みなさん、「爪切り」はいつも使っていると思います。そんな身近なアイテムですが、いざ買い替えようと思った場合どのようなものがいいのか、違いがわかりにくくて選びにくくはないですか。
それもそのはず、爪切りは切れ味にこだわった刃物メーカーのモデル、品質にこだわった日本製のモデルなどメーカー別に分けるだけでも非常にたくさんの種類があります
今回はそんな爪切りの種類や特徴について解説していきます。厳選したおすすめ商品もランキング形式でご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
爪切りの種類とその特徴
クリッパー型
「クリッパー型」の爪切りは一番よくあるタイプの爪切りです。使わないときはコンパクトにしておけて、使うときは片方をくるっとひっくり返して爪を切る部分が動かせるようにするもので、爪切りと聞いたら思い浮かべる形だと思います。てこの原理を使って爪を切るので、力がない人でも簡単に使えることがメリットです。
デメリットは、爪を切る時に一番爪に負担をかけてしまうことです。爪に負担が大きいので、爪が弱い人は二枚爪になってしまったり爪が割れてしまうことがあります。足の爪も切りづらいので、一般的ではありますが決して万人受けするタイプではありません。
ニッパー型
「ニッパー型」はネイリストや看護師などプロが使うことが多いタイプの爪切りです。また欧米ではこのニッパー型の爪切りがもっとも普及しています。
工具などのニッパーと同じ形をしていて、思った通りの形にカットしやすく、握りやすく切りやすいのが特徴です。クリッパー型だと切りにくい爪が厚くなってしまっているところも、ニッパー型で難なく切れます。
またクリッパー型だと指先だけで操作をしますが、ニッパー型の爪切りは指全体を使って握るようにして爪を切ることができます。他の形に比べると高価なものが多く、使い慣れるまでは使いにくいかもしれない点は注意が必要です。
ハサミ型
「ハサミ型」の爪切りはその名の通りハサミのような形になっています。ハサミの先、爪を切る部分がまるくなっているので、赤ちゃんや小さな子供など落ち着いて爪を切れないような人の爪を切ってあげるのに適しています。3種類の中でもっとも爪に負担がかからないので、爪が薄い人や爪にトラブルをかかえている人にもおすすめです。
デメリットとしては小回りがききにくく、思った通りに切りづらいことです。ハサミ型の爪切りで切った後にはやすりなどを使うと、形を整えることも可能なので、少し気になる方はやすりも検討してみましょう。
高齢者なら電動爪切りも便利
高齢者の人は握力が弱くなってくる上に、近くにあるものが見えづらくもなってくるため爪切りの操作もしにくくなってしまいます。そのような高齢者のに方は「電動タイプ」の爪切りもおすすめします。
電動タイプの爪切りなら握力が弱くてもきちんと切れます。回転して切る刃の部分が肌に当たらないタイプや深爪しないように設計されているタイプ、削るパワーが調整できるタイプなど、多くの方が安心して利用できるよう幅広い機能が備わっている場合が多いです。
爪切りのタイミングと使い方
爪はお風呂上りに切ろう
爪を切りたいときにはお風呂から上がった後に切るのがおすすめです。お風呂から上がった後の爪はいつもの状態よりも柔らかくなっていますので、乾燥した状態で切るよりも爪にかかる負担が少なくて爪が割れたりしにくくなります。
また、指が清潔な状態で爪切りをしたほうが感染症のリスクも低減しますので、爪切りはお風呂上りにするように習慣をつけましょう。
爪を切ってはいけないタイミング
逆にお風呂に入る前には爪を切らないようにしましょう。先ほどの反対で爪が乾燥しているので割れやすくなっていること、爪にかかる負担が大きいことなどがあります。
さらに深爪をしてしまって爪周辺に傷ができてしまう可能性があり、その状態のままですぐに湿度が高く雑菌が増えやすいお風呂に入ってしまうとその傷から雑菌が入ってきてしまう可能性があります。
次の爪切りまでの期間
手の爪は1日でおよそ0.1mm伸びるといわれています。あまり何度も切りすぎても爪に負担がかかってしまうので、手の爪は1週間に1度くらい切れば問題ありません。
足の爪は手の爪よりも伸びるのが遅いです。1日に0.05mmほど伸びるといわれています。足の爪を切るのは2週間に1回くらいの頻度がおすすめです。