社が独自開発したOSのことです。Androidタブレットには、当然ながらOSとしてAndroidを搭載しています。
Androidはオープンソースで無償提供されていることから、タブレットのOSに採用するメーカーも多いです。リーズナブルでも機能が充実したモデルを見つけられることが、Androidタブレットを選択する大きなメリット。
最近のタブレットはネットサーフィン程度なら問題なく使用できますし、料理中やお風呂のシーンで役立つ防水機能を備えたモデルも、Androidタブレットで安くゲットできます。
Android (アンドロイド)タブレットのおすすめポイント
種類が豊富
上述したように、AndroidをタブレットのOSに採用しているメーカーは多いため、各社が機能面で差をつけています。手に持っていても疲れにくい薄型軽量モデル、アウトドアでの使用に役立つ防水・防塵機能を備えたモデルなど、ユーザーが個々に求めるニーズに対応するタブレットが非常に豊富です。
予算が限られた状況でも、Androidタブレットは欲しい製品を見つけやすくなっています。
ハイスペックな商品が多い
重い作業をこなすときもサクサク動作するメモリ容量が大きいタブレットや、キレイな映像が楽しめる高解像度ディスプレイのタブレット。WindowsやiOSといった他社のOSを搭載したハイスペックモデルの価格は高めですが、Androidタブレットだと比較的リーズナブルに購入できます。
もちろんAndroidタブレットでもスペックと価格は比例するので、用途と予算に応じて本体を選びましょう。
Googleサービスと相性が良い
Google製OSのAndroidは、『Gmail』や『Googleスプレッドシート』などのGoogleが提供する各種サービスと相性バツグン。プライベートや仕事でGoogleのサービスを活用する場面が多い方にも、Androidタブレットはピッタリのアイテムといえるでしょう。
Android (アンドロイド)タブレットのおすすめの選び方
Android OSのバージョンで選ぶ
市販のタブレットには、あらかじめインストールされているOSのバージョンがあります。OSを旧バージョンのままにしておくと、タブレットには欠かせないアプリやゲームを満足に利用できなかったり、ウイルスに感染して個人情報を盗まれるなどのリスクが大きな不安要素です。
最近のアプリを動作させるために必要なOSのバージョンは、『Android 5.0』以上が目安となっています。最新モデルを買うなら問題ありませんが、安い型落ちモデルを探してみる場合は注意してください。
タブレットのOSは購入後も最新バージョンにアップデートできるため、どうしても古いバージョンのAndroidタブレットが欲しくて購入したときは、セキュリティ対策も兼ねて早めにOSをアップデートしましょう。
サイズで選ぶ
7~8インチ
スマホより少し大きいくらいの7~8インチサイズは、ネットサーフィンや動画の視聴に向いています。コスパ良好なモデルが豊富なので、将来の買い替えを見越してAndroidタブレットの特徴を調べたい方にもおすすめです。
外出時も気軽に持ち歩けるため、手に持ったときのサイズ感や重量を気にすると活用シーンが増えます。
10インチ
少し大きめなサイズの10インチは、小型サイズのタブレットより動画の迫力が大幅アップ。漫画や小説の細かい文字も拡大して読みやすいため、電子書籍を楽しみたい方にもバッチリ。
サイズに比例して片手持ちが難しい重さになるので、小型タブレットと同じ感覚で持ち歩かないように気をつけましょう。
10インチ以上
10インチ以上のタブレットは、ノートPCにも引けを取らないハイスペックモデルが充実しています。オプションのキーボードカバーを接続することで、タブレットとノートPC両方の機能が使える2in1タイプの機種も人気です。
ネットサーフィンからビジネス用の文書作成まで、さまざまな用途に使いやすいサイズといえます。相応の重量があるため、持ち運ぶときは落下に注意しましょう。
通信方法で選ぶ
SIMフリーモデル
Wi-Fiが使えない環境でインターネットに接続したい場合、『SIMフリー (LTE)モデル』のAndroidタブレットが必要です。タブレットにSIMカードを挿入することでモバイル回線の利用が可能になり、どこでもインターネットを使えます。
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最近はすっかりおなじみになった格安SIMも使えるため、通信料金を抑えられるメリットがありますが、Wi-Fiモデルのタブレットより全体的なコストが増加することに注意しましょう。
Wi-Fiモデル
Wi-Fiの電波が飛び交う場所での使用なら、『Wi-Fiモデル』のAndroidタブレットがおすすめです。上述のようにWi-Fiが使用不可能な状況では、インターネットに繋げられないデメリットを覚えておきましょう。
同性能のSIMフリーモデルとWi-Fiモデルだと、コスパはWi-Fiモデルのほうが圧倒的に有利。平均でSIMフリーモデルより5,000円~10,000円程度安くなるため、屋内の使用に限定するならWi-Fiモデルがオトクです。
CPUで選ぶ
Intelなどのメーカーが販売する『CPU』は、シンプルにいうと各種計算を担当してくれるコンピュータの頭脳。CPUは処理能力に関わってくるパーツなので、Androidタブレットにおいても重要です。CPUのスペックでは、コアの数とクロック周波数をチェックしましょう。
コアはCPUの核といえる部分で、数が多いほど性能も上昇します。タブレットを快適に動かしたいなら、コア数が4個(クアッドコア)~8個(オクタコア)の機種を選ぶと安心です。
CPUを動作させるための信号をクロックといい、単位は『GHz(ギガヘルツ)』で表されます。1秒間に発生するクロックの数を示したクロック周波数は、タブレットでは1.8GHz(1秒に約1億8千万回のクロック)~2.3GHz(1秒に約2億3千万回のクロック)が選択の目安です。
高性能のCPUを搭載したモデルは高価になるので、自分の使い方に必要なスペックを見極めて決めましょう。
メモリで選ぶ
『メモリ』とは、現在開いているプログラムやアプリのデータを一時的に記憶するためのパーツです。メモリ容量の単位は『GB(ギガバイト)』で、容量が大きいほどタブレットの処理速度も向上します。
Androidタブレットの用途をネットサーフィンに限定するなら1GBでも十分ですが、アプリやゲームを複数かつ同時に開く場合は4GB~8GBのメモリ容量がないと安定して動かせません。
タブレットの動作を快適にするためにも、メモリ容量は適切に選びましょう。
ストレージで選ぶ
自分がDLしたアプリや音楽ファイルなどを保存しておく場所が『ストレージ』です。タブレットのシステムファイルなども格納されているため、たくさんのファイルを保存する予定がある場合はストレージ容量に注意してください。
ストレージ容量の単位も『GB』で示されており、タブレットで選択できる容量は8GB、16GB、32GB、64GB、128GB、256GBが大半です。さらに大容量のモデルも存在しますが、普通の使い方なら完全にオーバースペックといえるでしょう。
8~16GBはネットサーフィン、32GBはアプリの保存、64GB以上は音楽や動画ファイルの大量保存に向いています。別売りのmicroSDカードで容量を増やせるモデルだと、購入後にストレージ容量が足りなくなったときも安心です。
あえてストレージ容量を少なめにしてコストを節約することもできるため、タブレットが外付けストレージに対応しているかもチェックしておきましょう。
解像度で選ぶ
上のほうで触れた『解像度』は、カンタンに表現するとタブレットの画面を構成する細かい点(ドット)の数です。高解像度のモデルは、詳細なディテールまでハッキリした写真や映像を楽しめます。
Androidタブレットのラインナップでは、『WXGA(1280×800ドット)』、『Full HD(1920×1080ドット)』、『WUXGA(1920×1200ドット)』といった解像度がスタンダードです。
解像度が低いと小さい文字が潰れてしまうため、目の疲れがたまりやすいことも大きなリスク。タブレットで電子書籍を読みたい方は、特に高解像度モデルをおすすめします。
機能で選ぶ
防塵・防水機能
お店やオフィスでタブレットを使う際は問題なくても、海や山にタブレットを持っていくなら『防塵機能』・『防水機能』は欠かせません。普通に検索しても見つかりにくいスペックですが、機能が備わったモデルは商品ページで『IP67』などの記載がされています。
上記のIP67は前の数字が防塵性能の等級、後ろの数字が防水性能の等級を示しているため、『防塵性能6級、防水性能7級』という意味です。これらの等級は数字が大きいほど性能が高く、IP67の記載がある機種はほぼ最高レベルの防塵・防水性能を備えていることになります。
よりアウトドアレジャーに密接な防水機能は、軽く水がかかっても大丈夫な『IPX4』や、短時間の水没に耐えられる『IPX7』程度の等級が備わっていると便利です。
キッズモード
子どもにタブレットを使わせるとき、忘れてはいけない機能が『キッズモード』。アダルトサイトなどの有害なページを覗けないようにしたり、有料アプリを購入できないようにするなど、子どものネット利用に制限をかけられる機能です。
家族全員で使うAndroidタブレットを購入したい場合、キッズモード搭載モデルを選択すればトラブル防止に役立てられます。
ブルーライトカット機能
タブレットやスマホのディスプレイから発せられる『ブルーライト』は、近年テレビで話題になることも増えています。ブルーライトを長時間目に取り込んでいると、負担が増加して目の疲れなどを引き起こすため、タブレットでも注意しないといけません。
タブレットで長時間ゲームを楽しむ予定の方には、目の負担を減らすブルーライトカット機能搭載モデルがおすすめです。
GPS機能
人工衛星を利用してユーザーの現在位置を特定する『GPS』は、スマホで馴染み深い方が多いかもしれません。『Pokémon GO』のような位置情報を利用したゲーム(位置ゲー)のプレイや、タブレットをカーナビ代わりに使うときは、必ずGPS機能の有無をチェックしましょう。
最近のアプリやゲームは位置情報が必須になるものも増えてきているため、今後を見越したGPS機能付きAndroidタブレットの購入も検討してみてください。
Android (アンドロイド)タブレットのおすすめメーカー
Huawei (ファーウェイ)
中国メーカーの『Huawei』は、リーズナブルでも高機能なモデルを充実させています。ユーザビリティを追求したモデルが多いため、性能と使いやすさを両立させたい方におすすめです。
はじめてのタブレット選びに困った際は、HuaweiのAndroidタブレットを購入しておけば失敗がありません。
ASUS (エイスース)
台湾メーカーの『ASUS』は、ノートPCの分野で高い評価を得ています。タブレットにもノートPC開発で得られた技術が盛り込まれているため、高水準にまとめられた性能のモデルが豊富です。
Androidタブレットの利点であるコスパにも強く、ムダな機能を省いたモデルでユーザーの選択の幅を増やす心遣いも好感が持てます。
Lenovo (レノボ)
中国メーカーの『Lenovo』は、30年以上前からパソコンなどの電子機器を手がけています。Lenovoはタブレットのエントリーモデルを多く展開しているので、ブランドの信頼性を気にする方にピッタリ。
コスパに優れた高性能モデルも充実していますから、Androidタブレットをどんどん買い替えていけます。