『空気清浄機』は花粉やほこりなど微小な粒子を除去して、部屋の空気を綺麗にしてくれる家電製品です。加湿機能や除去できる有害物質、サイズなど見るべきポイントが多くあるので選ぶ際に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は空気清浄機の選び方とおすすめの空気清浄機8選を紹介します。ぜひ空気清浄機を買う際の参考にしてください。
おすすめの空気清浄機の選び方
加湿機能で選ぶ
空気清浄機の中には基本機能に加えて『加湿機能』や『除加湿機能』がついている機種もあります。
加湿機能付き
空気清浄を行いながらも、部屋の加湿をしてくれるタイプです。主に乾燥しやすい冬場に活躍するでしょう。加湿器の分のスペースも空きますし、ホコリをしっかりと集められるようになるので風邪もひきにくくなります。
しかしその一方で加湿機能には水を用いるため、機器の内部にカビが繁殖してしまう危険性もあります。カビの繁殖を防ぐには定期的なメンテナンスが必要なので、その手間が面倒に感じる方は加湿機能がついていない空気清浄機がおすすめです。
除加湿機能付き
こちらは加湿だけでなく除湿もしてくれるタイプなので、一年を通して活躍してくれます。加湿器だけでなく、除湿機の代わりにもなるのでかなりお得です。
しかし多機能なため本体は大きくて重く、持ち運びやスペースの点では優れていません。
適用畳数で選ぶ
『適用畳数』はその空気清浄機が30分で綺麗にできる部屋の広さをあらわします。使用する部屋の畳数=適用畳数とするのが基本ですが、より早く部屋の空気を綺麗にしたい方は、使用する部屋の畳数よりも大きな適用畳数の製品を選びましょう。
ただし適用畳数が大きくなるほど製品のサイズや重量も大きくなるので注意が必要です。部屋の大きさや設置スペースを考えて選ぶようにしましょう。
フィルターで選ぶ
『フィルター』の性能が高いほどより細かな空気中の粒子を捉えられるので、フィルターは空気清浄機の性能を大きく左右するポイントと言えるでしょう。花粉やホコリ、ハウスダストはもちろん、高機能な製品はPM2.5のような細かな粒子も除去できます。
徹底的に部屋の空気を綺麗にしたいという方は、フィルター性能を重視して空気清浄機を選ぶとよいでしょう。
メンテナンスの楽さで選ぶ
空気清浄機の中には自動的にフィルターの清掃を行ってくれる特別なタイプもありますが、基本的には定期的に掃除機などで清掃する必要があります。
こまめなメンテナンスが嫌いな方は、全自動で掃除してくれるタイプの購入を検討しても良いでしょう。
脱臭機能で選ぶ
『脱臭機能』つきのフィルターを使うと料理、ペット、タバコなどのニオイ対策もできます。
最近では空気清浄機メーカー各社が独自のイオン技術の開発に取り組んでおり、それぞれ特徴的な機能を備えています。設置する場所や消したいニオイに適したイオン技術搭載の製品を選ぶとよいでしょう。
スマホ連携機能で選ぶ
『スマホ連携機能』が搭載された空気清浄機も最近多くなってきました。スマホとの連携によって、外出先でも自宅の空気の状態を確認して運転モードを切り替えたり、空気中の有害物質の量をスマホで確認したりできます。
自宅の空気の状況を詳しく確認したい方や、空気清浄機の本体を直接操作するのが面倒な方はスマホ連携機能搭載の製品をおすすめします。
おすすめの空気清浄機メーカー4選
DAIKIN (ダイキン)
『DAIKIN』の空気清浄機は、花粉に強く脱臭能力もあり、有害物質も抑制してくれる『ストリーマ』、そして空気中の浮遊ウイルスや菌を除菌してくれる『アクティブプラズマイオン』を搭載。これら2つの『ダブル方式』を採用しています。
SHARP (シャープ)
空気清浄機に『プラズマクラスター』を搭載していることで知られている『SHARP』。空気浄化、消臭、静電気除去、フェイスケアなどの効果を高く発揮してくれます。また空気清浄機をインターネットでクラウドの人工知能とつないでくれる『COCORO AIR』というサービスがあり、これにより気候や生活シーンに応じた運転も可能です。
Panasonic (パナソニック)
『Panasonic』の特徴は『ナノイーX』。脱臭や除菌はもちろん、日本の主要な花粉13種類をほぼ無力化することもできるとして人気です。またPM2.5などによる汚染物質も分解してくれます。
日立
『日立』の空気清浄機は自動お掃除機能がが特徴です。運転48時間ごとに日立独自の『自動おそうじユニット』がブラシでフィルターを掃除してくれます。ブラシとダストボックスは抗菌使用なので清潔を保つことも可能。掃除に手間をかけたくない人におすすめしたい機能です。