家族が顔を合わせてご飯を食べる際に必要な大切な家具『ダイニングテーブル』。数々のメーカーから発売されているだけに、デザインや素材も多岐にわたるので、どれを選べばよいか悩んでしまうことはありませんか。
特にダイニングテーブルは、食事だけでなくちょっとしたお茶など生活の中では欠かせないもの。長く使うことを想定して買うので、お値段もそれなりの想定をしている人が多いかもしれません。
この記事ではそんなダイニングテーブルの特徴だけでなく、形状、素材、一人暮らしやファミリー向けなど、あなたに合ったダイニングテーブルの選び方を丁寧に解説していきます。おすすめの商品ランキングもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもダイニングテーブルとは
椅子とセットで使う食事用テーブル
『ダイニングテーブル』とは名前の通り食事用のテーブルのこと。一般的にはテーブルと椅子のセットで販売されていることが多いです。
テーブル、椅子ともにサイズや高さがさまざまですので、使用人数やデザインなどご自身で選ぶ基準を決めておくとよいでしょう。
天板や脚の数など種類が豊富
ダイニングテーブルはデザインが豊富なことが特徴です。オーソドックスな長方形や正方形はダイニングをすっきりと見せることができますし、丸形や楕円形は圧迫感がなく部屋が広く使えるのも魅力です。
天板は形状だけでなく、素材も豊富で作りたい部屋のイメージに合わせることができます。
脚の数も円形状では『1本脚』や『3本脚』などオシャレなタイプも選べるので、これらの組み合わせでダイニングテーブルは非常に豊富なラインナップを誇っています。
おすすめのダイニングテーブルの種類
一人掛けタイプ
テーブルと人数分の椅子が用意されたもっとも一般的な『一人掛けタイプ』。
家族など複数人で使う際も、それぞれの距離を自由にとれるので同じテーブルを使いながら、くつろいだ食事を楽しむことができます。
一人掛けの椅子は持ち運びが容易で、来客時などでも対応しやすく、また子供がいる家族はベビーチェアを加えたりも可能です。来客が多い家庭なら折りたたみタイプの椅子を用意しておき、全員でテーブルを囲むという使い方もできます。
ベンチタイプ
ファミリーには人気のある『ベンチタイプ』もおすすめ。4人掛け以上で使われることが多く、複数人で座れるベンチタイプと独立した一人がけがセットのケースが多いです。
ベンチタイプは背もたれがないものが中心でスッキリ見えるのも人気の理由。普段は夫婦で一人掛けを利用して、来客用にベンチタイプを利用するとよいでしょう。
ソファータイプ
『ソファータイプ』のダイニングテーブルは食事がしやすい高さにデザインされており、テーブルと組み合わせるのが一般的です。座り心地が非常によくゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。
リビングとダイニングを兼ねた使い方ができるのも魅力。高級感や重厚感があるので部屋の雰囲気もぐっと変わってくるでしょう。
おすすめのダイニングテーブルの選び方
サイズで選ぶ
1〜2人用
一般的に1人が使用するテーブルサイズとして、幅60×奥行40cmが標準的です。これを基準として人数を掛け合わせていくとサイズ選びの参考になります。
1~2人用の場合、幅80×奥行80cmのものがおすすめ。丸形サイズであれば直径が80cm以上のものを選んでおくと余裕をもって利用できます。
3〜4人用
3~4人用のタイプは幅80~120×奥行80~100cmから選ぶとよいでしょう。ダイニングテーブルでは一番主力となる利用人数、サイズですので選択肢も多いです。
一方で4人がしっかり揃って食事をする場合、幅は120cmのタイプを選ぶのがおすすめ。100cmの場合、料理の品数によっては手狭に感じることがあります。
5人以上用
5人以上で利用する場合、幅160×奥行80~100cmから選ぶとよいでしょう。幅160cmでも横並びで3人が座る場合は、少し手狭と感じるかもしれません。その時は長辺側に2名が座り、短辺側に1名が座ると余裕をもって使用できます。
丸形の場合、直径が130cm以上のものを選ぶと5人が余裕をもって使いやすいサイズになります。
形状で選ぶ
丸形タイプ
『丸形タイプ』は見た目のオシャレさとお互いの顔を見ながら食事ができることが魅力。また角がないため小さなお子さんがいる場合も安心ができます。
ただ壁にくっつけての利用ができないため、思いの外広いスペースが必要になります。事前に部屋のスペースを考えながら選びましょう。
楕円形タイプ
『楕円形タイプ』は丸形のオシャレさと長方形タイプのメリットを兼ね備えた形状で、角がないため小さなお子さんがいる場合でも安心して利用ができます。
このタイプは座る位置によっては1人分のスペースが狭くなることがありますので、選ぶ際には部屋のスペースが広く取れるかを考えましょう。
正方形タイプ
『正方形タイプ』はコンパクトで圧迫感がないのがメリット。サイズ次第では1~4人用のダイニングテーブルで利用する事ができます。
デメリットとしては5人を超えてしまうと使いにくいことがあげられます。来客が多い場合は、伸長機能がついたタイプもありますし、補助用のテーブルを利用するなども検討しましょう。
長方形タイプ
ダイニングテーブルでもっともオーソドックスな形状です。4人がしっかり座って食事でき、大人数になった際も対応しやすいというメリットも。
壁にくっ付けて利用する事もできるので、部屋のスペースを有効に活用ができます。もっとも普及している形状ですので、豊富な商品ラインナップも魅力といえるでしょう。
脚の数で選ぶ
4本脚
一般的なダイニングテーブルは『4本脚』が主流です。荷重が分散されるので最も安定感があります。
食事以外でも意外とダイニングテーブルを使う機会は多いです。ちょっとした重量物を一辺にかけても傾いたりする心配はありません。
1本脚
デザインで選ぶ際におすすめなのが『1本脚』タイプ。すっきり見えて、掃除する際にも便利です。
比較的小さなテーブルで用いられることが多いですが、天板が大きいと不安定になります。安定させるためにはかなり重量のある脚をつける必要があるので、購入の際には使い方なども含めて考えてみてください。
素材で選ぶ
無垢材
『無垢材』とは純粋に『木』をそのまま使っている素材のことを指し、丸太から切り出して使われます。
ナチュラルで安心感があり、素材によって経年変化を楽しむことができるのも嬉しいポイント。
天然素材ゆえの反りを防ぐ工法で作られているのが一般的ですが、その分手間もかかり高価になります。一生ものの家具を持ちたい方にはおすすめです。
突材
無垢材に比べると量産しやすく、比較的安く購入できる『突材』。心材の表面にベニヤ板と薄い突板を貼って作ります。
突板は非常に薄いので無垢材のように反る心配はありませんし、表面は本物の木を薄くスライスしたものですので、しっかりとした質感も味わうことができます。
パッと見た時に無垢材と違いがわからないように作られていますので、値段やデザインと合わせて検討してみてください。
メラミン樹脂
『メラミン樹脂』は熱硬化をさせたプラスチックで、表面硬度が高くて傷に強く耐熱性にも優れています。
木材と違って濡れたり汚れたりしても、簡単に掃除ができるのが魅力。
人工物ですので無垢材などに比べると味気なく思ってしまう人がいるかもしれませんが、デザイン面では比較的自由度が高いので、気に入った商品があれば丈夫で長く使える素材です。
ガラス
『ガラス』は透明なので圧迫感のない空間を作れることが魅力。掃除をする時も汚れが拭きとりやすいものメリットですし、ガラス特有の光沢や透明感が、モダンな雰囲気を演出してくれることも高評価です。
デメリットとしてはガラスは意外に傷が目立ちやすく、食器を置く際に音もなりますので、食事の時には敷物などを用意するとよいでしょう。
使い方で選ぶ
家族で食事をすることがメインの場合
家族の人数によりますが、『長方形』の『4本脚』タイプを買っておくのがおすすめ。しっかりと食事ができるスペースを考えながらサイズも選びましょう。
お子様が小さい時から大きくなるまでしっかりと使いたい場合、長く使うほどに風合いのある『無垢材』を選ぶのもよいかもしれません。
お客様をむかえての食事が多い場合
来客が多い人向けにも『長方形』の『4本脚』タイプをおすすめします。4人で使っている場合でも短辺を使うことで利用人数が増やせます。
また普段は限られたスペースで有効に使いたい場合には、伸長タイプのダイニングテーブルも選択肢に入れてみましょう。どちらも折りたたみ椅子を用意しておくと急な来客にも安心ができます。
リビングルームと兼用で使いたい場合
リビングルームと兼用で使いたい場合は『ソファータイプ』がおすすめ。食後にゆっくりとくつろいだりお茶をしたりできるのも魅力です。
ダイニングとリビングを兼ねる事で空間をすっきり使う事もできます。くつろぐことを重視する人は革張りのソファーを選ぶのもよいでしょう。
ダイニングテーブルのおすすめメーカー・ブランド
LOWYA
おしゃれでリーズナブルなことが魅力。
商品ラインナップも豊富で利用人数に合わせて選ぶことができます。
木製天板にスチール製の脚を組み合わせたタイプや、伸縮タイプのダイニングテーブルも人気があります。
IKEA
IKEAはシンプルなデザインが魅力。
値段やデザインに注目が集まりますが発祥はスウェーデンの家具メーカーです。
カジュアルで2~4人向けが充実しており新生活をはじめようと考えている若い人におすすめです。
ニトリ
木目を使った暖かみのあるデザインが魅力。
実店舗が多くしっかりと展示品を見たうえで購入できるのもメリットです。
家族向けの商品を選ぶならおすすめです。
ダイニングテーブルと椅子がセットになっている商品が豊富なこともポイント。
GORRI
幅広いタイプのダイニングテーブルが選べるのが魅力。
シンプルなデザインながらスチール製の脚と組み合わせたものは、おしゃれで長く愛用したくなります。
食事もそれ以外の時間もこだわりたい人におすすめ。
和人wa-jin
天然無垢材を使ったオーダー商品まで取り扱うのが魅力。
デザインも多様で高級感とおしゃれさは群を抜きます。
一生もののダイニングテーブルを考えている人におすすめ。