アメリカのMicrosoft社が2015年に発売した最新OS『Windows10』。Windows10を搭載したパソコンはデスクトップ型とノート型がありますが、持ち運びができコンパクトながら高性能なノートパソコンが徐々に人気を集めつつあります。
そこで今回は、Windows10を搭載しているノートパソコンの選び方や、目的別におすすめされるパソコンについて紹介していきます。
おすすめのWindows10搭載ノートパソコンの選び方
CPU
パソコンを選ぶうえで『CPU』は非常に重要です。CPUはマウスやキーボード、さらにハードディスクやメモリなど、あらゆる機器からのデータを受け取り処理する役割を担っています。
CPUの性能がよいパソコンを選ぶことで、作業がスムーズに行えるので効率も良くなります。
メモリ
パソコンだけでなくスマートフォンでも重要視されるのが『メモリ』で、複数の操作を同時に行う際メモリ容量が小さければ動作が重くなります。現在販売されているノートパソコンのメモリは4GBのものが多いですが、ストレスのない操作性におすすめなのは8GB以上といわれています。
もちろんパソコンの用途で変わってきますが、普段使いとする場合は8GB、ネットゲームや動画、画像の編集を行う場合は16GB以上であればサクサクと作業が行えると覚えておきましょう。パソコンによってはメモリ容量が8GBでも4GB×2というタイプがあります。これは8GB×1よりも転送速度は速くなるので、知識として頭に入れておいてください。
ストレージ
『ストレージ』とはデータなどを保存できる容量のことで、128GBや256GBが一般的です。
ストレージは内蔵だけでなく外付けできるものがあり、4TBという大容量に後から拡張できます。一般的には『SSD』と『内蔵メモリ』、そして『外付けHDD』といった組み合わせが主流となっており、多くの人が動画や写真、音楽などを保存しています。
ディスプレイサイズ
ディスプレイサイズは多くの人が意識する部分で、ノートパソコンの場合は持ち運ぶことも想定されるため、一般的には13インチがおすすめとされています。
13インチであればカバンにも入れやすいサイズ感で、かつ視認性も悪くありません。持ち運びはせず家や職場で使用することが多い場合は、15インチのノートパソコンもおすすめです。
用途によってディスプレイのサイズは変わってくるので、購入前に自分がどのような使い方をするか、しっかりとイメージしてみてください。
officeの有無
『office』の有無もパソコンを選ぶうえで極めて重要で、Windows10にも搭載モデルと非搭載モデルがあることを理解しておいてください。当然officeが搭載されている方が価格も高くなるので、費用を抑えたい場合は非搭載モデルにすることをおすすめします。
officeにはさまざまな種類がありますが、選ぶときは『office2019』がおすすめです。現在でも『office2016』を搭載しているノートパソコンはありますが、メインストリームサポート期間を2023年までとしている『office2019』と比べ『office2016』は2020年10月13日と3年も短くなっているので、注意しましょう。