ヘッドホンは周囲に迷惑をかけずに音楽を聴くだけでなく、より良い音質で音楽を楽しみたいときにはずせないアイテムです。最近では臨場感のある音を楽しめるハイレゾ音源に対応するものなど、多彩な機能を持つヘッドホンが続々と開発されています。
今回は臨場感あふれる高音質で人気のSONYのヘッドホンをご紹介します。ヘッドホンの持つ機能や最適な使用環境まで詳しく解説しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
SONY (ソニー)のヘッドホンがおすすめの理由
ヘッドホンといえば『SONY』の製品が有名です。世界的な音響メーカーだけあって、さまざまな機能を持つヘッドホンをたくさん展開しています。高音質のハイレゾ音源を業界最高クラスのノイズキャンセリング機能で聴けますよ。つねに新しいスペックを生み出し進化を続けています。
多彩なラインナップがあり音楽のプロから初心者の方まで、幅広く満足できるヘッドホンばかりです。機能性が高くても価格が手頃なものもあるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
音質
ヘッドホンを選ぶときに最も重要なポイントが音質です。ヘッドホンで聴くと周囲の雑音がシャットアウトされるので、音楽の世界によりいっそう浸れることができますよ。
SONYは業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を完成。重低音から中高音まで、幅広い帯域のノイズを大きく低減しました。CD音源やMP3などの圧縮音源に音楽や動画などの配信サービスも、臨場感あふれるハイレゾ級の高音質で聴けますよ。音質で選ぶならSONYのヘッドホンが間違いないでしょう。
デザイン
SONYのヘッドホンはシンプルでありながらスタイリッシュなので、デザイン性が高いのが特徴。高級感があり、どんなファッションにも似合います。SONYはデザインにも主軸を置いて開発しているので、おしゃれなデザインのものが多いです。
ビビッドなカラーが印象的なモデルもあり、女性がしても違和感なくつけられます。最新型のワイヤレスタイプはイヤリングのように耳元をファッショナブルに見せますよ。デザイン性の高さでも格別です。
コスパ
ヘッドホンを選ぶうえでもコスパの良さは見逃せません。価格が高いほど高性能のモデルになりますが、SONYは低価格でも品質が高いヘッドホンを展開しています。
ヘッドホン初心者の方用のリーズナブルな製品も、迫力ある重低音のサウンドや優雅な高音のサウンドを楽しめる機能が搭載。低価格でも高音質や機能性を備えています。SONYは品質の高いヘッドホンを低価格帯でもたくさん展開しているので、コスパの良さでも抜群ですよ。
機能性
SONYのヘッドホンは機能性の点においてもすばらしいものがあります。業界最高クラスのノイズキャンセリング機能があり、ノイズを気にすることなく好きな音楽を高音質で存分に聴けますよ。周囲の騒音に適したモードを自動で選択する『フルオートAIノイズキャンセリング機能』も開発し、環境に合わせたクリアなサウンドを楽しめます。
ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質が聴けるので、いつでもどこでも大好きな音楽の世界に入り込めるでしょう。
信頼性
世界の『SONY』なので、信頼性についても抜群です。長年培ってきた音響メーカーとして、国外でもブランドとして認められている企業です。
そんなSONYの製品は音楽のプロからも非常に高い信頼を持たれています。最新の技術を活かした最高ランクの製品を続々と開発し市場へと展開していますよ。『ヘッドホン』というと『SONY』を連想する人も多いのではないでしょうか。
製品のすばらしさはもとより修理などのサポートも万全なので、安心して購入ができますよ。
おすすめのSONYのヘッドホン選びに役立つスペックの見方
対応コーデックの種類
コーデックとはBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンの場合、音声を無線伝送する際に使用する音声圧縮変換方式のことを指します。ヘッドセットが音楽再生の接続時に対応しているコーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC の5種類です。
SBC
『SBC』はBluetooth機器が標準で使用する音声圧縮技術を指します。Bluetooth機器には必ず対応していますよ。AACは主にiPhoneなどのApple製品で使用されており、SBCに比べ高音質なのが特徴です。
aptX・aptX HD
『aptX』・『aptX HD』はAndroid搭載スマートフォンなどで使用されている音声圧縮技術で、SBCと比較すると高音質になります。aptX HDの方がaptX より高音質ですよ。
LDAC
最後の『LDAC』はSONYが開発したハイレゾ音源を、Bluetooth通信経由でも伝送可能とする音声圧縮技術を指します。これまでにない高音質のBluetooth無線伝送を楽しめるでしょう。
本文中『Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホンの場合』と入れてください。
3倍の転送力でハイレゾ音源も劣化しない『LDAC (エルダック)』
SBC等の既存Bluetooth通信向け圧縮技術とは違い、ハイレゾ音源を低い周波数や低いビット数へダウンコンバートすることなく処理が可能。効率的な符号化やパケット配分の最適化をし、従来技術に比べて約3倍のデータ量の送信ができます。
出力音圧レベル/能率/感度 (単位:dB/mW)
電力を入れたときの再生音がどのくらいなのかを表します。単位の読み方はデシベルで、値が大きければ少ない音量で大きな音を出すことが可能。ポータブルプレーヤーなどで使用の際は、数字が小さいほど音量が出にくい場合があります。
最大入力 (単位:mW)
最大入力とは、ヘッドホンに入力できる最大電力をmW単位で表したものです。瞬間的に加えても良い入力の上限を意味します。数値が大きい方が良いわけではなく、音楽プレーヤー側の最大出力以上か同等の数値であれば問題ありません。
インピーダンス (単位:Ω)
インピーダンスの数値が低いヘッドホンは抵抗が小さいので流れる電流が増え、再生音量は大きくなる傾向にあります。逆にインピーダンスが高い場合は音量が小さくなります。ハイインピーダンスの代表的なヘッドホンでは300Ω、高いものでは600Ωというものがあります。
おすすめのSONY (ソニー)のヘッドホンの選び方
接続方法で選ぶ
有線タイプ
『有線タイプ』のヘッドホンは、本体から伸びているケーブルを機器に直接接続し音を再生。メリットとしては音質の劣化が圧倒的に少ないという点が挙げられます。直接接続しているので音質劣化が起こりにくく、高音質で音楽を聴けますよ。対応機器も多いです。
デメリットは使用しているうちにケーブルが劣化してしまう点。またケーブルの長さで使用できる範囲が決まってしまったり、作業によってケーブルが邪魔な場合もあります。絡まりやすいのもネックですね。室内などの落ち着いた環境で音楽を楽しみたい人や、音質を重視したい人におすすめのタイプです。
無線 (ワイヤレス) タイプ
『無線タイプ』はヘッドホンと再生機器をつなげるケーブルがないタイプ。多くの無線ヘッドホンはBluetooth通信を採用しています。
メリットはなんといってもケーブルがない点。移動中やスポーツなど激しい動きをしていても邪魔になりません。通信が届く範囲なら離れていても音が聴けます。ファッション性も高くスタイリッシュに音楽を楽しめます。
デメリットは古い機器の場合、対応していない機器もある点です。通信環境にも左右されやすく、混線や外部電波による影響で音質が劣化する場合もあります。ヘッドホンの充電も必要です。移動中やスポーツ中に聴くことが多い人や、音質にこだわりが強くない方にはおすすめですよ。
ハウジングの種類で選ぶ
ヘッドホンでいう『ハウジング』とは、実際に振動して音を出すドライバーユニットをカバーしている箱のような部品のこと。ヘッドホンユニット背面の空気室の壁も指します。材質は木や金属に樹脂などいろいろあり、容積の広さや密閉度によって音質が変わります。
密閉型 (クローズド型)
『密閉型』は樹脂や木材によって密閉されたハウジングにより、外部に音を漏らさない構造になっています。
メリットとしてはヘッドホン内部の音が外部に漏れにくく、外からのノイズも聞こえにくいです。電車や飛行機などで音楽を聴く場合には密閉型が最適でしょう。ノイズキャンセリング機能も密閉型ヘッドホンでないと搭載できません。迫力ある重低音を楽しめますよ。
デメリットは音がこもりやすく高音が出しにくい点ですが、それ以外は特に見当たらないでしょう。屋外で使用することが多い人にぴったりのモデルです。
開放型 (オープンエアー型)
『開放型』は、メッシュなどの開放型ハウジングを採用し、ドライバーユニットの後ろから発せられる音がハウジングの外にも出るタイプのヘッドホンです。
メリットは音がハウジング内部にこもらないのでクリアな音質を体感できます。伸びやかな高音も表現が可能ですよ。また密閉型より軽いので快適に装着ができます。長時間使用しても耳が痛くなりにくいので、テレビを見るときやゲームのときに重宝します。
デメリットは構造上、音漏れが大きいことです。逆に外からのノイズも聞こえてしまうので、にぎやかな場所での使用には向きません。ユニットも大型になりがちなので、持ち運びには不便です。自宅などでの使用にぴったりでしょう。
さまざまな機能と拡張性で選ぶ
騒音を遮断する『ノイズキャンセリング機能』
『ノイズキャンセリング』とは、周囲の騒音を減らす機能のことを指します。最近のヘッドホンにはノイズキャンセリング機能つきのものが多く、雑音に邪魔されずに音楽を楽しめますよ。耳栓代わりにも可能です。飛行機などに乗るときや勉強に集中したいときなどにおすすめします。
最高級の音質『ハイレゾ音源対応モデル』
『ハイレゾ』とは『High Resolution』の略で、高解像度の音楽データのことです。音楽CDの情報量の約3倍~6.5倍ともいわれています。CDでは再生できない臨場感ある音質を表現できますよ。ハイレゾ音源は大容量のため、ネット上で販売や配信が行われています。
MP3でもハイレゾ音源並みの音質にアップスケーリングする『DSEE HX』
楽曲データが本来持っている情報を予測し復元することで、CDやMP3などの圧縮音源にハイレゾ品質の臨場感を楽しめる機能が『DSEE HX』です。新開発された『DSEE HX』では、曲の情景に合わせて動作モードを自動で切り替えて行く機能があります。
外出中に便利な『外音取り込み機能』
周囲の音を取り込みながら、音楽を楽しめる『外音取り込み機能』が搭載されているものがあります。ヘッドホンを外さずに瞬時に周囲の音を聞ける『クイックアテンションモード』があり、とっさに会話をする際に便利です。音楽を聴きながら、周囲の音も聞ける『アンビエントサウンドモード』では、音楽を聴きながら周囲の音にも気づけますよ。
音を自分好みにカスタマイズできる『Headphones Connect』
『Headphones Connect』はアプリ連携機能対応のSONY製ヘッドホンのさまざまな設定を、自分好みにカスタマイズできるアプリ。簡単な操作でスマートフォンとの接続も、すぐに完了できます。音質の設定やタッチセンサーの挙動などが変更でき、自分好みの音を作れますよ。