布団全体に温風を出すことで布団を温め、湿気を取り除いて乾燥してくれる『布団乾燥機』。梅雨の季節や湿度の高い夏場に活躍するのはもちろん、冬場にも活躍する家電です。
布団乾燥機は種類が多く、選ぶのに迷ってしまいがち。この記事では布団乾燥機の選び方を詳しく解説し、後半でおすすめ商品10選を紹介します。布団乾燥機の購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめの布団乾燥機の種類
マット有りタイプ
布団乾燥機とセットで、付属のマットがついているタイプがあります。『マット有りタイプ』は、布団と敷布団の間に付属のマットをはさんで使用します。
メリットは布団につくダニを対策してくれる点で、温風を均等に布団へ送れる点で、布団をしっかりとマットで包むことでダニが逃げるのを防ぎます。
デメリットは使用するたびにマットを敷く必要がある点です。また付属のマットと布団の大きさが一致しているか確認する必要もあります。
マット無しタイプ
付属のマットがない『マット無しタイプ』の場合は、布団乾燥機についているノズルで温風を送り込みます。マット無しタイプのメリットは、ノズルを布団に差し込むだけで手軽に稼働できる点です。
湿気が多い地域やダニが気になる場所では、毎日布団乾燥機を使用したい人もいます。頻繁に使用したいのであれば、マット無しタイプがおすすめでしょう。
デメリットは均等に温風を送れない点です。
どちらのタイプがおすすめ
『マット有りタイプ』か『マット無しタイプ』、購入を迷ったら使用頻度を考えてみてください。毎日布団を温めて乾燥させたい人は、『マット無しタイプ』が向いています。
一方で定期的に布団につくダニを駆除したいのであれば、『マット有りタイプ』がおすすめです。マット無しタイプはダニを駆除する効果は期待できないので、布団につく虫が気になる方にはおすすめできません。
おすすめの布団乾燥機の使い方
ここでは布団乾燥機の基本的な使い方をご紹介します。布団乾燥機を使ったことがない方は参考にしてみてください。
布団の隙間がないようにセットする
布団乾燥機を効率よく使用するためには、掛布団と布団乾燥機の隙間を無くすのが大切です。敷布団と布団乾燥機に隙間があると、温風が逃げてしまうからです。
ベッドの場合も同じように、マットレスと掛布団の間に隙間をつくらないようにしてください。マット有りタイプの場合は、敷布団と掛布団の間にマットを差し込みます。
布団乾燥機を使う頻度
布団につくダニ対策で布団乾燥機を使用したい場合は、毎週1回使用するのがおすすめです。湿度の高い地域や湿気が気になる場所では毎日使用するケースもあります。
冬場は就寝前に使用して布団全体を温めることで、快適な睡眠のサポートをしてくれるので、体が冷えやすく眠りにつきにくい人には嬉しいポイントです。
おすすめの布団乾燥機の選び方
さまざまな種類のある布団乾燥機。購入する時に何を基準にしてよいのか迷うことも多いでしょう。
ここでは布団乾燥機を選ぶときに重要なポイントをご紹介します。
ダニ対策の性能で選ぶ
布団乾燥機は温風を布団に送ることで湿気を取り除き、『ダニ』の生きにくい環境をつくります。ダニは布団に付着した人間の皮膚を餌とするので、暖かく湿気が多い場所を好みます。
また50℃以上の環境で30分以上さらされると、ダニは死亡すると言われています。
ダニを完全に除去したい場合は、布団全体を温かくする『マット有りタイプ』がおすすめです。ダニの予防だけであれば、『マット無しタイプ』の布団乾燥機で十分です。
重量で選ぶ
頻繁に布団乾燥機を使用したい場合は『重量』もチェックしましょう。布団乾燥機は設置して稼働させるだけで使用できるので、持ち上げる動作は必要ありません。
しかし重ければ使用するたびにストレスを感じやすいです。軽量の布団乾燥機は2㎏前後を目安にしましょう。
おすすめの布団乾燥機メーカー
布団乾燥機を販売しているメーカ―の中でおすすめしたいメーカーをいくつかご紹介します。購入する時はメーカーにもこだわりたいという人はぜひチェックしてみてください。
アイリスオーヤマ
生活者の視点に立って製品づくりをする『アイリスオーヤマ』。アイリスオーヤマが販売する布団乾燥機『カラリエ』は非常にコンパクト。軽量なので使いやすく、リーズナブルなのが特徴です。
日立
日本最大級の電気機器メーカーである『日立』からも布団乾燥機は販売されています。乾燥能力に長けていて、敷布団までしっかり乾燥できる機能を搭載しています。
象印
『象印』の布団乾燥機はホースもマットも搭載していない新しいモデル。あたため・乾燥機能を搭載していて、使いやすいのが特徴です。