タブレットは動画や音楽、ゲームを外出時にも楽しめるのでとても便利です。タブレットにもいろいろな種類があり、高性能なものだと価格も高くなるのでなかなか購入できない方も多いのではないでしょうか。そういう方には値段もお手頃で性能も高い『中華タブレット』がおすすめです。
この記事では中華タブレットの購入を考えている方に向けて、中華タブレットの説明や中華タブレットの選び方のポイント、編集部厳選のおすすめ商品をご紹介します。
中華タブレットとは
PCよりも価格が安く外でも動画やアプリを楽しめるのがタブレットの魅力です。他のタブレットと区別して『中華タブレット』と呼ばれるものは中国で作れているタブレットのことで、日本国内だけでなく世界的に人気が出てきています。
中華タブレットは中国で製造されている
中華タブレットは中国で生産されているタブレットのことを指し、中国圏を本拠地としているメーカーが発売しているものとノーブランドで発売されているものがあります。
名の知られている中華タブレットのメーカーとしては『Lenovo』『HUAWEI』などがあり、他にも『CHUWI』や『ASUS』『Xiaomi』など、数多くの新規メーカーも参入してきているので年々シェアが拡大しています。
世界でも人気がある
中華タブレットは技術力の高さとコストパフォーマンスの良さから、日本だけでなく海外でも人気が高まっています。
中華タブレットの世界的なシェア率は、『HUAWEI』と『Lenovo』を合わせるとApple社の製品に次いでおり、日本国内で生産されているタブレットよりも注目されています。『HUAWEI』に関してはシェア率が年々増加している傾向にあります。
中華タブレットのおすすめポイント
優れたコストパフォーマンス
中華タブレットにはハイスペックなモデルから初心者向けのエントリーモデルまでありますが、いずれも日本で製造されたタブレットやAppleのタブレットよりも価格がお手頃になっています。性能としても国内生産のタブレットと同じレベル帯のものを価格の半分程度で購入できる場合もあります。
競争激化ゆえに高性能モデルが多い
中得圏ではタブレット市場に大手から新規まで数多くのメーカーが参入してきているので、他のメーカーに負けないようにより高性能な製品を作り出すため競争が激化しています。
『Windows』と『Android』の両方のOSを搭載したモデル、ゲームに特化したモデル、防水性能が高いモデルなど中華タブレット独自の機能を有したタブレットも数多くリリースされており、そのどれもが比較的安く発売されています。
おすすめの中華タブレットの選び方
中華タブレットを選ぶときは自分の使用目的にあったものを選ばないと、せっかく購入したタブレットも、物足りなさや使いづらさを感じて、使用しなくなったり買い替えたりすることになります。購入するときのポイントを説明するので購入するときに参考にしてください。
目的で選ぶ
中華タブレットには基本的に『Windows』と『Android』どちらかのOSが搭載されていて、使用する目的に合ったOSを選ばないと使いづらいです。
タブレットをゲームやアプリを楽しむために使用するなら『Android』のOS搭載モデルを、PCと同様に使用したい方は『Windows』搭載モデルを選ぶのがおすすめです。2つのOSを搭載しているハイスペックなモデルもあるので、それぞれの特徴を以下で説明していきます。
スマホアプリが好きなら『Andoroidタブレット』
『Android』はGoogle社が開発したOSで、中華タブレットの多くにはAndroidのOSが搭載されています。タブレットで動画やアプリ、ゲームを楽しみたい方におすすめです。またOSがAndroidのスマートフォンを使用している方も、タブレットの操作方法が同じなので戸惑うことなく使用できます。
Androidのタブレットを選ぶ場合は、OSが最新のものだと操作性も高くセキュリティー面での不安がありません。購入するときはできるだけ最新のものを選ぶようにしましょう。
PC性能重視なら『Windowsタブレット』
タブレットを仕事で使用したいと考えている方は、『Windows』のOSが搭載されているモデルがおすすめです。Windows搭載のタブレットはスペックが高いタイプが多く、Windows専用のソフトなども使用できるのでPCと同様に複雑な作業ができます。
仕事上WordやExcelなどが必要な方や、ドキュメント作成をする方は、Windowsのタブレットを選べば、PCを持ち運ばなくても外で仕事ができます。
『デュアルOSタブレット』もおすすめ
中華タブレット独自の性能として『Windows』と『Android』の2つのOSが搭載されている、デュアルOSタイプのタブレットがあります。このタイプのタブレットはOSを目的によって切り替えて使えるので、動画やアプリを楽しむだけでなく仕事でも使用したいという方におすすめです。
ただし2つのOSを同時に立ち上げることができないので切り替えるときは再起動をしないといけない点と、WindowsとAndroidのメモリ領域の確保が必要でストレージが圧迫される点には、注意が必要です。
通信方法で選ぶ
中華タブレットにはSIMカードを使用する『LTEモデル』と、Wi-Fiを使用する『Wi-Fiモデル』があります。使用する環境に合わせたタブレットを選ばないと、外出時に使用できなかったり余計な費用がかかったりとタブレットを快適に使用できません。通信方法のそれぞれの特徴について理解した上で選ぶとよいでしょう。
LTEモデル
『LTEモデル』のタブレットはSIMカードを挿すことでモバイル通信ができるので、外出時などWi-Fiがない場所でもタブレットを使用したい方におすすめです。
Wi-Fiを利用した通信もできるのでさまざまなシーンで使用できますが、本体価格がWi-Fiモデルよりも高くなります。SIMカードは月々の月額料金を支払う必要があるので、主に使用する場所と購入費用、通信費用を考慮して選ぶとよいです。
中華タブレットは中国で生産されているものなので、日本での使用目的に作られていないものもあります。LTEタイプを選ぶときは、日本のSIMに対応しているかを確認しましょう。
Wi-Fiモデル
Wi-Fiが家にある方でタブレットを屋外で使用しない方は、『Wi-Fiモデル』の中華タブレットがおすすめです。Wi-FiモデルのタブレットはWi-Fi環境下では無料で通信ができ、LTEタイプよりも購入金額が安価なので手軽に入手できます。
モバイルWi-Fiルーターを使用している方は屋外でもタブレットを使用できます。通信費用を掛けたくない方は、自分の環境に合った通信方法のタブレットを選ぶとよいでしょう。
画面の大きさで選ぶ
タブレットの画面サイズは持ち運びやすさや使用目的が選ぶ基準になってきます。中華タブレットは7インチという小型のサイズから10インチという大型のサイズまで幅広く販売されていて、目的に応じたサイズを選ぶことでストレスなくタブレットを使用できます。
8インチ以下のコンパクトサイズ
外出時にカバンに入れて持ち運ぶのなら8インチ以下の中華タブレットがおすすめです。8インチ以下ならスマホと大きさもあまり変わらないので、カバンの中に入れていても邪魔になりません。
8インチ以下のタブレットなら電車に乗ったときでも片手で携帯できるので、通勤・通学時に動画を楽しむこともできます。
ただし7インチのタブレットは大きめのスマートフォンと変わらないサイズなので、使用する目的がスマートフォンでできるならタブレットのサイズを大きなものにした方がよいでしょう。
10インチ以上の大画面
中華タブレットを主に自宅で使用する方や仕事で使用したい方は10インチ以上のサイズがおすすめです。10インチ以上のタブレットは画面が大きいので文字が見やすく、キーボードが付いているタイプもあるので資料を作成するときにPCの代わりとして使用できます。
中華タブレットにはフルHDに対応しているモデルもあるので、10インチ以上の中華タブレットであれば大画面で映画を楽しめます。
スペックで選ぶ
中華タブレットは『CPU』と『メモリ』、『ストレージ』によってスペックが変わってきます。
CPU
情報処理をするCPUは『コア』と『クロック周波数 (GHz) 』で能力が決まり、数値が高いほど処理能力が高いです。
メモリ
『メモリ』とは『RAM』とも表記されているデータを一時的に保管しておく場所で、メモリ容量が大きいほど同時にアプリを作動させたときでも処理をする効率がよいです。
ストレージ
『ROM』とも呼ばれる『ストレージ』はデータを長期間保存しておく場所で、写真や動画などはストレージに保存されます。microSDカードなどでストレージ容量を増やせるタイプもあるので、容量不足が心配な方はこのタイプがおすすめです。
『技適マーク』を確認することもおすすめ
タブレットだけでなくスマートフォンやBluetoothイヤホンなど、電波を扱う製品は技適マークが付いている必要があり、このマークが付いていないと電波法違反になります。
日本国内では電波を用途ごとに分けて使用していて、他の電波と混信しないようにしています。日本に向けて発売されている中華タブレットは基本的に技適マークが付いていますが、個人で輸入して販売している場合はマークがない可能性もあるので、購入前に確認するようにしましょう。
おすすめの中華タブレットメーカー
中華タブレットは中国のさまざまなメーカーから発売されていて、メーカーによって性能や価格帯に違いがあります。大手から新規まで中華タブレットのおすすめのメーカーを紹介するので、メーカーごとの特徴を確認してタブレット選びに役立ててください。
Lenovo
『Lenovo』はAndroidとWindowsのどちらのタイプのタブレットも発売しています。高性能かつお手頃な値段な製品が揃っているので世界的にも人気のあるメーカーです。
中華タブレットは日本でのサポートを受けられない製品もあるのですが、『レノボ・ジャパン』が日本に設立されているのでトラブル時にも安心できるところが魅力的です。
HUAWEI (ファーウェイ)
日本でも名前が知られている『HUAWEI』は、Lenovoよりも世界的にシェアをされている大手のモバイルメーカーです。ハイスペックモデルからエントリーモデルまで発売していて、商品のラインナップや性能、コストパフォーマンスが高いという点が人気の理由です。
CHUWI
『CHUWI』はMicrosoft社とパートナー契約を結んでおり、デュアルOSタイプのタブレットも発売しています。高品質で低価格な製品を取り扱っている以上に技適マークを取得している製品が多く、正規代理店がAmazonにあるので安心して購入できるところがおすすめです。
Xiaomi
Xiaomiはもともとスマートフォンの販売をしていた会社ですが、現在ではノートPCやタブレットも発売している総合家電メーカーです。2016年にMicrosoftと相互ライセンス契約も行っていて、技術力の高さに定評があります。
TECLAST
『TECLAST』は中国では知名度の高いPCメーカーで、ラインナップはお手頃価格なタブレットが多いので、メインのタブレットとは別に購入を考えている方におすすめです。CHUWI同様に日本での正規代理店があるのも安心できます。
ASUS
『ASUS』はPCに関した商品を取り扱うメーカーで、高性能なマザーボードを製造するほど技術力が優れています。タブレットはマルチタスクも高速で処理するほどの処理能力があるにも関わらず、コストパフォーマンスも高くなっています。