400Lの『冷蔵庫』は機能性が高い冷蔵庫が多く、種類も豊富なのが特徴です。3〜4人以上の家族のいるご家庭に向いており、家族が少ない場合でもまとめ買いをする方にはおすすめなタイプです。
冷蔵庫は一度購入すると長く愛用する方が多く、慎重に選ぶ必要があります。では一体どんなことを重視して選ぶと良いのでしょうか。今回は、失敗しない冷蔵庫の選び方やメーカーをご紹介していきますので、ぜひ参考にして自分にピッタリな冷蔵庫を見つけましょう。
400L冷蔵庫のおすすめポイント
400Lの『冷蔵庫』の1番の魅力は、高機能・高性能の冷蔵庫が多いことです。どのメーカーも独自の最新技術を取り入れており、脱臭や除菌などの機能性だけでなく、消費電力の抑制にも力を入れています。
冷蔵庫は365日24時間稼働している家電ですので、電気代も気になるところではないでしょうか。その中でも400Lの冷蔵庫は最新の技術を用いて省エネを実現しており、エコな冷蔵庫がたくさんあります。
一人につき100~150Lが最適な容量といわれており、400Lの冷蔵庫は家族が3〜4人いるご家庭におすすめです。2人暮らしの方でも週に1度まとめ買いをするという方は、400Lの冷蔵庫があればたくさん入れる事ができ、将来家族が増えた場合にも買い換える必要がなく便利で安心です。
400L冷蔵庫のおすすめの選び方
サイズや重量で選ぶ
400Lの冷蔵庫は横幅や奥行きなどもあるため、置き場所のサイズを計っておく必要があります。壁にピッタリとくっつけてしまうと、放熱ができずに故障の原因となる事があるため、余裕をもって置くことが大切です。
また、コンセントの位置も忘れずにチェックしておきましょう。
とくに冷蔵庫を2階に置きたい場合には、サイズや重量をしっかりと確認しておくことが大切です。2階までの運び方や、階段などの経路を事前に確認しておくと設置に困らずに済みます。
消費電力で選ぶ
冷蔵庫は1年中電源がはいっていますので、電気代は気になるところ。400Lの冷蔵庫は省エネになっている冷蔵庫がほとんどですが、メーカーによって省エネの性能も様々となっています。
そのため年間消費電力を確認し、いくつかのメーカーと比較してみることが大切。機能や性能に差があまりないのであれば、年間消費電力が少ない冷蔵庫を選ぶと良いでしょう。
ドアの開閉方向で選ぶ
冷蔵庫のドアの開閉方法は、大きく分けて2種類存在します。置き場所や使い勝手を考えながら、自分にあったタイプを選びましょう。
フレンチドア
フレンチドアとは、両開き、または観音開きのドアのことをいいます。フレンチドアのメリットは、左右どちらからでも開けることができ、冷蔵庫の冷気が逃げてしまうのを最小限に抑えることができるところです。
冷気が逃げてしまうのを抑制できれば省エネにもなり、食材の新鮮さもキープできます。
また左右のどちらかも開閉ができることによって、置き場所を選ばず設置できます。
ドアポケットの容量が少なくなってしまうことがデメリットでもありますが、開閉回数が多い方にとってはエコになりおすすめです。
右開き・左開き
右開き、または左開きの冷蔵庫は、フレンチドアの冷蔵庫よりもドアポケットにたくさんの食材を収納することができます。家族が多い方や、たくさんの食材を冷蔵庫に収納したい場合におすすめです。
しかし冷蔵庫を開けた時に冷気が逃げてしまいがちですので、フレンチドアの冷蔵庫より省エネ効果は期待できません。
右開き、左開きのタイプは片方からしか開閉できないため、引越しをした際に置き場所に困ってしまうこともあります。転勤がある方や集合住宅に住んでいる方は、右と左の両方から開閉できるタイプの冷蔵庫がおすすめです。
脱臭機能で選ぶ
冷蔵庫を開けた時に、臭いが気になったことはないでしょうか。最新の400Lの冷蔵庫は、どのメーカーも脱臭機能に力を入れており、食材の気になる匂いを消してくれます。
その中でも特に代表的なのは、Panasonicのナノイー技術や、シャープのプラズマクラスターです。パナソニックのナノイー技術は、ナノサイズの微粒子イオンが雑菌の繁殖を抑制してくれたり、プラズマクラスターイオンは除菌や脱臭をおこない、冷蔵庫の気になる匂いの発生を抑制してくれます。
脱臭機能が高い冷蔵庫を選ぶことで、どんな食材も臭いを気にすることなく収納ができおすすめです。
自動製氷の有無で選ぶ
400Lの冷蔵庫ではほとんどのメーカーが自動製氷を搭載していますが、その性能には違いがあり自分のライフスタイルに合った製氷機能を選ぶことが大切です。
家族が多いご家庭や冷たい飲み物がお好きな方は、急速製氷機能を搭載した冷蔵庫を選ぶことで氷を絶やすことなくいつでも使うことができます。
また、できるだけ製氷機のお手入れがラクな冷蔵庫を選ぶことがおすすめ。給油タンクや製氷皿、ポンプも取り外して洗えると、ずっと衛生的に使いつづけられますので安心です。
400L冷蔵庫のおすすめメーカー
400Lの冷蔵庫の人気のおすすめメーカーをご紹介していきます。メーカーによって機能や性能に様々な違いがありますので、チェックしておきましょう。
日立
『日立』の冷蔵庫は『真空チルド』機能を搭載し、冷蔵庫内にチルドルームがあるのが魅力の一つです。真空状態にすることで食材の鮮度を保ち、風味を損なうことなく保存ができます。
また『新鮮スリープ野菜室』が野菜の水分をキープし、鮮度と美味しさを保ってくれます。栄養もそのままに保存ができますので、まとめ買いをする方にもおすすめです。
三菱
『三菱』の冷蔵庫は、『切れちゃう瞬冷凍』機能が魅力的です。食材が凍ったままでも包丁が入りやすく、小分けせずにそのままの状態で冷凍できます。小さな子供がいるご家庭や共働きで忙しい方、まとめ買いをする方には、とても便利な機能です。
ほかにも低温保存が可能な『氷点下ストッカーD』という独自の機能で、生の肉や魚を鮮度を保ちながら保存できます。様々な温度管理を一台で行うことができるのも、三菱の冷蔵庫の良いところです。
Panasonic
食材がたくさん入っていると、中身が見づらくなってしまうのが冷蔵庫の不便なところです。しかし『Panasonic』の冷蔵庫は、冷凍庫と野菜室のドアを目一杯開くことができ、中身が見やすいのが特徴となっています。
また、『微凍結パーシャル』機能で食材を微凍結できますので、食材の細胞をいためることなく新鮮な状態をキープ。解凍をすることなくそのまま包丁で切ることも可能なので、共働きで忙しい方などに便利な機能が搭載されています。
東芝
『東芝』の冷蔵庫は、真ん中に野菜室があることが特徴です。使う頻度が高い野菜室を真ん中にもってくることによって、お料理中の負担を軽くできます。
また『うるおい冷気』機能を搭載し、野菜の水分を程よく保ち新鮮な状態をキープしてくれたりと、食材にやさしい機能が魅力的です。