一日の間に何回もある食器洗い。食器の量が増えたり、つけ置きが必要だったりすると時間も手間もかかって面倒です。そんなお悩みを解決してくれるのが『食洗機』。
この記事では、食洗機のメリットや選ぶときの注意点を丁寧に解説していきます。あわせておすすめの商品もランキング形式でご紹介しますので、食洗機の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
食洗器とは
食器洗浄機とは、食事後の汚れてしまった食器を自動で洗ってくれる便利な家電です。手洗いで落ちにくい油汚れや、お弁当箱の角の汚れもしっかり自動で洗浄してくれるので時短になります。お皿洗いに時間を割かなくてよい便利さと、手洗いではきれいにならない汚れも落としてくれる洗浄能力の高さが特徴です。
食洗器のメリット
食洗器導入の一番のメリットは、食器洗いの手間と時間が大幅に省けることです。手洗いでは使えない高温の水、強い水圧と洗剤の使用ができ、油汚れを素早くきれいに落とすと同時に、高温殺菌もできます。また手で洗う場合と比べて少ない水量で洗うことができるので、水道代を節約することも可能です。
おすすめの食洗機は2種類
食洗機は『卓上型・据置型』と『ビルトイン型』の2種類に大きく分けられます。それぞれの特徴やメリットとデメリットを踏まえてあなたに最適な食洗機を選んでください。
卓上・据え置き型
『卓上型・据置型』は賃貸に住んでいる方や気軽に設置したい方に向いています。設置する際はキッチンに十分な空きスペースがあれば、その場所に置くだけで済みます。
一方で卓上型・据置型は利用する水をキッチンの蛇口から確保するため、キッチンの蛇口に合った分岐水栓をつけるというひと手間が必要です。また卓上型・据置型の食洗機の最大容量は家族6人用の食器45点程度なので、この容量以上が必要な場合はビルトイン型を検討する必要があるでしょう。
ビルトイン型
『ビルトイン型』は持ち家の方におすすめです。家の新築やリフォームなどでシステムキッチンを導入する際に新しく取り付ける方が多いです。設置する際には1~3時間程度の時間がかかります。
ビルトイン型であれば、卓上型・据置型ほどキッチンの作業スペースを奪われません。本体費用+工事費用がかかるので卓上型・据置型に比べて、コストが高くなる傾向にありますが、長い目で見れば非常に便利なので、ビルトイン型を選ぶ方も少なくありません。
おすすめの食洗機を買うときの注意点
食洗機をどこに置くかチェック
まずは食洗機を置く場所を確認しましょう。
『ビルトイン型』であればシンクの下に設置することになるため、今までシンク下が収納スペースだった場合は、収納していたものをどこにしまうか考える必要があります。
『卓上型・据置型』であればシンク脇などにスペースが必要です。食洗機そのものの大きさはもちろんですが、ドアをあけたときのスペースも考えておきましょう。近くに物があるとドアをきちんとあけられず食器の出し入れが面倒になってしまいます。
給水から排水までの水の動線を考えよう
『ビルトイン型』であれば設置にかかる簡易的な工事とともに給水から排水まで整備できますが、『卓上型・据置型』の場合は給水と排水の作業を食器洗いのたびに行わなければなりません。
給水はキッチンの蛇口に分岐水栓を取り付けて給水ホースをつなぐだけですが、この分岐水栓は蛇口のタイプによって異なるため、事前に蛇口タイプをチェックしておきましょう。
コンセントの場所をチェック
『卓上型・据置型』の場合は、設置する予定の場所の近くにコンセントがあるかチェックしておきましょう。
近くにあればそこのコンセントにつなぐだけなので簡単ですが、近くにない場合は延長コードなどをつかって電源を確保する必要があります。