近年の健康志向の高まりによって、ジム通いをする方が増えてきましたが、中には同時に自宅で筋トレしたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが自宅用トレーニング器具の1つとして知られる『チンニングスタンド』。
今回はそんなチンニングスタンドの特徴やおすすめの選び方を解説します。チンニングスタンドのおすすめ商品もランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
チンニングスタンドとは
『チンニングスタンド』とは腕や足を使って体を鍛える健康器具のことを指します。
最近は公園が少なくなってきて、懸垂や体幹を鍛えるトレーニングをする機会が減っていますが、チンニングスタンドはまさに、自宅で公園器具を使ったトレーニングができるように販売されたのです。
チンニングスタンドで自宅トレーニングを行うメリット
トレーニングの習慣化
体を鍛えようとスポーツジムに通う決心をしても、道のりや時間を考えると続かなくなってしまった。そんな方も多いのではないでしょうか。
チンニングスタンドは自宅で使用できる健康器具なのでスポーツジムに通う必要がないので、無理せずトレーニングが習慣化しやすいのです。
ジム通いは続けられなかったという方にもおすすめできるのが、自宅用トレーニング機器のメリットといえるでしょう。
時間を有効に使える
チンニングスタンドは上半身全般を鍛えるための器具です。
たとえばスポーツジムで上半身を鍛えようとしても、上半身用のマシンや器具は人気が高いためなかなか順番が回ってこないという経験はありませんか。
そのような時は自宅で上半身はチンニングスタンドで鍛えて、スポーツジムでは下半身を鍛えると決めていれば時間を効率的に使えます。スポーツジムに行くことで気分転換にもなりますし、それぞれのトレーニングに集中できるのでおすすめです。
おすすめのチンニングスタンドの選び方
耐荷重で選ぶ
チンニングスタンドはぶらさがって腕を屈伸し、体を上下に動かす懸垂の動きをするための健康器具ですので、一番気になるのは『耐荷重』。
トレーニングのメニュー内容によっては反動をつけて動くこともありますし、筋トレによって鍛え上げられ、トレーニング開始前より筋肉が増えて体重が重くなることもあるでしょう。目安としては自分の体重より大きくプラス40kg程度あるものを選ぶことです。
女性におすすめな耐荷重100kg
男性よりも体が軽いことが多い女性は目安として耐荷重100kgがおすすめです。
女性がチンニングスタンドを購入する時に注意したいのが、耐荷重が大きいほどチンニングスタンドは大きくなることです。
耐荷重は大きければ大きいほど安心ではありますが、手のひらで握るバーも太くなってしまうので、組み立てや使用が不便になることが考えられます。自分の体重に合わせたチンニングスタンドを購入することで、快適にトレーニングを続けられるでしょう。
男性におすすめな耐荷重150kg
男性は逆に耐荷重の大きいモデルを選んでおけば間違いありません。目安としては耐荷重150kg程度です。
中にはウエイトを使って負荷をあげたいという方もいるので、そのような方は体重とのバランスを考えて余裕をもった耐荷重にするとよいでしょう。
安定感で選ぶ
体全体でぶらさがったり、逆手懸垂を行うこともできるチンニングスタンドでは、『安定感』が重要です。安定していないと安全に使用できず、ケガをしてしまう危険性があります。
安定感はチンニングスタンドの『フレームの太さ』が重要なポイントです。フレームが太ければ体全体を安定して支えられます。
太いフレームの他にも『サブフレーム』の数が多ければ多いほど負荷が分散されるので安定しやすいです。
大きさで選ぶ
大きいサイズでダイナミックに
大きなサイズのチンニングスタンドを購入することで、トレーニングのバリエーションが増えます。
スペースが狭いと懸垂や逆手懸垂など限られた動きしかできませんが、広いことで体全体をダイナミックに動かすトレーニングを導入できます。
たとえば広背筋と腹筋を鍛えるL字懸垂や大胸筋を鍛えるナローグリップ懸垂では、下半身全体を持ち上げて動かす必要があるトレーニングはチンニングスタンドが大きくなければできません。
もちろんダイナミックな動きのあるトレーニングは総じて難易度も高い傾向にありますが、今後体を大きくしていきたい方には避けては通れない道なので、予め大きめのサイズを選ぶのも選択肢の一つでしょう。
小さいサイズで省スペースに
リビングや自分の部屋などの省スペースで楽しみたい方も多いはずです。サイズが小さくても十分に幅広いトレーニングを行うことは可能です。
たとえば手のひらを前方に向けて行う懸垂や背筋を鍛えるワイドグリップチンニングなどは、どちらも省スペースで行えるトレーニングです。
最近では省スペースを重視する方に嬉しい折りたたみ式チンニングスタンドも販売されています。できるだけスペースを無駄なく使用したい方は折りたたみ式を選ぶことがおすすめです。
やりたいトレーニングで選ぶ
上腕部や背筋を鍛えるノーマルタイプ
上腕部や背筋を鍛えるトレーニングメニューを取り入れたいのであれば、『ノーマルタイプ』がおすすめ。
ノーマルタイプはチンニングスタンドの中でも最もメジャーな形状です。バーベルを持つ幅や持つ手の向きを変えることでトレーニングにバリエーションが増えるので、さまざまな筋肉を満遍なく鍛えることも可能です。
胸や腹筋を鍛えるマルチタイプ
懸垂を行うだけでなく腹筋・両腕を鍛えられる『マルチタイプ』のチンニングスタンドもあります。上腕部・背筋以外にも鍛えられるため、上半身全体を激しく鍛えたい方におすすめです。
当然ノーマルタイプよりも動作が激しく、チンニングスタンドへの負荷も大きいものとなるので、マルチタイプのチンニングスタンドを購入する時は耐荷重量・設置スペースなどを考慮しましょう。
ウエイトトレーニングはバーベルスタンド付き
『バーベルスタンド付き』のチンニングスタンドは、スクワット・ベンチプレスなどのトレーニングも行えます。
一台で全身を鍛えたいという方に非常におすすめのモデルです。