yui_watanabe 『リューター』は細身で持ちやすくグリップがしっかりとしているので、彫る、切る、削る、磨くなどの作業がとてもしやすい電動工具です。精密な作業に適していて1つあるとDIYやハンドメイドでの作品作りにとても役立ちます。
最近ではDIYに力を入れている方も増えきていますが、なかなか専門的な用具は選び方もわからず手を出しづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなリューターの特徴や選び方を、初心者でもわかりやすく丁寧に解説していきます。おすすめのリューターについてもランキング形式でご紹介していきますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
リューターとは
リューターの特徴
『リューター』とは、機械の先端に『ビット』と呼ばれる器具を取り付けそれを回転させることで、彫金・木彫・研磨・切断など幅広い作業ができる電動工具です。
一般的にリューターと呼ばれていますがリューターは日本精密機械工作株式会社の製造する、精密ハンドグラインダーのブランド名なので『ハンドグラインダー』、『精密グラインダー』と呼ぶのが正しいでしょう。
リューターの用途
リューターは細かい研削や研磨の作業をするのに適しており、主な用途としては、穴をあける、切断する、削る、磨くなどが挙げられます。ビットとよばれる器具を付け替えるだけでごく小さな穴をあけたり、金属を切断したり、木やガラスを削ったり、磨いたりなどの作業がとても簡単にできます。
特にガラス面に文字や絵を彫る加工がペンを使って作業するかのように簡単に加工ができるのが魅力的です。
おすすめのリューターの選び方
給電方法で選ぶ
リューターを動かすためには電気が必要となりますが、そのバッテリーは『充電式』のものと『コード式』のものに分けられます。
どちらにもメリットとデメリットがあるので使用場所や使いやすさによって決めるとよいでしょう。
コード式
『コード式』になるとコンセントに接続しないと使用できないため、使う場所が限られます。加工するときにコードが邪魔になってしまったりする場合もありますが、使用中はバッテリー切れになることがないので、長時間の作業には向いています。
充電式
『充電式』の場合、場所を気にせず使用できますが、本体にバッテリーが付属されるためリューター自体を重く感じたり、充電が減ってくるとパワーが落ちてしまうというデメリットがあります。
回転数で選ぶ
リューターには『回転数』が固定されているものと、回転数を自由に調整できるものがあります。
素材により適切な回転数は変わってくるので、用途が決まっていて他に使う予定がないのであれば回転数は固定でも構いませんが、色々な素材に使用したい場合は回転数を調整できるものが便利です。
目安としては木工・樹脂加工には低速回転のものを、金属のカットや磨きをかけたりする場合には高速回転のものを選ぶとよいでしょう。
トルクで選ぶ
『トルク』とはモーターを回転させる強さのことを表します。特に低回転で使用する場合にはトルクが弱いと回転が止まってしまうので、トルクは極めて重要な要素の一つです。
トルクが高いものを選ぶことで、低回転でも安定して使用できます。
軸の精度で選ぶ
リューターを選ぶ際にとても重要になってくるのが『軸の精度』です。軸の精度は使用しているときにどれくらいのぶれが出るのかを表します。
軸がぶれてしまうと穴をあけたい場所にきちんと穴をあけれなかったり、せっかくの作業が台無しになってしまうことがあります。選ぶときはにはぶれの少ないリューターを選びましょう。
連続使用可能時間で選ぶ
リューターは種類によって連続で使用できる時間が変わってきます。15分程度の時間しか連続で使用できないものから、90分という長時間連続使用できるものまで、さまざまです。
長い作業がしたいのに細切れにしか作業ができなかったりするととても不便ですので、選ぶときは連続使用がどれぐらいできるかを確認し、自分の作業時間や使用目的に合ったものを選ぶことが大事です。
静音性で選ぶ
リューターは家庭で使用することが多いので『静音性』も選ぶのに大事なポイントとなります。リューターはモーターで動かしているのでモノによってはモーター音が気になるものもあります。モーター音がうるさいと細かい作業に集中できないだけでなく、騒音トラブルなどにもなりかねません。
もちろん静音性を重視したモデルも販売されていますので、騒音が気になる方はそちらを選びましょう。
価格で選ぶ
リューターは価格が安く手軽に購入できるのも魅力的です。安いものだと1000円程度から購入できるので、まずお試しで購入したい場合などは安いものを購入するとよいでしょう。
長期間使う予定がある場合は5000～1万円前後の機能もしっかりとしたものを選ぶのがおすすめです。価格によって使える機能が異なってきますので、耐久性や機能が充実したものを選ぶのであれば1万円以上のリューターを選びましょう。
