スピーカーの一種である『サブウーファー』をご存知でしょうか。サブウーファーとは低音のみを再生する機能を持ち合わせたスピーカーのこと。低音は音楽を底から支える、必要不可欠な音響機器です。
今回はサブウーファーを選ぶ際の重要ポイントを丁寧に解説していきます。厳選したおすすめ商品もランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもサブウーファーとは
20Hz~100Hzという音響システムの中でも最も低い音を担当し、20cm以上の口径のスピーカーを『サブウーファー』と言います。サブウーファーはメインスピーカーの重低音を補う役割を担います。
きれいに響く重低音は音響機器で再現するのがもっとも難しい音の一つです。高温から低音まですべて補う『マルチウェイスピーカー』も人気が高いですが、重低音を専門とするサブウーファーが1台あるだけ音の深みが断然変わってきます。
インテリアにおすすめのサブウーファーの選び方
置く位置で選ぶ
サブウーファーはサイズ感がさまざまなので、設置スペースに合わせてサイズを合わせることができます。
設置スペースが狭い場合は縦長の『コンパクトサイズ』のサブウーファーがおすすめですし、床に直置きする場合は『ボックスタイプ』のサブウーファーがおすすめです。購入前にある程度設置場所を決めておいた方が望ましいでしょう。
材質やデザインで選ぶ
インテリアを意識してサブウーファーを選ぶときには材質・デザインにも注目したいです。
サブウーファーの表面は木製のものが大半ですが、カラーはブラウン・ブラック・ホワイトとさまざま。テーブルやソファなど他のインテリアと調整して材質やデザインは考えるのがポイントです。
ホームシアターにおすすめのサブウーファーの選び方
家で映画館のような音響を楽しみたい人はホームシアター向けのサブウーファーがぴったり。
音域や音質、サウンドにこだわるにはどんな商品があるのかご紹介します。
音質や音域で選ぶ
音質や音域のバランスが取れたサブウーファーを選ぶのであれば、『バスレフ型』のサブウーファーがおすすめ。音の量感やの音の伸びを楽しむためにはバスレフ型が適しているからです。
一般的にスピーカーユニットが収納されている使用が密閉タイプの場合は、音の締まりや音の反応の速さが必要な音楽に向いています。一方でバスレフ型は音の伸びが自慢なのでホームシアターを作りたい人には適しています。
サウンドで選ぶ
サブウーファーの出力やユニット口径によってサウンドにこだわりを出すことができます。映画を観ているときに、まるでそこにいるかのような臨場感を味わいたいのであれば、40W程度のW数がぴったりです。
100W以上のW数がある商品もありますが、大音量によって地鳴りや壁が振動します。
最悪の場合、近所とのトラブルにまで発展するので注意が必要です。
車におすすめのサブウーファー
部屋でサブウーファーを使用する人が多いですが、車用に設置することも可能です。車用サブウーファーには2種類あり、内蔵されているアンプ・スピーカーのサイズ・設置方法により異なります。
スペースで選ぶ
省スペースで設置したい人は『パワードウーファー』がおすすめです。コンパクトな商品も多く販売されているので、座席の下や足元に置けます。
十分に設置スペースがある場合は重低音にこだわれる『ユニットサブウーファー』が向いています。
購入する場合は車内のどこに設置するスペースをつくるか決めてからにしましょう。座席の下にある低い位置は高さを考える必要がありますし、エアコンや他の設備との兼ね合いも考えなければなりません。
音質で選ぶ
車で使用するサブウーファーの中には音質がよいもの多いです。
厚みがあり、臨場感のある重低音は映像や音楽を一層楽しめます。
スピーカーサイズが大きいほどきれいな重低音が出ます。20cm以上のスピーカーを購入するのが理想です。低音の音質にこだわりのあるものを選びたい人はスピーカーサイズにも注目しましょう。
取り付け位置で選ぶ
車内のスペース、トランクルーム、座席など車内のさまざまな場所が設置スペースになります。それぞれのスペースに合ったサブウーファーがあるので、設置場所に合わせて決めるのもよいでしょう。
また縦置き・横置きができるサブウーファーなどはさまざまな場所に合わせやすいので、そんなフォルムのサブウーファーを購入するのも1つの方法です。
形状で選ぶ
サブウーファーの形状は薄型やボックスタイプ、縦長タイプのものがあります。それぞれの形状によって軽自動車・大型自動車など向いている車が違うのです。
軽自動車には場所をとらず設置できる『薄型タイプ』。スペースに余裕がある場合は『ボックスタイプ』がよいでしょう。