女性のスキンケアやメイクに必要な『コットン』。化粧水を肌に浸透させるときやメイクオフするとき、ネイルの拭き取りをするときにも大活躍してくれます。
ひとくちにコットンと言っても、商品によって形状や柔らかさ、素材が異なるため、どれを選べば良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回はおすすめのコットンを10選紹介します。合わせてコットンの種類や選び方のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
コットンのおすすめの選び方
種類で選ぶ
カットタイプ
最も一般的なのは『カットタイプ』のコットンです。肌に当たる部分はコットンのみなので、肌に優しいというメリットがあります。ですがコットンの両サイドは切りっぱなしとなっているため、強く擦ると毛羽立ちや型崩れの原因に。
商品によって大きさが異なるので、用途に合わせて使用することができます。コストパフォーマンスが高く、メイクやネイルなど、さまざまなシーンで惜しみなく使えるのも魅力です。
サイドシールタイプ
薄手の不織布で中綿を挟んでいるタイプのコットンです。コットンの両サイドはエンボスシールで留められているので、毛羽立ちや型崩れがしにくいというメリットがあります。少量の水分でもコットンの内部まで浸透しやすいのもポイントです。
一般的なカットタイプのコットンに比べて、強く擦っても型崩れしにくいので、ネイルオフや化粧水のパッティングに最適。価格が高い商品が多いですが、コットンを綺麗に使用したい人におすすめです。
ラウンドタイプ
丸い形に整えられた『ラウンドタイプ』のコットンは、まるでファンデーションのパフのように手に馴染み、持ちやすいというメリットがあります。サイズが大きい商品が多いので、丸めて使用することも可能。
また中綿を薄手の不織布でしっかりと包んであるため、強く擦っても綿が飛び出しにくいのも特徴。毛羽立ちや型崩れもしにくいです。濃いめのポイントメイクをオフするときや、ネイルをオフするときに重宝します。
セパレートタイプ
『セパレートタイプ』は、薄手のコットンが数枚重なっています。分割しても毛羽立ちが少ないので、化粧水を染み込ませて頬などに貼り付ける『コットンパック』や、化粧水のパッティングなどに最適。一般的なコットンに比べて厚みが少ないので、使用する化粧水も少量で済むのがポイントです。
剥がさずにそのまま使用することもできるので、用途に合わせてコットンの厚みを調整したい人におすすめです。
2wayタイプ
表と裏で肌触りが異なる素材が使用されている、『2Wayタイプ』のコットン。表は一般的なふわふわなタイプ。裏面は拭き取りに便利なメッシュ加工や凸凹加工がされている商品が多いです。数種類のコットンを揃える手間が省けるというメリットもあります。
表裏を使い分けることで、メイクオフやネイルオフがより簡単に行えます。それ以外にも、さまざまな用途で異なる種類のコットンを使用したい人にもおすすめです。
ロールタイプ
あらかじめ使いやすいサイズにカットされておらず、ロール状にくるくると巻かれた状態で販売されているコットンです。使用したい大きさにカットして使えるのが魅力。
自分でカットすることで、形が自由自在に変えられます。ヘアカラーの薬剤を塗布するときやフェイスパックなど、さまざまな用途で使用できます。
大きさで選ぶ
通常サイズ
さまざまな用途で使用したい人は、通常サイズのコットンを購入するのがおすすめです。指2本で挟むので、持ちやすいというメリットがあります。細かい部位のメイクオフをしたい人や、ネイルの拭き取りを丁寧に行いたい人にも最適。
コンパクトなサイズのコットンであれば、普段のお出かけや旅行のときにも、ポーチに入れておけます。コットンのサイズ選びに迷ったら、通常サイズを選んでおくと良いでしょう。
大判サイズ
通常より大きいサイズの大判コットンは、顔全体を覆うことができるのでコットンパックなどに最適です。表面積が大きい分拭き取れる範囲が広いので、ネイルオフやメイクオフも短時間で終わらせることが可能。
大きなサイズのコットンは、ハサミで自由自在にカットして使えるのもポイントです。肌に優しい素材を選べば、赤ちゃんのおしりふきとしても使えます。
厚さで選ぶ
コットンの使用感は生地の厚みで大きく変わります。薄いコットンであれば化粧水などの水分をよく吸い、少量の化粧水でもしっかりと浸透させることができます。化粧水を使用したコットンパックやパッティングにおすすめです。
厚みのある生地のコットンは、ふわふわの優しい肌触りが魅力。デリケートな肌にも刺激が少なく、安心して使用できます。型崩れしにくいのもポイント。メイクやネイルのオフにぴったりです。
コスパで選ぶ
毎日使用するコットンだからこそ、コストパフォーマンスは大切。ドラッグストアで販売されているようなメーカーであれば、手頃な価格で購入できるものが多く、普段使いに最適です。
女性へのプレゼントなどでコットンの購入を考えている人は、シャネルやシュウウエムラのようなデパコスブランドがおすすめです。素材や使い心地の良さはもちろん、パッケージにもこだわって作られています。価格は安くはないですが、ブランドコスメを購入するよりは気軽に購入できます。
質で選ぶ
潤いやすく毛羽立ちの少ないもの
コットンを使用したあと肌に細かい繊維が残ってしまうと、大きなストレスになりかねません。取り除くのはかなり面倒で、肌を傷つけてしまう危険もあります。そのためコットンを選ぶときは、毛羽立ちのないものを選ぶことが大切です。
コットンが化粧水や除光液などでしっかりと潤っている状態であれば、比較的毛羽立ちを抑えられます。少量の水分でしっかり潤すことのできるコットンを選ぶと良いでしょう。
オーガニックコットン
肌がデリケートな人は、素材や肌ざわりにもこだわってコットン選びをすることが大切。『オーガニックコットン』であれば、ふんわりとした優しい使い心地で、肌への刺激が少ないのでおすすめです。価格は一般的なコットンに比べて高い商品が多いですが、赤ちゃんにも使用できるほどの優しさが魅力です。
漂白剤を使わずシンプルな製法で作られているものや、低刺激にこだわって作られた商品も販売されているので、肌質や用途に合わせて選びましょう。
無漂白
『無漂白』のコットンは化学染料を使用せず作られているので、地球環境に優しいエコなコットンと言えます。特に無印良品で販売されている無漂白の生成コットンは、ナチュラルな風合いが楽しめるので人気を集めています。
しかし漂白剤を使用しているコットンに比べて、色が茶色っぽいのがデメリットです。メイクで使用するときは、コットンにとった化粧品の色がわかりづらい場合もあるので注意が必要です。
コットンのおすすめメーカー
シルコット
『シルコット』は日本の大手衛生用品メーカー『ユニ・チャーム』が展開するブランドです。コットンブランド No1と言われているほど知名度があります。ドラッグストアなどで手軽に購入できる、コストパフォーマンスの高いコットン商品を多数販売しています。
資生堂
言わずと知れた日本の大手化粧品メーカーです。特に人気を集めているのが『ビューティーアップコットン』。ソフトな肌触りと化粧水の吸水・発水に優れているのがポイントです。
無印良品
『無印良品』では生活雑貨や衣類から食品まで、シンプルなデザインと機能性にこだわった商品が販売されています。無印良品のコットンは、漂白されていないのが特徴。リーズナブルな価格も魅力です。
コットンラボ
『コットンラボ』はコットンを原料にした商品を多数販売している日本のメーカーです。オーガニックコットンやめくれるコットンのほか、メンズ向けのコットンや美容成分が入ったコットンなどが販売されています。