パソコンを自作するときに欠かせない大切なパーツ「PC電源ユニット」。メーカーや製品によって容量、性能、価格が異なるため、「どれを選べば良いのかわからない」と悩んでしまうことも多くありませんか。
この記事ではPC電源ユニットの選び方をご紹介します。記事の後半ではおすすめのPC電源ユニットをご紹介していますので、自分のパソコンに合うPC電源ユニットを見つける参考にしてみてください。
そもそもPCの電源ユニットとは?
「PC電源ユニット」はPCを自作する際に欠かせない大切なパーツです。コンセントから供給される電力を、PCパーツが使える電力に変換するという役割があります。
役割自体はシンプルですが、とても重要な役割を担っているため、どの電源ユニットを使うか慎重に選ばなければなりません。そこでまずはPC電源ユニットの特徴をご紹介します。
消費電力に適した電源容量
PC電力ユニットは商品によって「電源容量」が異なります。そもそも電源容量とはPC電源ユニットが供給可能な「最大電力量」のことをいいます。電源容量は型番号にも含まれるほどの大切な要素です。
使うPCのシステムによって消費電力は異なりますが、消費する電源容量ギリギリの電源ユニットを選ぶと容量が不足する可能性があるため注意が必要です。電源容量は余裕を持って選ぶのが無難だといわれています。
サイズと規格
PC電源ユニットには制定された規格があります。デスクトップパソコンで最もメジャーな「ATX電源」、スリムなPCには「SFX電源」、マイナーになると「FlexATX電源」など規格によって
・ネジ位置
・供給電圧
・制御信号
などの規定があります。一方で形状の規定は厳密ではありませんので、規格だけでなくサイズもきちんとチェックしておく必要があります。
電源ケーブルの種類
PC電源ユニットは、ケーブルの取り付け方にも種類があります。
①直付け
②セミプラグイン
③フルプラグイン
の3つです。
直付け
「直付け」はすべてのケーブルが電源ユニットに付いているという特徴があります。
セミプラグイン
「セミプラグイン」は一部のケーブルが取り外しでき、フルプラグインはすべてのケーブルが取り外しできます。
フルプラグイン
「フルプラグイン」の場合、必要なケーブルだけを取り付けて使用することができるため、配線がしやすく、すっきりとした仕上がりを目指したい方におすすめです。一方でフルプラグインは価格が高いため、すっきりした仕上がりを選ぶか、コストを選ぶかで比較しましょう。
おすすめのPC電源ユニットの選び方
電源容量で選ぶ
PC電源ユニットを購入する前には、「電源容量」を確認しておきましょう。PC電源ユニットを買う上で電源容量は最も重要です。電源容量は「W (ワット)」の単位で表され、数が多いほど容量が大きくなりますが、その適正値は自作するPCのシステムや用途によって異なります。
たとえばCPUのみの基本的な構成であれば、容量は400Wで十分ですが、ゲーミングパソコンや3Dグラフィックなど高度なシステムを要するPCの場合は600W以上の容量が必要です。自作するPCの用途、スペックに合わせて容量を選びましょう。
変換効率のいい電源ユニットで選ぶ
「80PLUS認証」とは電源ユニットの効率を表しています。実は電源ユニットに供給される電力はすべてが使えるわけでなく、熱として無駄になってしまう分があります。その無駄になってしまう分の電力をいかに少なく、効率的に電気を使えるかを示したのが、「80PLUS認証」です。
80PLUS認証にはグレードがあり、上からTITANIUMU、PLATINUM、GOLD、SILVER、BRONZE、STANDARDとなっています。パソコンに負荷がかかった場合でも安定して性能を発揮してほしい場合は、80PLUS認定の中でもグレードの高いものを選びましょう。
寿命や動作が変わる冷却ファンで選ぶ
「冷却ファン」もPC電源ユニットを選ぶ上で重要な要素です。PC電源ユニットは使っているうちに熱が発生します。その熱がたまると寿命が短くなり、動作にも影響が出てしまうのです。
冷却ファンには、手軽さ重視の方におすすめな「スリーブベアリングファン」、寿命が長い「ボールベアリングファン」、コストが高いものの高性能な「流体動圧軸ファン」の3種類があります。PCにどれほどの負荷がかかり、どれほどの熱が発生するのかを考えた上で冷却ファンの種類を選びましょう。