『中華スマートウォッチ』は価格が低く種類が多いのが特徴です。ただ種類が多いゆえにスマートウォッチ選びに迷ってしまうかもしれません。
そこでこの記事では中華スマートウォッチの選び方からおすすめの中華スマートウォッチまで紹介いたします。ぜひご自身にぴったりの中華スマートウォッチをみつけてください。
中華スマートウォッチとは
『中華スマートウォッチ』とは、中国製のスマートウォッチのこと。リーズナブルな価格で購入できるのに高性能なのが特徴です。スマートウォッチは、CPUが内蔵された電子時計でウォッチ型とブレスレット型が発売されています。
血圧や心拍数を測れたり、メールの通知をしてくれたりと、生活をより便利にしてくれる機能が多数搭載されているところが、一般的な電子時計との違いです。約4,000〜20,000円の価格で発売されており、値段が高くなるほどハイスペックな機能がついています。
中華スマートウォッチのおすすめポイント
価格の安さ
SONYなど国内ブランドから発売されているスマートウォッチは、安くて7,000円〜なのに対し、中国製は2,000円代から購入可能。だからといって使い勝手が悪かったり、機能面で劣っていることは決してありません。またカラーやデザインのバリエーションも豊富です。
中国製と聞くと少し不安を感じる方もいるかもしれませんが、製品によっては日本製より優れた点もあります。できるだけ安くスマートウォッチを手に入れたい方は、ぜひ検討してみてください。
クオリティの高さ
中華スマートウォッチは『クオリティの高さ』も魅力です。心拍数や血圧管理など健康管理しやすい機能や、耐久性・防水性に優れたものなど多数発売されています。
特に電子決済機能つきは、財布を持ち歩かなくても外出できるため、とても便利な機能です。さらに生理状態や月経期間を設定・管理できる、女性に嬉しい機能が搭載された中華スマートウォッチも。様々な機能があるので、自分のライフスタイルに必要な機能は何かを考えて選びましょう。
中華スマートウォッチの選び方
タイプで選ぶ
中華スマートウォッチは2種類のタイプが発売されています。『ウォッチ型』と呼ばれるのは、一般的な腕時計とあまり変わらず、多彩なデザインやカラーバリエーションで発売されています。
コーディネートと合わせたい方、やデザイン性を重視する方におすすめです。もう一つはブレスレット型で、無駄のないスタイリッシュなデザインをしています。ウォッチ型に比べて軽量でコンパクトなサイズ感も魅力です。ランニングやウォーキングの際、腕につけていても重さを感じず運動の妨げにもなりません。
日本語に対応しているかどうかで選ぶ
中華スマートウォッチを購入する際は、『日本語』に対応しているかどうかもチェックしましょう。ある程度スマートウォッチを使い慣らしている方なら、日本語に対応しなくても感覚で設定できます。
しかし初めて中華スマートウォッチを購入する方は、日本語に対応していないと初期設定など不便です。安い中華スマートウォッチは日本語対応していない場合も。ある程度価格が高くても、使い勝手の良さを重視するなら、日本語対応している中華スマートウォッチがおすすめです。
画面の大きさと画質で選ぶ
利便性や視認性を重視するなら、『画面の大きさや画質』も重要です。基本的に高機能なほど、多くの情報を処理しなければならないため、画面は大きくなります。ちなみに中華スマートウォッチの画面サイズは約1.39インチ〜1.5インチが主流です。
Apple Watch4の1番大きいサイズでも1.78インチ程度ですが、LEMFO LEMXは画面サイズ2.03インチと今まで発売された中華スマートウォッチの中で最も大きく、視認性が良いと発売当時話題になりました。またクリアで綺麗な画質を求める方は、高解像度のものを選びましょう。
Blutoothのバージョンで選ぶ
スマートフォンと中華スマートウォッチを『Bluetooth』で接続すれば、通話ができたりSNSのメッセージ受信ができたりと、とても便利です。しかしスマートフォンとBluetoothのバージョンが合わないと、接続ができません。
また本来の機能をうまく発揮できないこともあります。最新のスマートフォンと、最新の中華スマートウォッチなら問題なく接続できることがほどんどですが、Bluetoothの対応バージョンは要チェックです。
GPS対応のものを選ぶ
ランニングやウォーキング、フィットネスにおいて中華スマートウォッチをつける場合は、『GPS』つきだと便利です。スマートフォンがなくても位置情報を記録してくれるため、どれくらい走ったり歩いたりしたか把握できます。
さらに中華スマートウォッチには、道案内機能つきモデルも。スマホの地図アプリのように、次に進む場所を提示し、目的地まで案内してくれる便利な機能です。この機能がついていれば、知らない土地でも迷うことなく目的地にたどり着けるため、旅行や出張先などで重宝します。
重さで選ぶ
中華スマートウォッチを長時間つける方は、重さも考慮して選びましょう。軽いモデルだと20〜50g(ベルト別)くらいで発売されています。特にランニングやトレーニングで中華スマートウォッチをつける方は、要チェックです。
バッテリー持ちで選ぶ
頻繁に充電するのが面倒な方は、『バッテリーの持ち』も確認しましょう。安いモデルだと、1〜2日前後しか持ちません。中華スマートウォッチの平均バッテリー持ち時間は約1週間前後ですが、ロングバッテリー搭載なら30日間持つモデルも発売されています。
ただしGPS機能が搭載されていたり、SNSの通知機能が搭載されていたりするハイスペックな中華スマートウォッチは、バッテリーの消耗も激しくなります。バッテリーの持ちを重視するなら、ロングバッテリー搭載モデルがおすすめです。
防水防塵性能で選ぶ
アクティブシーンやフィットネスにおいて中華スマートウォッチを利用する場合は、『防水性・防塵性』にも注目しましょう。防水性はIPX0〜8と9段階で示されます。IPとは、International Protectionの略で、国際電気標準会議において2003年に定められた、精密機器の保護能力がどれくらいかを示す数字です。数字が大きくなるほど、防水機能も高くなります。雨や雪など水から守りたい場合は、IPX5以上を選びましょう
また防塵性はIP○Xと表記され、○の部分には0〜6までの数字が入ります。防水性と同じく、数字が大きくなるほど防塵性能も高くなります。砂やほこりが気になる山や過酷な環境で、中華スマートウォッチを利用する場合は、IP5X以上がおすすめです。
評価で選ぶ
中華スマートウォッチはリーズナブルな価格で高性能なところが魅力ですが、中にはスペックが劣る製品も存在します。バッテリーの持ちが悪かったり、アプリとうまく連携しなかったりすることもあるので、実際使用したユーザーのクチコミや評価も購入の際、参考にしましょう。また機能面の評価をチェックするのはもちろんですが、つけ心地や使い勝手の良さも目を通すと、失敗が少ないです。
スマホ側のアプリで選ぶ
中華スマートウォッチを購入する際は、『アプリの性能』も重要な要素です。Xiaomi(シャオミ)が提供するMi Fitとというアプリは、日本語もしっかりしており、ランニング・サイクリング・ウォーキングといったトレーニングを記録できます。心拍数や姿勢などをデータに蓄積し、どのように改善すれば良いか教えてくれるのもポイントです。さらに睡眠の質を向上させるためのアドバイスも的確。
単なる数字として提示するのではなく、一般的な人と比べてどうなのかを教えてくれます。またHuawei (ファーウェイ)のヘルスケアアプリも、Mi Fitに比べると劣りますが、基本的に記録ができる点では同じです。マイナーなメーカーが提供するアプリだと、うまく作動しなかったり記録がうまく取れなかったりすることも。そのためアプリを重視するなら、中国の大手メーカーから発売されている製品がおすすめです。
中華スマートウォッチのおすすめメーカー
Xiaomi (シャオミ)
『Xiaomi』は、2010年4月に雷軍によって設立された、中国の総合家電メーカー。2011年にスマートフォンの販売を開始し、2018年には香港取引所において上場を果たした、世界的に注目されている、急成長企業です。
スマホの出荷台数は世界第4位を誇ります。Xiaomiの中華スマートウォッチは、リーズナブルな価格でハイスペックな点が魅力です。特にMiスマートバンド4は、3,000円代で購入できるのに、必要最低限の機能を備えつつ、バッテリーの持ちも良いと定評があります。
Huawei (ファーウェイ)
『Huawei』は、1987年に中国・深センに設立された、通信機器メーカー。コンシューマー向けのスマートフォンやパソコンをメインに、法人向け製品も多数発売しています。18万人以上の従業員がいる大手企業で、2005年にはファーウェイ・ジャパンが設立されました。
Huaweiの中華スマートウォッチは、GPSや長時間バッテリーを搭載した機能性はもちろん、ファッショナブルなデザインも魅力です。
Huami (ファーミ)
『Huami』は2014年に設立された電子機器メーカーです。Xiaomi のパートナー企業として、スマートウェアラブル製品のデザインと製造を行なっています。2019年に発売された最新モデルAmazfit Vergeは、12種類のスポーツモードを搭載。
ランニングや散歩、サイクリングといった基本的なフィットネスはもちろん、テニスやクライミングなどのスポーツにも対応しています。消費カロリーや活動量を正確に教えてくれるため、トレーニングに中華スマートウォッチを活用したい方には特におすすめです。
UMIDIGI (ユミディジ)
『UMIDIGI』は2012年2月に設立された、通信機器メーカー。主に東南アジア・ヨーロッパ・中東など世界20ヶ国以上に、スマートフォンの発売を行なっています。UMIDIGIの中華スマートウォッチは、リーズナブルな価格で購入できるのが最大の魅力です。
UWatchは3,000円以下で購入でき、必要最低限のスペックは備えながらデザイン性に優れています。価格を重視する方にはおすすめのメーカーです。