庭先に置いて水仕事ができる『ガーデンシンク』は、1台あると便利なもの。バーベキューの洗い物をしたり、スニーカーを洗ったり、さまざまな用途で使えます。
デザインも南欧風のおしゃれなものや、シンプルで機能的なものなどさまざまです。庭のおしゃれなアクセントとしても活躍しますよ。今回は『ガーデンシンク』の特徴や選び方、おすすめ商品などをくわしく紹介します。自分の好みにぴったりの『ガーデンシンク』を見つけてください。
ガーデンシンクとは
ガーデンシンクとは庭に置く『流し台』のこと。ちょっとした水仕事ができます。庭でバーベキューをする場合などに便利ですよ。おしゃれなものからシンプルなものまで、デザインも色々なものがあります。
ガーデンシンクの良い点は姿勢がラクなこと。通常の立水栓タイプでは、腰をかがめないと洗えません。ガーデンシンクなら流し台と同様の姿勢で作業できます。おしゃれなガーデンシンクは、庭のアクセントとしても活躍。普通の庭に飽きたらガーデンシンクを置くだけでイメージが変わります。
ガーデンシンクのおすすめの選び方
素材に合わせた溶解度で選ぶ
洗い物をする際には洗剤を使用します。ガーデンシンクを選ぶ際は、洗剤などで溶解しにくい素材を選びましょう。ステンレスは熱に強く錆びにくい素材。ガーデンシンクにはぴったりです。
コンクリートは油に弱く、染み込んでしまうことがあります。衝撃で欠けてしまうのもデメリット。シンプルな素材なので、どんな庭にもマッチするのがメリットです。シンクの素材により耐熱性・耐久性が変わります。屋外に置くので熱に強いかどうかも重要。太陽の熱に当たっても溶解しにくい素材がおすすめです。
材質で選ぶ
ステンレス
『ステンレス』は雨風にあたっても錆びにくい素材です。屋外に置いても長持ちします。たまに磨くときれいな状態を保てますよ。見た目がシンプルで手入れがしやすいのが良い点です。耐久性もあり長期間きれいに使えます。
コンクリート
『コンクリート素材』のガーデンシンクは控えめな印象。どんな庭でもマッチします。長く使用するほど風合いが増すのがメリットです。デメリットは衝撃によって欠けてしまったり、油汚れが染みたりする点。しかしそれも良い風合いとなり、庭の風景になじんでいきます。味のあるガーデンシンクになりますよ。
陶器・石
『石』や『陶器』を使ったシンクは庭のアクセントとして役立ちます。タイルはデザインや色の種類が多く、オリジナリティのあるシンクが多いです。昭和風のレトロなものや南欧風のおしゃれなものなど、多彩なラインナップがありますよ。
繊維強化プラスチック(FRP)
『FRP(繊維強化プラスチック)』は強度が高く、加工が自由にできる素材。光沢がありタイルのような風合いもあります。加工のしやすさからデザイン性が豊かなのも特徴です。おしゃれで個性的な魅力が楽しめます。
目的と設置スペースからサイズを選ぶ
ガーデンシンクを選ぶ際には、目的と設置スペースを把握するのが重要です。バーベキューの洗い物などに使うなら大きめのものがベストです。スニーカーを洗う場合や庭の水やりに使う程度なら、小さめのものでも十分。自分の目的に沿ったガーデンシンクを選びましょう。
設置場所のスペースも大切なポイントです。場所によっては広く使えない場合もあるでしょう。庭のスペースには限りがあります。しっかりと納まるサイズのガーデンシンクが最適です。
高さで選ぶ
ガーデンシンクを選ぶ際には、腰の負担にならない高さを選びましょう。水仕事は上半身を使います。身体に合わないものを使っていると腰に負担がかかるのです。両腕を無理なく動かせる高さが最適です。
ペットの身体や車のマットなどを洗う際には低めのシンクがおすすめ。用途によって適切な高さが変わります。頻度が高い使用方法を考慮して、シンクの高さを選ぶと良いですよ。
程よく重さがあるものを選ぶ
ガーデンシンクは程よい重さがあるものがおすすめです。重みがある方がガタつきにくく、安定感があるからです。一度設置をすると動かすことは滅多にありません。屋外に置くのである程度の重さがないと、強風で倒れる心配もあります。
重量が軽いガーデンシンクを購入する場合は、壁際などに設置しましょう。なるべく雨風の影響を受けない場所に置いてください。台風などで本体ごと飛ばされたら大変危険です。適度な重みのあるガーデンシンクなら安心ですよ。
設置の仕方で蛇口を選ぶ
ガーデンシンクは蛇口が付いていない場合があります。蛇口が付いていないものは庭に設置されている立水栓を利用できますが、付いているものは水栓とつなげなくてはなりません。連結方法をチェックしておきましょう。
蛇口の形状や材質もシンプルなものからおしゃれなものまで、ラインナップが豊富です。小さなパーツですが庭のアクセントにもなりますよ。ガーデンシンクのイメージにぴったりな、使いやすい蛇口を選んでください。
機能性で選ぶ
収納付き
収納付きのガーデンシンクはとても便利。水仕事をする際の洗剤や、予備のスポンジなどがしまえます。シャベルなどガーデニングの道具を入れても良いでしょう。扉付きのものなら雨風も防げます。ほこりも入りにくいので汚れません。
デザインもスタイリッシュなものから、シンプルなデザインのものまでさまざま。庭の雰囲気にマッチするものを選びましょう。棚付きのものだと収納力がアップして便利です。ジョーロなど濡れても大丈夫なものなら、扉がない方が取り出しやすいですよ。
蓋付き
ガーデンシンクは屋外に設置するため、土ほこりが入ってしまいます。蓋付きのものならシンクにほこりが入りません。落ち葉やゴミなどの侵入も防ぎます。たまに使う程度なら、蓋つきのものが掃除の手間も省けます。
食器や野菜などを清潔に洗えるのもメリット。掃除を念入りにしなくても、すぐに使用できます。シンクの形状により後付けするのは難しい場合もあります。シンクを清潔に保ちたい方は、最初から蓋付きタイプを選ぶと良いですよ。
ガーデンシンクのおすすめメーカー
作善堂
おしゃれなタイルシンクを販売している岐阜県多治見市のメーカーです。昭和レトロ風のモザイクタイルが懐かしい雰囲気です。ラインナップが豊富なので、好みにぴったりのシンクが見つかりますよ。個性的なタイル水栓柱も人気です。
タカショー
全国展開しているガーデン・エクステリアの専門メーカー。海外にも進出しています。シンプルでナチュラルなガーデンシンクが人気です。キッチンの流し台のように、本格的な商品も販売しています。
ニッコーエクステリア
エクステリア製品を販売しているメーカーです。デザイン性が高く使いやすいガーデンシンクを販売しています。木目調のものやレンガ風のものまで、さまざまなスタイルの製品あります。値段は高めですが、センスの良いガーデンシンクを揃えています。