WindowsOSを開発・販売しているMicrosoft社の『Surface』は、機能とスペックと価格とのバランスがよい人気のシリーズ。とはいえいざ購入しようとすると用途にあった価格・性能・解像度など、気にするべき要素が多すぎて迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
この記事の前半では、失敗しないSurfaceを選び方としてシリーズごとに押さえておきたい特徴を紹介します。後半ではおすすめのSurfaceをランキング形式で紹介していきます。持ち運びしやすいコンパクトなものから、ビジネスシーンでも使えるもの、お手頃価格のものと幅広くピックアップしました。お気に入りの1台を手に入れましょう。
Surfaceは大きく分けて5つのタイプ
現在販売されているSurafceは、その端末の形状や機能から『Pro』・『Go』・『Laptop』・『Book』・『Studio』と5つのシリーズに分かれていますので、それぞれの魅力を解説していきます。
基本モデルの『Surface Pro』
タブレットの機能だけでなく、別売りの外付けキーボードを装着すれば、A4サイズのノートPCになる『Surface Pro』。専用のキックスタンドにより『ラップトップモード』、手書きで書きやすい『スタジオモード』、手元で操作がしやすい『タブレットモード』と、その用途やシーンに合わせた使い方と、高い機能性が大きなメリットです。
バッテリーは最大13.5時間駆動とパワフルなほか、Wi-Fi接続だけでなく、LTE搭載モデルもあります。
軽量モデルの『Surface Go』
『Surface Go』は持ち運びやすく、お手頃価格のモデルをお探しの方におすすめです。
2in1に対応したタブレットは、約522g・10インチとシリーズ最小・最軽量。本体そのものはコンパクトサイズですが、駆動時間は動画再生で最大9時間とパワフル。
『Windows』と『Office Home and Business』がインストールされており、初心者でも非常に使いやすいのが魅力です。
定番のノートブックスタイル『Surface Laptop』
ディプレイが取り外しのできないノートタイプの『Surface Laptop』は、膝の上でも作業がしやすいデバイスです。キーボード付きのため、他のSurfaceシリーズに比べ重さを感じますが、作業のしやすい13.5インチの大画面と、最大14.5時間のバッテリー稼働が特徴。
『Office』などのプリインストールはもちろん、クオリティの高い『Omni sonicスピーカー』を搭載されているため、迫力のあるストリーミング配信も楽しめます。
ブックスタイルの高性能モデル『Surface Book』
負荷の高いグラフィックス処理や、ストレスのないPCゲームプレイを楽しみたい方におすすめなのが『Surface Book』です。
ディスプレイサイズは、ワイヤレス機能付き15インチと、タッチスクリーン型の13.5インチの2種類あり、用途に合わせたチョイスができます。ビデオ再生最大17時間のタフさと合わせ、傾き検知機能の付いた『Surfaceペン』での書き込みにピッタリのモデルです。
クリエーター向けのデスクトップ『Surface Studio』
『Surface Studio』は、グラフィックや動画編集など本格的なクリエイティブな方におすすめ。1350万画素、28インチのデスクトップ型です。
頻繁な持ち運びには向いていませんが、『ゼログラビティヒンジ』と呼ばれる軽い力で画面を寝かせてタブレット型として利用することも。大画面で『Xbox Wireless』を内蔵しているので迫力あるゲームシーンを楽しむことも可能です。