プロテインを溶けやすくするためのアイテム『プロテインシェイカー』。プロテインを摂取する際にとても便利なアイテムです。
プロテインシェイカーには、溶けやすくするためにメッシュやボールが入っているものや、電動式のものなどさまざまな種類があり、迷う方も多いはず。
今回は『プロテインシェイカー』の選び方や、おすすめのプロテインシェイカーを紹介します。自分にあったプロテインシェイカーを選ぶと、ダイエットや筋トレがもっと楽しくなります。ぜひチェックしてみてください。
プロテインシェイカーとは
『プロテインシェイカー』とは、水とプロテインがまざりやすいようにするためのアイテムです。プロテインはタンパク質が主な成分で、ただ水とまぜただけでは溶けません。プロテインはしっかり水とまざらななければ、タンパク質が上手く吸収されず、プロテインを補給する意味がなくなってしまいます。
プロテインシェイカーがあれば、シェイカーに水を入れて振るだけでダマにならずにしっかりまざります。タンパク質を効率よく摂取できるので、筋トレの後にプロテインを飲む方や、ダイエットをしている方に必須のアイテムといえるでしょう。
プロテインシェイカーのおすすめの選び方
プロテインシェイカーは水とプロテインをまぜるだけのシンプルなアイテムですが、意外にもたくさんの種類があり、選ぶ際に迷うはず。プロテインシェイカーの種類や特徴を説明するので、選ぶ際の参考にしてください。
プロテインシェイカーの種類で選ぶ
さまざまなタイプのプロテインシェイカーが存在します。それぞれの種類を説明していきます。
シンプルタイプ
『シンプルタイプ』は一般的によく見かけるタイプのプロテインシェイカーで、フタとコップの2つのパーツで構成されています。作りがシンプルなので、洗浄しやすく、値段も安いのがメリットです。
一方でプロテインの種類によっては、振っただけでは溶けにくいものがあり、プロテインを完全に溶かしきれないのがデメリット。またトレーニングの前後に分けて少しずつ飲みたい場合、いちいちフタを開け閉めしないといけないので、手間に感じることも。
シンプルタイプは、とりあえず安くプロテインシェイカーを使いたいという方に向いています。
飲み口の狭いタイプ
『飲み口が狭いタイプ』は、シンプルタイプと異なりフタがついていて、ワンタッチで飲み口を開閉できるのが特徴的。トレーニングをしながら飲めます。中にメッシュが入っているアイテムなら、溶けにくいプロテインでも綺麗に溶かせます。
デザイン性に優れたアイテムも多いです。最近はフィットネスをおしゃれに楽しむ方が増えているので、デザインが気になる方にピッタリ。
しかしシンプルタイプに比べると構造が複雑で、洗いにくいデメリットがあります。使用したら、固まらないうちになるべく速く洗浄するなど注意が必要です。プロテインを少しずつ飲みたい方や、デザイン性をもとめる方に向いています。
多機能タイプ
『多機能タイプ』はシェイカーの底に、プロテインパウダーやサプリメントを格納するパーツが備えられています。パーソナルトレーニングを受けている方や、ジムで体を鍛えている方は、プロテインやサプリメントの持ち運びに困ったことがあるのではないでしょうか。
多機能タイプのシェイカーなら、プロテインやサプリメントを一緒に携帯できるのでとても便利。値段は少々高くなりますが、携帯性や利便性を重視している方にピッタリです。外出先でのトレーニングが多い方や、本格的に体を鍛えているアスリート向けといえます。
電動タイプ
『電動タイプ』のプロテインシェイカーなら、手で振る必要がないので、プロテインを溶かすのが楽。ミキサーのようにまぜてくれるので、力も必要なく溶けるのが速いです。プロテインを溶かす作業が面倒な方に向いています。
値段は高いですが、洗いやすいように加工してある製品も存在するので、利便性は高いです。溶けやすさや、完成までの速さをもとめる方は検討してみてはいかがでしょうか。
プロテインシェイカーの特徴で選ぶ
プロテインシェイカーは容量が大きいものや、目盛りがついたものまでさまざまな特徴があります。プロテインシェイカーの特徴を説明していくので参考にしてください。
目盛りつき
プロテインシェイカーに『目盛り』がついているととても便利です。目盛りがついていないと計量カップを使って測る必要があるので、外出先で不便。水の量を目分量で入れてしまうと溶けにくく、味が変わったりすることもあります。
目盛りつきのシェイカーなら、目盛りにしたがって必要な量のプロテインと水を入れれば完了するので、外出先でも適切なプロテインを楽に作れます。シェイカーを選ぶなら目盛りがついているものを選ぶとよいでしょう。
容量
プロテインシェイカーは、摂取したいプロテインの量に応じて選びましょう。プロテインと水をしっかりまぜるには適切な容量が大切。シェイカーにある程度余裕がないと、しっかりまざらないからです。
必要な量よりも少し大きめのプロテインシェイカーを選ぶのがポイント。必要なプロテインの量はトレーニング強度やワークアウトの種類によって異なるので、しっかり把握しましょう。
プロテインの摂取量が少ない場合、300ml程度の容量で十分ですが、たくさん飲む方やある程度余裕を持たせたい方は400ml以上を選ぶのがベストです。
密閉性
プロテインシェイカーは液体を入れて振るので、『密閉性』が低いと漏れてしまいます。しっかり密閉できるシェイカーを選ぶのが失敗しないポイント。100円ショップなどで安く手に入るシェイカーは密閉性が低いものがあるので、なるべく人気メーカーのブランド品を購入するのがよいでしょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
プロテインシェイカーはプロテインで汚れやすいので、なるべくお手入れがしやすいものを選ぶのがポイントです。それぞれ紹介しますのでチェックしてみましょう。
口が広いかどうか
飲み口が広いプロテインシェイカーなら、洗うときに手やスポンジが入りやすいので、隅々まで綺麗にできます。プロテインシェイカーに汚れが残っていると、ニオイの原因や最悪カビが生えるなど衛生的によくないので、しっかり洗えるものを選びましょう。飲み口が狭いシェイカーを洗うための専用のスポンジがありますが、購入したくないなら飲み口が広いものを選ぶのがよいです。
食洗機に対応しているかどうか
食洗機に対応したプロテインシェイカーであれば、洗いづらい形状のシェイカーでも綺麗に洗浄できます。時間がない人や洗い物が面倒なときにもピッタリ。
注意点は食洗機に対応していないシェイカーを食洗機で洗うと、破損の原因になるということです。プロテインシェイカーが食洗機に対応しているか確認してから使用しましょう。
付属品があるかどうか
プロテインシェイカーにはフタにキャップがついているものや、プロテインパウダーが溶けやすくなるようにメッシュがついているものがあります。フタにキャップがついているなら少しずつ飲むことができます。メッシュがついているならプロテインが溶けやすくなり便利です。
付属品があれば、プロテインを作るときや飲むときに便利です。自分がプロテインシェイカーを使う際に、作りやすさや飲みやすさなど何を重要視するかで選ぶとよいでしょう。
プロテインシェイカーのまぜやすさで選ぶ
プロテインシェイカーにはボトルにくびれやグリップがついていて持ちやすいものがあります。くびれやグリップがついていると振りやすく、より滑らかなプロテインが作れるでしょう。すぐにプロテインが水とまざるので、時短にもなります。
ステンレス製のボールやメッシュのフタがついているなら、ダマになることを防げます。使用するプロテインが溶けにくいなら、まぜやすいシェイカーを選ぶとよいでしょう。
プロテインシェイカーの価格で選ぶ
プロテインシェイカーの値段は幅広く、100円で購入できるものもあれば、2000円するものもあります。価格差が20倍以上もあり、幅が広いです。高いシェイカーほど溶けやすさや携帯性などが優れていますが、自分が重視するポイントを備えたアイテムなら1000円程度のもので十分。
今回の記事で紹介した選び方のポイントを参考にして、自分にあったプロテインシェイカーを選んでみてはいかがでしょうか。
プロテインシェイカーのおすすめの使い方
プロテインシェイカーの正しい使い方を理解して、効率よくプロテインを補給しましょう。以下それぞれ説明します。
1.最初に液体から入れる
プロテインシェイカーの正しい使い方は、プロテインは粉ではなく水などの液体を最初に入れることです。粉から入れてしまう方が多いと思いますが、実はNG。なぜなら粉を最初に入れてしまうと底で固まってダマになりやすいからです。
プロテインシェイカーは液体から入れるようにすると、溶けやすくダマになりやすいですよ。
2.プロテインを入れる
液体を入れたらプロテインの粉を入れましょう。フタをしっかり閉めないと液体がこぼれてしまうので注意してください。またシェイカーに付属している専用のフタでなければ、フタが外れることがあるので、専用のもの使いましょう。
フタを閉めたらよく振ります。ダマを作らないように縦によく振ってください。ダマがなくプロテインが均一に溶けたら完成です。最初は泡が立っているので、少し置いてから飲むと飲みやすくなりますよ。
プロテインシェイカーを使うときの注意点
プロテインシェイカーは正しく使うことが大切です。ダマができたり、不衛生にならないように注意しましょう。
ダマにならないように縦に振る
プロテインシェイカーは縦に振ると溶けやすく、ダマになりにくいです。ムラなくまぜることができ、短時間で溶けますが、空気とまざって泡が立ちやすいデメリットがあります。
泡立ちを少なくしたいなら、回すようにまぜるのがポイント。溶けるのに時間がかかりますが泡が少なくて飲みやすいです。
使用後はすぐに洗う
プロテインシェイカーを使った後はすぐに洗いましょう。洗うのが面倒だからといって放置してしまうとプロテインが固まって落ちにくくなります。また腐敗やカビの原因にもなるのですぐに洗い落しましょう。
外出先ですぐに洗えないのであれば、水を入れておくとプロテインが固まることを防げます。しっかり洗っていてもフタの溝にプロテインが付着して固まっていることがあるので、つけおきして洗うのもよいです。