据え置きヘッドホンアンプのおすすめ人気比較ランキング10選【最新2024年11月版】

【最新版】据え置きヘッドホンアンプの人気10アイテムのおすすめ比較ランキング。据え置きヘッドホンアンプの特徴や選び方から価格情報やスペック情報、クチコミやレビューまで徹底比較。最後に編集部おすすめの据え置きヘッドホンアンプをランキング形式でご紹介。
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ヘッドホンで音楽を聴いていると、次第に少しでもいい音を求めたくなってきます。そんなときに活躍するアイテムといえば、『ヘッドホンアンプ』です。

今回はヘッドホンアンプの特徴や人気商品ランキングを紹介していきます。ヘッドホンで極上の音を楽しみたい方は、この記事を参考にしてみてください。

ヘッドホンアンプとは

ヘッドホンアンプ

そもそもアンプとは、スピーカーから聞こえる音が物足りないときに、音そのものを増幅して鳴らすためのアイテムです。つまりヘッドホンアンプは、ヘッドホンでの音楽鑑賞に特化させたアンプということになります。アンプ本体に備えた接続端子で、『再生機器→アンプ→ヘッドホン』の順に繋げて使う仕組みです。

ヘッドホンアンプは音の信号を増幅するためにポータブルプレーヤーやCDプレーヤーにも内蔵されているため、完全な外付けアイテムというわけでもありません。ただしプレーヤー内蔵のヘッドホンアンプは、あくまで音を鳴らす必要最低限の性能です。

今回の記事で紹介する外付けのヘッドホンアンプは、低音や高音といった広音域の表現力アップ、音質アップなど音全般の品質向上に用います。

ヘッドホンアンプのDACとは

ヘッドホンアンプ DAC とは

DAC』は『Digital Analog Converter』という回路の略称です。それぞれの単語で意味がなんとなく分かりそうですが、デジタル信号をアナログ信号に変換する役割を持ちます。

スピーカーは音をアナログ信号として発する性質なので、DACはスマホやポータブルプレーヤーでMP3などのデジタル音源を再生するために必要不可欠です。DACがないと、最近の音楽は再生できないといっても過言ではありません。

スマホなどに標準搭載されるDACは、サイズの制限もあって性能が控えめです。より高音質のサウンドを楽しむには、外付けDACというアイテムを用意します。

ヘッドホンアンプに高性能DACを搭載することで、ヘッドホンアンプとDAC両方の機能を備えたモデルが近年のトレンドです。むしろヘッドホンアンプ単体の機能を持つモデルのほうが少数派になっているため、現在選べるヘッドホンアンプはほとんどがDAC搭載モデルと考えてもいいでしょう。

ヘッドホンアンプの種類とそれぞれのおすすめポイント

据え置きタイプ

据え置きタイプ』のヘッドホンアンプは、自宅での音楽鑑賞に向いています。本体サイズの大きさを活かした高音質設計が魅力で、エントリーモデルからハイエンドモデルまで種類も充実。

入出力端子が豊富なので、接続可能な機器の多さもポイントです。じっくり腰を据えて上質なサウンドを楽しみたいなら、据え置きヘッドホンアンプを選びましょう。

ポータブルタイプ

ポータブルタイプ』のヘッドホンアンプは、屋外で使いやすい充電式バッテリーを搭載。当然ながら携帯性もバッチリなので、バッグに忍ばせてあれば高品質の再生環境がラクラク手に入ります。

リーズナブルな価格帯のモデルが充実しているため、少しだけ贅沢なサウンドを取り入れてみたい方にもおすすめです。

おすすめの据え置きヘッドホンアンプの選び方

接続方式で選ぶ

入力

ヘッドホンアンプに再生機器から情報を入力する方法は、デジタル方式とアナログ方式に分かれています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

音のノイズを低減できるデジタル方式の入力は、ヘッドホンアンプに上述のDACを搭載して、デジタル信号をアナログ信号に変換します。接続端子の種類は、『光デジタル端子 (オプティカル)』・『同軸デジタル端子 (コアキシャル)』・『USB端子』が主流です。

アナログ方式の入力は、『RCA端子』や『フォーン端子』を使います。レコードプレーヤーのようなアナログ出力オンリーの機器に対応するためには、アナログ端子付きのヘッドホンアンプが必須アイテムです。

ヘッドホンアンプを繋ぐ再生機器によって必要な入力端子は違いますから、事前に機器側の端子の種類をチェックしておきましょう。

出力

ヘッドホンやイヤホンを接続する出力端子の種類は、『3.5mmステレオミニプラグ』や『6.3mmステレオ標準プラグ』があります。

小型ヘッドホンの端子は『3.5mmステレオミニプラグ』が多いため、『6.3mmステレオ標準プラグ』しか対応しないヘッドホンアンプを購入する際は、3.5mm→6.3mm変換プラグのようなアイテムがあると便利です。

USB入力の対応スペック

USB端子を利用した入力は、スマホやパソコンを手軽にヘッドホンアンプと繋げられることがメリットです。音の情報をデジタル信号として再生機器からヘッドホンアンプに届けるフォーマットは、主に『PCM (Pilse Code Modulation)』と『DSD (Direct Stream Digital)』の2種類。

PCMは、曲の音質を左右する『サンプリング周波数 (Hz)』と『量子化ビット数 (bit)』という要素で成り立っています。ヘッドホンアンプではこの数値に注目しましょう。

CD音質の『44.1kHz/16bit』がひとつの基準で、ハイレゾ音源を楽しむ場合は『192kHz/24bit』以上のスペックが備わっていると魅力をフルに味わえます。

DSD』は最近注目を集めるフォーマットで、PCMに比べると現場で録音した『生の音』を再現する力が非常に優秀です。PCMとの大きな違いとして、DSDの量子化ビット数は1bitで固定されています。DSDのスペックを調べるときは、サンプリング周波数だけに注目すれば大丈夫です。

DSDはハイレゾ音源のためのフォーマットといえるので、ハイレゾ好きならDSD対応ヘッドホンアンプをチェックしてみてください。

電源方式

据え置きヘッドホンアンプの電源方式は、通常は一般的なAC電源になっています。自宅での使用がメインなので、大きく困ることはないでしょう。もしもコンセントがない場所で据え置きヘッドホンアンプを使用する場合、モバイルバッテリーなどから給電できるUSBバスパワー対応モデルがおすすめです。

ポータブルタイプのヘッドホンアンプは、上述のように充電して使う内蔵バッテリー方式。外出先でヘッドホンアンプを使うときは、バッテリー残量に注意してください。ポータブルタイプもUSBバスパワー対応だと、なおさら安心感が増すことでしょう。

バランス接続 / バランス駆動

ハイエンドモデルのヘッドホンに採用されるバランス接続は、カンタンに表現すると左右の音声信号を物理的に分けることでノイズを少なくして、ヘッドホンからの音がハッキリする接続方式です。上述の3.5mmステレオミニプラグなどのほうは、反対にアンバランス接続と呼ばれます。

バランス接続には『2.5mm/4極』と『4.4mm/5極』という異なる種類の端子があり、各メーカーで採用する端子の規格が統一されていません。ヘッドホンアンプでバランス接続を試す場合は、対応するバランス端子の規格に気をつけましょう。

Bluetooth対応

ヘッドホンアンプには、スマホやポータブルプレーヤーと無線接続できる機種もあります。スマホなどで広く使われている無線規格のBluetoothを利用するため、ゴチャゴチャとケーブルを繋がなくて済むことが大きな強みです。

Bluetoothによる無線通信を介した楽曲の音質に影響するオーディオコーデックは、忘れてはいけない大事な要素。自分が使っている再生機器の対応コーデックと照らし合わせながら、正しいヘッドホンアンプを見つけましょう。

ハイレゾ音源対応

まずは上の項目でカンタンに触れたハイレゾ音源について、改めて説明していきます。

ハイレゾ音源は『ハイレゾリューションオーディオ』の略称で、レゾリューションは『解像度』という意味です。これまでのCD音源では収まりきらなかった音も、近年は技術の進歩によって丸ごと収録できるようになりました。歌手の息遣いのような細かい音のディテールまで閉じ込めた『高解像度の音源』こそが、最近話題のハイレゾ音源となります。

ヘッドホンアンプをハイレゾ音源に対応させるための必要スペックは、PCM形式で『96kHz/24bit』が目安です。DSD形式はハイレゾ音源の1種と見なされるため、DSDに対応するヘッドホンアンプはハイレゾ音源対応モデルといえます。

当たり前なのですが、ヘッドホンアンプがハイレゾ音源対応であること以外に、ハイレゾ音源の楽曲、ハイレゾ再生に対応した機器、ハイレゾ対応ヘッドホンが揃っていないと、ハイレゾ音源は楽しめません。自分の環境がハイレゾ音源に対応できているかチェックしてから、最適なヘッドホンアンプを探してください。

据え置きヘッドホンアンプ のおすすめ人気比較ランキング

第10位

marantz ヘッドホンアンプ HD-DAC1/FN

57,449円(税込)

あらゆる音をランクアップ

ヘッドホンアンプとUSB-DACの機能を持つため、さまざまな音楽ファイルを高音質再生。DSD入力にも対応しているので、ハイレゾ音源の再生もバッチリです。

机のスペースに馴染みやすいコンパクトボディに、パワフルかつクリアな音を実現するオーディオ技術が詰め込まれています。ヘッドホンの性能に合わせた音量が選べるゲイン切り替え機能も大活躍。

第9位

xDuoo ヘッドホンアンプ XD-05

33,500円(税込)

小さくてもハイスペック

ハイエンドモデルのヘッドホンアンプで、パソコンからの入力では「PCM 384kHz/32bit」、「DSD256(DSD 11.2MHz) 」に加え、DSDの拡張フォーマットである「DXD 384kHz/32bit」の高音質再生に対応します。オーディオプレーヤーと繋ぐときも、ハイレゾ音源を十分に堪能できる「PCM 192kHz/24bit」まで対応。

本体に搭載された有機ELディスプレイで、入力情報やバッテリー残量をカンタンにチェックできます。

第8位

FX-AUDIO- ヘッドホンアンプ DAC-X6J

9,990円(税込)

エントリーモデルにもバッチリ

オーディオ初心者が導入しやすいリーズナブルな価格ながら、最大で「PCM 192kHz/32bit」のハイレゾ再生まで対応できる頼もしいスペック。ヘッドホンアンプICではトップクラスのTi社製「TPA6120A」を採用しているため、信頼度の高いクリアな音が楽しめます。

360gの軽量ボディで、家中どこでも快適に音楽再生。ACアダプターは別売りですから、一緒に購入するようにしましょう。

第7位

LUXMAN ヘッドホンアンプ P-750u

282,150円(税込)

ヘッドホンの音が新次元に

アンプで絶大な支持を集めるLUXMAN独自の高音質増幅帰還回路「ODNF」バージョン4.0が、音の表現力を伸ばしながら歪みは最大限カット。普通のバランス接続だけでなく、海外メーカーのハイエンドヘッドホンに多用される「4ピンバランスXLR端子」を搭載することで、こだわりの海外製ヘッドホンを所持するユーザーも安心して使えるようになっています。

最高水準の技術力を結集させたヘッドホンアンプなので、価格も並ではありませんが、本格的にオーディオの世界に足を踏み入れてみたい方も検討する価値があるでしょう。

第6位

FOSTEX ヘッドホンアンプ HP-A3

21,366円(税込)

持ち運びに適した据え置きヘッドホンアンプ

高品質のパーツで構成されたヘッドホンアンプと、ハイレゾ音源に対応する32ビットDAC「AK4390」が、安定したパワフルサウンドを響かせます。数値上のスペックは抑え気味ですが、十分な満足感を得られるヘッドホンアンプです。

USBバスパワー対応なので、パソコンやモバイルバッテリーがあれば再生環境を選びません。

第5位

audio-technica ヘッドホンアンプ AT-HA21

13,465円(税込)

音質アップに貢献

高剛性アルミ合金ボディとダイキャストフロントパネルが本体の振動を減らすことで、外側から歪みがない高音質を目指すこだわりの設計です。中身のパーツにも抜かりはなく、2重の高音質が実現しています。

3.5mmステレオミニプラグと6.3mmステレオ標準プラグ両方の端子が備えてあり、2台のヘッドホンを同時接続できることもポイントです。

第4位

KORG ヘッドホンアンプ DS-DAC-10R

37,576円(税込)

デジタルもアナログも楽しもう

DSDのスペックをフルに引き出す「DSDネイティブ再生」に対応しているので、驚くほどの高音質サウンドと出会えます。電源はUSBバスパワーですから、パソコンとの接続をメインに考えましょう。

USB入力の他には、レコードプレーヤーと接続するためのフォノ入力端子がレア要素です。KORGが開発するハイレゾ再生ソフト「AudioGate」と本機の組み合わせは、音楽を楽しむ以外に活用の幅を広げてくれます。

第3位

SONY ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES

210,000円(税込)

ハイレゾ音源に強い高音質アンプ

音の再現性が高いハイレゾ音源をカンペキに再生するための「D.A.ハイブリッドアンプ」を搭載。CD音源などもハイレゾに近い臨場感になる「DSEE HX」など、SONYならではの音響技術が詰まったヘッドホンアンプです。

出力端子が豊富に揃っているので、さまざまなヘッドホンを接続して楽しみましょう。高級感が漂う落ち着いたブラックの筐体は、設置スペースの雰囲気をよくしてくれます。

第2位

TEAC ヘッドホンアンプ UD-505-S

142,404円(税込)

ワイヤレスも高音質再生

左右に1基ずつ搭載された旭化成エレクトロニクス社製DAC「VERITA AK4497」の効果で、入力スペックは驚異の「DSD 24.5MHz」、「PCM 768kHz/32bit」を実現しています。多数のコーデックに対応したBluetoothレシーバー機能を備えるため、スマホやポータブルプレーヤーの音源でも高品質のワイヤレス再生。

ハイレゾ音源をフルに活かすバランス接続もOKです。

第1位

DENON ヘッドホンアンプ DA-310USB-SP

36,412円(税込)

高性能と優れたデザインが両立

先進的なデジタルアンプ「DDFA」が、音の情報を隅々まで再現したままヘッドホンに届けます。USB入力の対応スペックを高め、「PCM 384kHz/32bit」、「DSD 11.2MHz」といった必要十分な高音質を獲得できるヘッドホンアンプです。

接続したパソコン側からのノイズを遮断する「デジタルアイソレーター」など、音声再生をサポートする機能も充実しています。シルバーがアクセントの本体は縦置きに対応するため、ひときわ映えるインテリアになるでしょう。

据え置きヘッドホンアンプ のおすすめ比較一覧表

商品画像
DENON ヘッドホンアンプ B01N8Q8URC 1枚目
TEAC ヘッドホンアンプ B077TFMVGT 1枚目
SONY ヘッドホンアンプ B01LZT6AJT 1枚目
KORG ヘッドホンアンプ B017TZ0KYO 1枚目
audio-technica ヘッドホンアンプ B0061U1GOW 1枚目
FOSTEX ヘッドホンアンプ B0032AKIF2 1枚目
LUXMAN ヘッドホンアンプ B0712214G8 1枚目
FX-AUDIO- ヘッドホンアンプ B01GRZ0268 1枚目
xDuoo ヘッドホンアンプ B01A067A6K 1枚目
marantz ヘッドホンアンプ B00NAR7Y9U 1枚目
商品名 DENON ヘッドホンアンプ TEAC ヘッドホンアンプ SONY ヘッドホンアンプ KORG ヘッドホンアンプ audio-technica ヘッドホンアンプ FOSTEX ヘッドホンアンプ LUXMAN ヘッドホンアンプ FX-AUDIO- ヘッドホンアンプ xDuoo ヘッドホンアンプ marantz ヘッドホンアンプ
型番 DA-310USB-SP UD-505-S TA-ZH1ES DS-DAC-10R AT-HA21 HP-A3 P-750u DAC-X6J XD-05 HD-DAC1/FN
特徴 高性能と優れたデザインが両立 ワイヤレスも高音質再生 ハイレゾ音源に強い高音質アンプ デジタルもアナログも楽しもう 音質アップに貢献 持ち運びに適した据え置きヘッドホンアンプ ヘッドホンの音が新次元に エントリーモデルにもバッチリ 小さくてもハイスペック あらゆる音をランクアップ
価格 36,412円(税込) 142,404円(税込) 210,000円(税込) 37,576円(税込) 13,465円(税込) 21,366円(税込) 282,150円(税込) 9,990円(税込) 33,500円(税込) 57,449円(税込)
商品リンク

据え置きヘッドホンアンプのおすすめまとめ

据え置きヘッドホンアンプ』についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

今回のランキングはエントリーモデルとハイエンドモデルで人気が2分化しているため、ヘッドホンアンプは需要の高いアイテムであることが分かります。据え置きヘッドホンアンプは手に持つと重みを感じやすいので、持ち運ぶときは落とさないように気をつけましょう。

自分にピッタリのヘッドホンアンプを準備して、今までとはレベルの違うサウンドを耳で味わってみてください。

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