二人暮らしをする時に悩ましいのは「冷蔵庫」の選び方です。二人分にちょうどいいサイズで、かつできるだけたくさん入る冷蔵庫となるとなかなか見つけるのも難しいのではないでしょうか。
この記事では、二人暮らしの方の冷蔵庫の選び方を丁寧に解説していきます。後半では厳選したおすすめの冷蔵庫をランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの二人暮らし用冷蔵庫の選び方
サイズで選ぶ
まず一番に考えなくてはならないのが冷蔵庫の「サイズ」です。
たとえば冷蔵庫を使うときは、放熱するための隙間が必要です。天井と左右は最低でも5cmは空けておきたいです。隙間がなければ、冷蔵庫の熱が下がりにくくなるため、余計に消費電力が必要になり電気代も割高になります。冷蔵庫を買う時は、放熱する隙間も含めたサイズで冷蔵庫を選びましょう。
冷蔵庫を置くスペースがあっても、設置場所までの通り道に冷蔵庫を通す幅、高さがなければ設置できません。廊下の幅・高さも忘れず測っておきましょう。
機能で選ぶ
最近の冷蔵庫にはさまざまな機能があります。ご自身の目的に合った機能を持つ冷蔵庫を選びましょう。
チルドやパーシャルなどの鮮度を落とさない機能は料理をするしないにかかわらず必須ですし、自動製氷機能があれば、夏場の暑い時期にジュースやかき氷を作りたい時に、氷がないという事態に陥りません。
電気代が気になる方は、節電機能を備えた冷蔵庫も発売されているのでそちらがおすすめです。食材のニオイが気になる方はプラズマクラスターなどの除菌や脱臭機能が付いている冷蔵庫がおすすめです。
生活スタイルで選ぶ
野菜を使うことが多いのか、冷凍食品やアイスの消費が激しいのか家庭によって多種多様です。
野菜を多く利用するなら、野菜室が真ん中にあれば使いやすいです。冷凍室をよく利用する場合も同様です。冷蔵庫によって野菜室や冷凍室の場所が違うので、買う時に確認しておきましょう。
冷蔵庫の容量は「70L ☓ 家族の人数(2人) + 常備品(100L) + 予備(70L)=310L」のように算出します。2人暮らしであれば310Lあれば十分です。ただし、「これから家族が増える」「毎食自炊をする」「スーパーで1週間分の食材をまとめ買いすることが多い」場合は、310Lの容量では足りません。410L以上の冷蔵庫を検討しましょう。
配置するところでドアの開閉方向を選ぶ
冷蔵庫はキッチンとの相性も大事です。冷蔵庫を置くスペースの右側に壁があるなら「右開き」の冷蔵庫、左側に壁があるなら「左開き」の冷蔵庫がおすすめです。
転勤などで引っ越しが多い家庭の方はどちらが最適かわからない場合も多いのではないでしょうか。そのような時は「両開き」や「観音開き」の冷蔵庫を選びましょう。
野菜の鮮度にもこだわるのか
冷蔵庫には野菜の鮮度を保ってくれる機能もあります。代表的な機能は2つ。
「うるおいチルド」は野菜の水分を外部に出させないようにする機能で、「シャキット野菜室」は野菜に直接冷気を当てないことで乾燥を防ぐ機能です。