子供の持ち物や書類などを管理するときに手書きだと読みにくかったり、統一性がなかったりと管理がしづらくなることが多いでしょう。そこで大活躍するのが『テプラ』です。
テプラを使うことで、見栄えがよくなり整理が今までよりも行いやすくなります。最近ではテープの種類も増え、アイロンに付けられたり、マグネットテープ式だったりと、テプラの使い方も幅広くなりました。
そこで今回はテプラの選び方とおすすめのテプラをたっぷりと解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
テプラとは
テプラという名前の由来は『テープライター』の略です。専用のテープに印字をすることで、ファイルや子供の持ち物などに貼り付けられるようになります。
テプラの種類はビジネスシーンで活躍するモデルから、家庭用に使える付属機能のついたモデルまで豊富で、幅広い商品ラインナップも魅力の一つです。
おすすめのテプラの選び方
テプラのサイズで選ぶ
テプラを選ぶとき見るべきポイントは『サイズ感』です。本体の大きさはもちろんのこと、ボタンの大きさや重量など大切です。購入してから大きすぎて邪魔にならないよう置く場所を考えておきましょう。
自宅に置くテプラであれば、コンパクトで収納しやすいデザインを選ぶと片付けやすいだけでなく持ち運びにも便利でしょう。購入前は大きさや重さのチェックを行うだけでなく、ボタンのおしやすさも合わせて見ることをおすすめします。
テプラの電源の種類で選ぶ
テプラの電源は『ACアダプタタイプ』や『電池タイプ』、『USBタイプ』とさまざまなパターンがあります。ACアダプタはバッテリーを気にすることなく使えるのがメリットですが、電源がないと使用できない点はデメリットです。電池式は場所を選ぶことなく使えるので、持ち運びにも便利ですが、電池式のため電池交換の手間は発生します。
テプラはどこで使うことが多いのか、電池式はどのくらい保つか、電気代はいくらかかるのかなどランニングコストや、使う場所を考えて電源の種類をどれにするのが最適かを考えましょう。
オートカッター機能の有無でテプラを選ぶ
『オートカッター機能』とは、あらかじめ指定しておいたテープの長さに自動でカットしてくれる機能のことです。オートカッター機能付きのテプラを導入すれば、自分でカットする手間が省けその間は別の仕事を進められます。
ただしオートカッター機能が付くと値段もやや高くなるため、テプラの使用頻度が低いという人は、予算に合わせて購入することをおすすめします。
テープの対応幅でテプラを選ぶ
テプラのシリーズでは家庭向けが4mm〜18mm、ビジネス向けが4mm〜24mm、4mm〜36mmです。テープ幅が広がれば種類も豊富になり用途は広がります。
家庭用で使うのであれば、4mm〜18mmのサイズでも『マグネットテープ』や『ポケモンテープ』、『透明ラベル』など種類も豊富にあるので十分です。
ステッカーとして使ったり、注意喚起に使ったりする場合は大きくて目立つ24mmや36mmに対応しているテプラがおすすめです。まずはテプラをどんなときに使用するかを考えましょう。
印刷できるラベルの種類でテプラを選ぶ
テプラを選ぶときにはどのテープに対応しているのかも忘れてはいけません。子供の持ち物や洋服に貼り付けるテープを考えているなら、模様の入ったかわいらしいテープや洋服に接着できるアイロンラベルがおすすめです。
ビジネスシーンでの活用を考えているなら、マグネットテープや備品管理ラベル、下地が隠せるラベルなどに対応しているテプラがおすすめ。印刷できるラベルの種類は数多く用意されていますが、テプラの中には対応できないモデルもあるので注意が必要です。
スマホやパソコンとの接続機能で選ぶ
テプラは単体でテープを作るのがメインですが、パソコンやスマホにつなげて印刷するテプラも誕生しています。パソコンにつなげる場合は、パソコンでデザインした絵文字を印刷できたり、オリジナルのフォントを印刷できたりと用途が広がります。スマホの場合は、アプリを使って印刷したい文字を入力し、Bluetoothを使うことでケーブルを使わずに印刷が可能です。
パソコンやスマホ対応しているテプラはコンパクトなものばかりで、場所を取らず省スペースで使えるのもGOOD。オリジナルの絵文字やフォントが使いたい、スマホから気軽にテープを作りたいという方は、パソコンやスマホに接続できるかどうかチェックしておきましょう。
絵文字やフォントの種類で選ぶ
家庭用とビジネス用とでは『絵文字』や『フォント』の種類・タイプが異なります。子供の持ち物や友達へのプレゼントなどに使うテプラの場合は、お花やハートなどかわいらしいフレームや絵文字が搭載されていますし、ビジネス用の場合だと同じ絵文字でも、駐車場のマークや乗り継ぎといった実用的なマークが搭載されているなど、用途に応じてさまざまな商品が用意されています。
『フォント』も家庭用のテプラは、スイートや手書きといった丸みのあるやわらかいの特徴で、ビジネス用ではゴシック体や明朝体といったビジネス向けフォントを用意しています。
オートトリマーの有無で選ぶ
通常テプラでテープを印刷するときは、角は切りっぱなしの状態で出てくるため、四角い状態で出てきます。しかし『オートトリマー機能』付きのテプラだと、角を丸くカットした状態で印刷され、見た目がきれいなだけでなくシールが剥がれにくいメリットがあります。
オートトリマー機能が付いているのは、ハイスペックモデルが多く、金額はやや高くなる傾向です。通常のテプラで出力されたテープでも十分ですが、テープを長保ちさせるならオートトリマー機能付きも予算に合わせて検討しましょう。
用途に合わせたテプラのおすすめラベル
子供向けの『小型カラフルラベル』
子供の持ち物や小物に貼り付けるなら、『小型カラフルラベル』がおすすめです。小さい子供から女性まで人気のあるリラックマのテープや、落ち着いたカラーで高級感のあるギフトシールとバリエーション豊富です。
他にも、マスキングテープもラベルとして使えるので、シール跡を残さず好きなところに貼れます。りぼんもカラーやテープの幅も豊富に用意しているため、友人へプレゼントを渡すときにも重宝します。
服などの布製品には『アイロンラベル』
テプラはシールだけでなく『アイロンラベル』も販売しています。布製のアイロンラベルでできており、洗濯もドライクリーニングもOK。テープの幅も9mm〜24mmと豊富にあり、幼稚園や小学校で使う子供体操服やハンカチ、介護で使う下着やタオルなどさまざまなシーンで重宝することでしょう。
カラーも白や青、ピンクを揃えています。他にもアイロン転写ラベルもあり、文字だけを転写できるため、布の色を気にすることなくさまざまな洋服に合わせられます。
お箸など剥がれやすい場所には『強粘着ラベル』
工場ではペンチや滑車など必要な道具が多く置いてあり、色々な人が使うことが多く通常のテプラでは剥がれやすくなります。テープがすぐに無くなってしまう可能性があると、注意喚起が必要な危ない道具や場所には向いていません。そこでおすすめなのが『粘着ラベル』です。
強力な粘着素材を使用しているので剥がれにくく、使用頻度の高い道具でもOKです。カラーは青や赤、黄色といった定番の色を展開しています。ビジネスだけではなく、家庭ではお箸や子供が学校で使うハサミやノリといった剥がれやすい場所に付けるのがおすすめです。