最近はすっかり世に認知されたアイテムの『スマートウォッチ』。腕時計型のスマートウォッチは、誰でも身に着けやすいウェアラブルデバイスです。もちろん女性が使いたくなるおしゃれなデザインもバッチリ揃っています。
今回の記事は、『レディース向けスマートウォッチ』の特徴や人気商品ランキングでお送りします。これからスマートウォッチに手を出そうと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
女性にもおすすめできるスマートウォッチ
『スマートウォッチ』は装着するだけで歩数や消費カロリーなど日々の生活の記録をデータに残せるライフログ機能以外にも、スマホアプリと連携したデータの管理、スマホに届いた連絡の通知など、いろいろなことがこなせるデバイスです。似た機能を持つアイテムとして活動量計がありますが、スマートウォッチはスマホとの連動に重点を置いています。
スマートウォッチは女性の手首に装着しやすい細身のモデルも充実しているので、気になったら探してみるといいでしょう。
レディース向けスマートウォッチのおすすめの選び方
タイプ別で選ぶ
タッチスクリーン型
標準的なデザインのスマートウォッチが、『タッチスクリーン型』となっています。腕時計の文字盤にあたる部分がタッチディスプレイなので、操作感はスマホやタブレットに近いです。
スマホとの連動機能が充実していることが特徴で、上述したような機能以外にスマートウォッチでの音声通話や電子マネーの利用が可能になるモデルも存在します。スマートウォッチをフル活用していくなら、タッチスクリーン型がおすすめ。
ハイブリッド型
一見ただの腕時計にしか見えない『ハイブリッド型』は、文字盤部分が通常の腕時計と同じアナログ式になっています。腕時計とスマートウォッチ両方の機能が備わっているため、あらゆるシーンのファッションに合わせやすいことがメリットです。
ただしハイブリッド型は文字盤部分にディスプレイを備えていないモデルも多く、スマートウォッチとしての機能性はタッチスクリーン型にやや劣ります。必要最低限の機能が使えれば十分という方で、おしゃれなデザインを追求したいときに選択しましょう。
対応のOSで選ぶ
iPhoneなら『Watch OS』
iPhoneユーザーには、『Watch OS』が最も適しています。代表的なスマートウォッチの「Apple Watch」に搭載されるOSなので、Apple Watchを購入したら自動的にWatch OS確定です。
処理が重たくなる作業はスマートウォッチを接続したiPhoneに任せられるため、サクサク快適な動作が楽しめます。
Androidなら『Wear OS by Google』
スマホでもシェアを伸ばす『Android OS』は、Google社がオープンソースで公開する無料のOSです。Androidスマホと相性バツグンのOSが、同じくGoogle開発の『Wear OS by Google』になります。
Google製のOS同士ということで、Googleマップなどの各種サービスを利用したAndroidスマホとの連動が最大の強み。機能に制限がつきますが、iOS端末とも接続もできます。
LinuxのOS『Tizen』
サムスン電子が販売する人気スマホのGalaxyシリーズを使っているなら、『Tizen』搭載のスマートウォッチを購入しましょう。ちなみに読み方は「タイゼン」です。
アプリによる拡張性の高さが魅力で、機能も見た目も自分の好きなようにカスタムして使えます。iPhoneやAndroidスマホとの接続にも対応。
機能で選ぶ
モバイルSuica機能で選ぶ
利用している方も多いIC乗車カードのSuicaを、スマホ用のアプリにしたモバイルSuica対応のスマートウォッチは非常に便利。アプリがインストールされたスマホから設定を行うことで、スマートウォッチにモバイルSuicaの情報を登録できます。
コンビニだけでなく改札でもスマートウォッチをかざせば支払いが済むため、モバイルSuica機能が気になっている方はチェックが欠かせません。ただし現時点でモバイルSuica機能に対応できるスマートウォッチは種類が限られているため、機能が欲しい場合は欠かさずにチェックしてください。
もう1点注意したいことが、モバイルSuicaの情報をスマートウォッチに転送したスマホでは、モバイルSuicaが使えなくなる点です。
防水防塵性能で選ぶ
手首に装着するスマートウォッチは、『防水機能』つきだと安心です。少なくとも生活防水仕様が備わっていれば、手を洗う最中に水滴がかかるくらいなら問題なくなります。
アウトドアの趣味を持つ方なら、防塵機能にも目を向けてください。強風で砂ぼこりが舞うような場所でも、スマートウォッチをタフに使えます。
防水防塵性能は「IP67」というように記載されていて、防塵性能が前にある数字、防水性能が後ろにある数字です。「IPX7」というように記載されるスマートウォッチは、7級の防水性能のみが備わっています。
数字が大きいほど防水防塵性能が優れているので、スマートウォッチにパワフルな使い方を要求するユーザーは必ずチェックしましょう。
GPSなどの機能で選ぶ
『GPS搭載』のスマートウォッチでは、自分が移動してきたルートなどの情報を地図上にカラフルなラインで表示できます。自分の現在位置もスマートウォッチの地図に表示されるため、アウトドアにも大活躍。
スマートウォッチのモデルによっては、装着中の心拍数や血圧値も測定できます。普段から健康に気を配っている方は、搭載されているセンサーの種類をチェックしてください。
多機能なスマートウォッチは価格も高くなるので、自分が必要とする機能を見定めた上で選びましょう。
Blutoothのバージョンで選ぶ
スマートウォッチとスマホの接続には、無線通信規格の『Bluetooth』を用います。スマートウォッチかスマホのどちらかを古い型落ちモデルにした場合、Bluetoothのバージョンが合わなくて使えない事態に注意しなければいけません。
Bluetoothのバージョンが違いすぎるモデルを揃えるケースは稀ですが、念のために気にしておきましょう。
使いやすさで選ぶ
スマートウォッチの文字盤部分は、『ウォッチフェイス』と呼ばれています。タッチスクリーン型のウォッチフェイスは、画面のスキンを変更してガラリとイメージチェンジさせられるので、ファッションに合わせたアレンジが利いて便利です。
タッチスクリーン型の注意点として、ウォッチフェイスに文字などの情報を表示する都合上、小さいディスプレイを選ぶと文字が見えづらい上に操作性もイマイチになってしまいます。視力に自信がない方は、画面がクッキリ映るスマートウォッチを探しましょう。
ハイブリッド型のモデルを選べば、スマートウォッチ特有のガジェット的な主張を抑えられます。スーツの袖から覗いても違和感がないため、仕事中もスマートウォッチを使いたい方におすすめです。
用途や活用シーンに合ったスマートウォッチを探して、生活の利便性向上に役立てましょう。
価格帯で選ぶ
最近はリーズナブルなスマートウォッチが充実していて、安いモデルは5,000円もあれば購入できます。その反面、多機能モデルでは5万円以上になる製品もあるため、購入予算は人によってバラバラです。
平均的な機能のスマートウォッチを入手するなら、2万円~5万円が予算の目安になります。Apple Watchのような人気が高いスマートウォッチの最新モデルを購入したいときは、10万円以上の出費も覚悟しましょう。
無理に余分な機能を入れる必要はないので、予算と釣り合うコスパのいいスマートウォッチをゲットしてください。