ほっと一息つきたいときに飲みたくなる『ココア』。年齢や性別を問わず愛されている飲み物です。ココアはただおいしいだけでなく、体に良いポリフェノールや食物繊維など栄養素も豊富に含まれています。
今回はココアの特徴や選び方、おすすめメーカー、商品をご紹介します。さまざまな種類のココアが販売されているので、どのココアを選べば良いか悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
ココアのおすすめの選び方
種類で選ぶ
調整ココア
調整ココアとは砂糖やミルクが配合されているココアです。お湯で溶かせばすぐにおいしいココアが飲めます。すぐに作って飲めるので大変便利。ココアの成分はそのままで甘さが調整されており、子供から大人まで幅広く飲めるのが魅力です。
しかし砂糖などが入っている分カロリーが高く、ダイエット中の方は注意が必要。ココアの成分を気軽に摂りたいときにおすすめのココアです。
純ココア
純ココアは砂糖やミルクなどが入っていないココアのことです。ピュアココアと呼ばれることもあります。純ココアは調整ココアに比べてカロリーが低いのが特徴です。そのままお湯で溶かすととても苦いので、苦味が苦手な方は飲めないかもしれません。
甘みがほしいという方はミルクや砂糖、はちみつなどを加えればおいしく飲めます。自分の好きな甘さや味に調整できるので、いつものココアとは違う味を楽しみたいときにおすすめです。
味で選ぶ
甘さ
ココアのおいしさを決めるうえで重要となるのが甘さです。商品によって甘さがそれぞれ違うので甘めが好きな人は甘いものを、苦みが強いものが好きという人は苦めのココアを選ぶようにしましょう。
まろやかさ
ココアがおいしいと感じる要素のまろやかさ。まろやかさとは口当たりの良さやコク、舌触りの良さなどを指します。
まろやかさが少ないとサラッとしていて、物足りなく感じるかもしれません。飲みごたえを重視する方はまろやかさが高いものを選ぶようにしてください。
カカオ感
ココアはカカオ豆を主原料としたパウダーです。ココアはカカオの風味や香りが感じられるのも楽しみの1つになります。
カカオの割合が大きいものほどカカオ感が強くなり、味も苦くなるのが特徴です。苦いココアが苦手という人はカカオの割合が低いものを、苦いのが好きという方は高いものを選ぶようにしましょう。
溶けやすさで選ぶ
ココアは商品によって溶けやすさが異なります。しっかり混ざったように見えても、飲み終わったときにカップの底にこびりついているなんてこともザラ。そこに残っているのを見るともったいなく感じてしまいます。
溶けやすさを重視する人は調整ココアを選ぶのがおすすめです。
成分で選ぶ
ポリフェノール
『ポリフェノール』は動脈硬化や発がん作用の防止、血圧改善などからだに良いとされる効果のある成分です。ココアにはこのポリフェノールが豊富に含まれているので、健康効果に期待大。
ポリフェノール量が1.5倍、2倍など含有量にこだわったものも多数販売されています。健康効果に期待してココアを飲みはじめようと思っている方は、ポリフェノールの含有量をチェックしましょう。
カフェイン
ココアはノンカフェインというわけではありません。調整ココアと純ココアを比較すると調整ココアのほうがカフェイン量は少ない傾向にあるので、気になる方は調整ココアがおすすめです。
カフェインが少なめのタイプも販売しています。ココアの商品パッケージにはカフェインが記載されているものもあるのでチェックしてみてください。
食物繊維
ココアは『食物繊維』も含まれています。食物繊維には整腸作用があるので、便通に悩みがある方は積極的に摂取していきたい成分です。食物繊維が多めに配合されているココアも販売されています。
カロリーで選ぶ
毎日摂取するとなると気になってくるのがカロリー。手軽で飲みやすいのは調整ココアですが、純ココアに比べるとカロリーは高めになっています。調整ココアでもカロリー控えめの商品はあるので、気にする方は控えめタイプを選びましょう。
自分でカロリー計算ができる方は、純ココアに甘さを調節するなどして工夫するのもおすすめです。
パッケージの種類で選ぶ
個包装
カップ1杯分の量があらかじめ入っている個包装タイプ。わざわざ量を計らなくても、お湯や牛乳などを注ぐだけで簡単にできるのが魅力です。1つずつ密閉されているので、携帯や保管するのにも便利。
小さなカップしかないときや量がそれほどほしくないときは、調整が難しいのがデメリットになります。半分くらいしか使わないときは、残りを密閉して保管しておきましょう。
大袋
普段からよく飲む場合に便利な大袋タイプ。ココアもコーヒーと同じように大容量タイプがあり、1杯あたりで考えるとコスパ抜群です。家族みんなで飲むなら大袋がおすすめです。
大袋タイプにはチャックがついている場合が多いので、保管も便利。ただココアを作るのにスプーンなどを使う必要があるため、面倒くさいと感じる方もいます。自分や家庭の用途に合わせて選びましょう。
ココアのおすすめメーカー
片岡物産
コーヒーや紅茶、ココア、抹茶などほっと一息つきたいときの飲み物を多く販売している片岡物産。ココアで有名なバンホーテンの日本総代理店を務めているメーカーです。
バンホーテン
ココアパウダーを世界で作ったのが『バンホーテン』です。バンホーテンは純ココア、調整ココアのどちらも製造・販売しています。カカオ量増量タイプやカロリー控えめタイプなどさまざまな商品があるので、自分に合ったココアを探してみましょう。
ネスレ
スイスに本社を置く世界最大規模の食品。飲料会社である『ネスレ』。おいしいコーヒーが家庭でも飲めると話題を集めたドルチェグストや、成長期の子供に飲ませたいと評判のミロなどを製造・販売しているメーカーです。