近年クリエイティブな作業には欠かせなくなってきている『ペンタブレット』。普段から使い慣れていると、マウスよりも使いやすく作業性が良い場合もあります。たとえばAdobeソフトを使っているときは、ペンタブレットがよく活躍してくれます。でも効率をよくするためにはどのペンタブレットがよいのでしょうか。
今回はペンタブレットを選ぶ際のポイントを説明しながら、おすすめランキングも一緒にご紹介します。それぞれに個性があるので、用途に合ったペンタブレットをぜひ見つけてみてください。
おすすめのペンタブレットの選び方
読み取り可能範囲で選ぶ
ペンタブレットの『読み取り可能範囲』とは、ペンでペンタブレットをタッチしたときに、画面で反応する範囲のことです。その範囲を超えたら、カーソルは読み取れずに動かなくなります。
読み取り可能範囲が本体サイズに近いと全画面を制限なく使うことができ、逆に狭いと扱いづらくなるなど、使用感に大きく関わる要素なので、購入前にしっかりチェックすることをおすすめします。
本体サイズで選ぶ
ペンタブレットの『本体サイズ』は自分が実際に作業をおこなうスペースも考えて選びます。ペンタブレットが大きければ作業領域も広くて良いことばかりなイメージですが、置き場所がなければ無駄になります。コンパクトでも使いやすいモデルもあるので、サイズを確かめてから決めましょう。
筆圧レベルで選ぶ
ペンでペンタブレット本体に描いたときの筆圧を感知するのが『筆圧レベル』です。筆圧レベルはたとえば、趣味でのみ使うなどライトな使い方であれば2048もあれば問題ないです。現在は各ペンタブレットの性能が向上し8192レベルのものが多くなりましたが、良し悪しは個人の感覚によります。
いずれも実際に描いてみるのが1番なので、筆圧レベルの高いもの・低いものを比べてみましょう。もちろん筆圧レベルが高い方が価格も上がる傾向にありますので、使用感がそれほど変わらないと感じれば、低い方を選んでも問題はありません。
画面サイズと解像度で選ぶ
液晶画面が付いているタブレットや、タブレットPCを購入するときは、使用する液晶画面の『サイズ』とその『解像度』も確認します。解像度は画面の中の『ドット数』をいい、ドット数が多ければ多いほど、画像を表示したときに細かく綺麗に表示されます。
画面サイズがただ大きいだけでは表示が荒くなりますし、解像度があまりに荒いと描いた線が滑らかに表示できません。解像度がどれくらいかもよく確かめて、自分はどのくらいまでクリアな画質を望むのか考えて選ぶとよいでしょう。
映像ケーブルで選ぶ
普通のペンタブレットは『Bluetooth』で接続することもできますが、液晶タブレットはパソコンと画面を共有するため、『USBケーブル』と『映像ケーブル』が必要になります。接続の際にはパソコンにHDMI端子があるかどうかも確認しておきましょう。