PCのストレージとしてこれまではHDDが主流でしたが、大容量化や低価格化の流れから、『SSD』が使われるようになってきました。その中でも特に『外付けSSD』は、外部に設置するので導入がしやすく、人気のタイプです。
そんな外付けSSDですが、専門用語が多くいざ購入するとなると、選び方に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では外付けSSDの選び方やおすすめの外付けSSDメーカーについて解説していきます。記事後半ではおすすめモデルもランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの外付けSSDの選び方
記憶容量で選ぶ
SSDの容量は最も小さいタイプで128Gから、最も大きいタイプで2TBのSSDまで販売されています。ドキュメントを中心としたファイルの保存が主要な目的であれば128Gで十分といえるでしょう。
動画データなど比較的データ量が大きいものを持ち出したりする場合には、1TBや2TBがおすすめです。
転送速度で選ぶ
転送速度を重視するのであれば外付けSSDのUSB規格を確認しましょう。USB規格の数字が高いほど転送速度は速いと考えて問題ありません。『USB3.1』が現在では最も転送速度の速いタイプなので、転送速度を重視する際にはUSB3.1のSSDがおすすめです。
耐衝撃性で選ぶ
衝撃に強いこともSSDの大きなメリットです。HDDは構造上衝撃に弱いので外部衝撃によりデータを消失するリスクがあります。SSDの場合構造的にも衝撃や振動に強く、データ消失のリスクはHDDより低いでしょう。
最近では耐衝撃性や防水、防塵性能も備えたSSDも販売されています。モバイルPCの普及により外でPCを使う機会も増えているので耐衝撃や防水、防塵性能はうれしい機能です。外出が多かったり外でPCを使用する機会が多いのであれば耐衝撃性を重視しましょう。
セキュリティで選ぶ
SSDを使用する場合持ち運ぶことが多いので盗難や紛失などのリスクが高いです。そこで暗号化する機能やパスワード機能などのセキュリティー機能がSSDを選ぶ際のポイントになります。
外付けSSDのおすすめブランド一覧
Samsung (サムスン)
韓国を代表するITブランドで、スマホだけでなくSSDにおいても有名なブランド『Samsung』。
最大容量が4Tの大容量SSDもラインナップされているため、ドキュメント中心のデータ保管を中心とする使い方からヘビーなゲームユーザーまで幅広い層から人気を集めています。アフターサービスも充実しており、最長で10年間の保証が受けられるモデルもあるため、安心して使っていけるブランドです。
SanDisk (サンディスク)
SDカードの時代からストレージを販売する老舗ブランドで、多くのユーザーに長い間愛されているブランドで『SanDisk』。
フラッシュメモリの分野でもトップシェアを誇り、SSDの分野でも高いシェアを有しています。低価格モデルの一般的なラインナップから2TBの大容量モデルまで幅広く扱っており、幅広いユーザーから支持を集めている人気のブランドです。
WESTERNDIGITAL (ウエスタンデジタル)
ハードディスクの業界において最大手のブランド『WESTERNDIGITAL』。
青のストレージは一般ユーザー向けで黒のストレージはクリエイターやゲーマー向けなど、用途に応じて色分けされているのが特徴となっています。どのSSDが自分に合っているか迷った場合、WESTERNDIGITALの色分けを指標にするとよいでしょう。
Tranend (トランセンド)
台湾のブランドである『Tranend』は主に半導体メモリを取り扱うブランドです。
SSD製品も豊富に幅広く扱っており32GBのお手頃な容量タイプから1TBの大容量タイプまで取り扱いがあります。SSDの接続規格の種類も幅広いため初めてSSDを購入する方でも安心して購入できるブランドとです。
Intel (インテル)
パソコンCPUの販売で有名なブランド『Intel』。
一般向けのSSDを販売しているほかデータセンター向けの8TBモデルなど製品ラインナップは非常に幅広く様々なニーズを満たす商品を扱っています。パソコンのCPUにおける安心感もありSSDブランドの中でも非常に高い信頼度を誇り多くの方から高い人気です。