仕事や趣味などで使いやすいノートパソコンは、持ち運びにもぴったりなサイズで人気のアイテムです。薄型かつ軽量化された商品が多くあるので、どれにしようか迷う方が少なくありません。
今回は持ち運びに適したノートパソコンの選び方や、人気のメーカー・おすすめ商品を紹介します。持ち運び用のノートパソコンが欲しい方・はじめて購入する方は、ぜひ参考にしてください。
持ち運びできるノートパソコンのおすすめの選び方
重量が1.3kg以下のノートパソコンを選ぶ
持ち運べるノートパソコンを探している方は、仕事で使う場合が多いでしょう。ノートパソコン以外にも荷物を持ち歩くことがあるので、重量が軽い商品がおすすめです。モデルによって重量は異なりますが、持ち運びにぴったりな重量の目安は1.3kg以下です。1kgを切るような超軽量タイプもありますので、チェックしておきましょう。
また画面サイズが大きいほど重量が大きいことが多いです。バッグに入れやすいという点を考慮すると、持ち運び向きな画面サイズは12~14型となります。
スペックで選ぶ
ノートパソコン選びでは重量以外でも、スペックの確認が必要です。以前に比べて低価格なノートパソコンが多く発売されていますが、商品によってはスペックが低いものがあります。最低限のスペックが備わったノートパソコンを選ばないと、動作が遅い・すぐ固まるなど使い心地が悪くストレスを感じる場合があります。
スペックを知りたい方は、CPU・メモリ・ストレージをチェックすると良いでしょう。基本的には数字が大きいほど、高いスペックです。
CPU
人間で例えると、CPUは脳にあたる部分です。CPUはインテルが製造している『Core i』搭載モデルが多いのですが、最近ではAMD製造の『Ryzen』を搭載した商品もあります。
『Core i』は3~9まであり、数字が大きいほど機能が優れており、同時に価格が高くなります。安心性と機能性のバランスがちょうど良く、多くの方が使いやすいCPUです。一方『Ryzen』も低価格ながら機能性も十分で、ゲームPCとして人気が高いため、ゲームをしたい方は候補にするといいでしょう。
メモリ
メモリは何個もページを同時に開いた状態で作業する方は、重要視した方がいいでしょう。メモリが大きいほど安定した操作ができるので、ページをたくさん開いても固まることが少ないです。
メモリはノートパソコンの使い方によって、おすすめの容量が変わります。ネット閲覧や文字入力・ちょっとした動画の編集であれば、メモリは4GBあれば十分です。仕事で画像編集をする方やゲームを楽しみたい方は、8GB以上あると安心です。
ストレージ
ファイルや動画などを保存したい方は、ストレージのチェックも忘れないようにしましょう。ストレージは主に3種類あります。低価格で容量が多い『HDD』・バランスの良い性能と価格の『eMMC』・立ち上がりなどにも影響する高速な『SSD』です。
『HDD』なら1TB、『eMMC』では32GB、『SSD』であれば256GBあれば、普通に使う分には問題ない容量となります。予算と照らし合わせながら、使い方にマッチするノートパソコンを選びましょう。
Officeソフトが付属しているかどうかで選ぶ
仕事で特に使う方が多いのがOfficeソフトです。一般的に知られているのは、マイクロソフトが発売しているワードやエクセル・スライドなどです。Officeソフトは付属しているモデルと、別途購入が必要なモデルがあります。もちろん付属モデルは価格が少し高くなるので、必要がない方は付属していないモデルで十分です。仕事で必ず使う場合は、Officeソフト付属のノートパソコンを選ぶといいでしょう。
Officeソフトは更新タイプと2種類の買い切りタイプがあります。付属しているモデルは買い切りタイプの割安なバンドル版です。
メーカーで選ぶ
ノートパソコンは数多くのメーカーが発売しています。その中でもまずはWindowsとMac bookの2種類から選びます。WindowsはNECや東芝・Lenovoなどさまざまなメーカーが取り扱っているので、選ぶ候補が多く自分好みのノートパソコンを見つけやすいです。メーカーそれぞれデザインやサポート体制が異なるので、細部までチェックしておくと安心できます。
一方Appleのみが取り扱うのがMac bookです。ファンが多いメーカーで、クリエイターの方が仕事で使うなど機能性に優れ、カスタマイズができる点も魅力です。iPhoneやiPadを愛用している方は候補にしておくといいでしょう。全体的に価格が高くなります。
価格で選ぶ
価格帯に幅があるノートパソコンですが、高スペックや画面サイズが大きい商品は価格が高いです。最低限のスペックや画面サイズが小さい商品は、比較的低価格となります。最新モデルや新品にこだわりがない方は、中古のノートパソコンも候補に入れておくといいでしょう。
安いノートパソコンですと5万円台から購入でき、10万前後であればスペックも申し分ない商品の購入が可能です。使用用途に合わせて予算を決めましょう。
持ち運びできるノートパソコンのおすすめの使い方
インターネットや文章作成
ノートパソコンは、インターネットをしたり書類の入力などの文章作成に使う方が多いです。大画面で見やすく、両手でキーボードを使って文字入力できるので、スマートフォンよりも早く作業ができます。
主な使用方法が上記の場合には、それほど高いスペックのノートパソコンでなくても問題ありません。CDROMの写真データのチェックなど、簡単な画像編集も可能です。なるべく大きい画面サイズのノートパソコンを選ぶといいでしょう。
ビジネスで使う
ビジネスで使いたい方は、スペックが高く軽量なノートパソコンがおすすめです。ページ数を多く開いたり、さまざまなデータやソフトをダウンロードすることがあるので、処理速度や容量のチェックも重要です。
CPUは最低でもCore i5以上を選び、メモリは8GB以上・ストレージはSSDのノートパソコンがいいでしょう。他の荷物と一緒に持ち歩くことが多いので、画面サイズは12~13型で薄型をおすすめします。
ゲームを遊ぶ
趣味としても人気のゲームは、画像が美しく激しい動きで迫力ある映像が魅力です。ゲームの良さを活かし操作のしさすさを求める場合は、やはり高スペックのノートパソコンがおすすめです。
CPUはCore i7以上かRyzen搭載モデルがいいでしょう。メモリは16GB以上を選んでおくと安心です。ゲームによって最適なスペックが変わるので、記載されているスペックを最初に確認しておくと、ノートパソコン選びが楽になります。
動画編集をする
ビジネスや趣味で動画編集することが多い方は、メモリの容量とCPUの確認が必須です。動画自体が容量が多く、動画編集アプリの動作の面でもメモリは8GB以上がベストになります。
最近は4K映像の編集も可能になったので、合わせて高機能なCore i7~9を選ぶといいでしょう。その際はメモリの容量も大きい方が安心です。32GBはあると快適に作業が行えるでしょう。価格は高くなりますが、ストレスなく作業を行うためにハイスペックなノートパソコンがおすすめです。
持ち運びできるノートパソコンのおすすめメーカー
Apple (アップル)
『Appleは独自のOSで高機能な点が魅力です。iPhoneやiPadを愛用している方は、データなどの共有化ができるのでおすすめします。どのモデルも薄型ですが、持ち運びに適している商品は、『Mac book Airや『Mac book Pro13型です。
なるべく低価格で高いスペックを求めない方は『Mac book Air、機能性で少しこだわりたい方は『Mac book Pro13型がいいでしょう。
Microsoft (マイクロソフト)
一度は触ったことがある方が多いWindowsソフトを開発したのが『Microsoftです。Microsoftが発売しているノートパソコンは、『Surfaceになります。2in1など独自性が高いデザインを取り扱うなど、周りと差を出したい方からも人気のあるメーカーです。
Officeソフトを搭載しているので、ビジネスとして使いたい方からゲームをしたい方など、さまざまなニーズに合うモデルが多いです。
東芝
『東芝は現在はSHARPと共同でdynabookとしてノートパソコンを製造しています。2社の技術を詰め込んだクオリティの高さで、人気があるメーカーです。
頑丈かつ軽量なので持ち運びに適した商品が多く、価格以上の使い心地でコスパのいいノートパソコンです。アフターサービスの良さでも定評があり、ノートパソコンの取り扱いに不安がある初心者の方でも安心できます。
Dell (デル)
アメリカで1984年に設立した、受注販売のパソコンメーカー『Dell。受注販売は低価格でノートパソコンを販売できるメリットがあり、大ヒットしました。
機能性はもちろんのこと、デザイン性にも優れており、スタイリッシュで低価格なノートパソコンが欲しい方におすすめです。幅広いシーンマッチする商品から、自分に合うノートパソコンを見つけられます。