ダイエットをしたいのにジムに行く時間がない、ジムだけでなく家でしっかりトレーニングがしたいと悩んでいませんか。アスリートはもちろん、俳優の高橋一生さんをはじめ芸能人の方も多く利用している『スピンバイク』は、家でしっかりトレーニングがしたい方におすすめ。
スピンバイクは初期費用はかかりますが、ジムになかなかいけないのに月額費用を払うことに比べたら、非常にお得にトレーニングできます。
この記事ではそんなスピンバイクの特徴や選び方をご紹介していきます。おすすめの商品もランキング形式でご紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
そもそもスピンバイクとは
『スピンバイク』はジムによくある自転車型の器具です。有酸素運動ができるので、ダイエットに適しています。同じように自転車型の器具で『エアロバイク』もありますが、エアロバイクより本格的にトレーニングできる器具です。
スピンバイクとエアロバイクの違い
スピンバイクとエアロバイクは似ていますが、価格とトレーニング可能時間の違いがあります。
価格については、スピンバイクは価格が2~10万円と、1〜6万円が相場のエアロバイクに比べると値段が高め。その分構造上しっかりしているので、トレーニング可能時間がエアロバイクに比べて長いのが特徴です。
エアロバイクの使用可能時間が30分までに対し、スピンバイクは長時間使えるので、しっかり負荷のかかったハードなトレーニングが可能です。
おすすめのスピンバイクの選び方
ホイールの重さで選ぶ
スピンバイクを選ぶ上でホイールの重さは重要です。初心者なのにいきなり重いホイールを選んでしまうと、簡易的なトレーニングに取り組むこともできなくなる可能性もあります。
初心者の場合は、重量が10kg以下のホイールを選ぶようにしましょう。物によっては、重量が15kgのホイールもあり負荷を十分にかけてトレーニングできますが、これはあくまでも上級者向けです。
何台目かの買い直しの方には、重めのホイールに挑戦するのもおすすめなので、少しずつレベルをあげていくなど、自分に合ったモデルを選ぶようにしましょう。
駆動方式で選ぶ
スピンバイクの選び方で次に大切なのは『駆動方式』です。スピンバイクの駆動方式は、以下の2種類があります。
・ベルト式
・チェーン式
下で詳しく説明していきますが、2つの違いは効率的なトレーニングをしたいか、メンテナンスの手間をかけずに使いたいかで分かれます。
静音性が気になる方やメンテナンスの手間を極力減らしたい方には『ベルト式』が、効率的にトレーニングをしたい方はしっかり負荷をかけられる『チェーン式』がおすすめです。
ベルト式
『ベルト式』のメリットは、静音性に優れている点とメンテナンスに手間がかからない点が挙げられます。ゴム製で厚手のベルトを使用しているので、トレーニング中の音がチェーン式に比べて静かです。他にもベルト式は潤滑油などが不要なので、メンテナンスも簡単な点は魅力でしょう。
しかしその分ベルトが摩擦で消耗してしまった場合に交換の費用がかかります。初期費用とランニングコストがチェーン式に比べると出てきますが、マンションなど下の階への騒音が気になる方や夜間にトレーニングをしたい方はベルト式がおすすめです。
チェーン式
『チェーン式』は、自転車のようにチェーンを噛ませて、漕ぐ力をタイヤに伝えるタイプです。ベルト式に比べて音が大きいのがデメリット。特に安い物を選んでしまうと、音も大きくなってしまうので、一軒家の方や日中にトレーニングをしたい方はチェーン式でも問題ないです。
ただ漕ぐ力をしっかり伝えられるので、効率的にトレーニングをしたい方におすすめ。チェーンの耐久性を維持するために、定期的に潤滑油を入れてメンテナンスが必要になるので、お気をつけてください。
ペダルの負荷方式で選ぶ
選び方のポイントもう一つはペダルの負荷方式です。ペダルの負荷方式については、下記2点があります。
・摩擦式
・マグネット式
2つはトレーニングの用途や使用場所で変わってきて、細かく調整ができて強い負荷をかけられるのが『摩擦式』、静音性や劣化のしにくさで選ぶ場合は『マグネット式』がおすすめです。
摩擦式
『摩擦式』は、革やフェルトの繊維を車輪に押しあてて負荷をかける方式です。ペダルの負荷を細かく調整できるのがポイントで、制限なく段階を調整できるので負荷を強くかけられます。ハードにトレーニングをしたい方には特におすすめできるタイプです。
デメリットは摩耗した時に交換が必要な点と、漕ぐたびに音が鳴ってしまう点です。また制限なく調整できるので、逆に計測がしにくくなってしまいます。しっかり数値化したい方には向かないかもしれませんが、仕組み自体は簡単なので、故障しにくさはメリットといえるでしょう。
マグネット式
車輪に強力なマグネットを近づけ、磁力で負荷をかけるタイプを『マグネット式』といいます。
デメリットは種類によっては電源が必要になる場合がある点と、熱が発生してしまうので長時間の使用ができない点が挙げられます。商品によって制限時間があり、使いすぎると劣化してしまうので連続使用可能時間を確認しましょう。
また高価な種類が多いですが、その分摩擦式に比べて音が静かなのがメリットです。摩擦で消耗もしないので交換が不要でランニングコストが減らせます。負荷を数値化できるので、どのくらいトレーニングしたか把握したい方にはおすすめです