『新年に向けてエアコンを購入したいけど、どのエアコンを何で選べばいいかわからない』という方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのは『メーカー』で選ぶこと。多くの方から愛されているからこそのブランドなので、有名メーカーで選ぶこともおすすめです。
今回ご紹介するのは、空調メーカーとしてその名が真っ先に上がる『ダイキン』。ダイキン製エアコンのおすすめポイントやおすすめモデルをわかりやすくご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
ダイキンとは
『ダイキン』は空調専業メーカーとして、家庭用から業務用まで幅広い空調設備を展開する日本の老舗企業です。あらゆるシーンの空気を快適に変えることをモットーに、生活に寄り添った製品を展開。
ダイキンのエアコンは独自技術により、季節に応じたモードに設定可能で、通年で快適に過ごせるよう設計されているのが特徴。品質のよさと高い技術力が支持され、家庭用エアコンのシェアの大部分をダイキンが占めています。
ダイキン製エアコンのおすすめ機能
うるる加湿
ただでさえ冬場は空気が乾燥しているうえ、さらに室内でエアコンをつけると健康や美容に悪影響を及ぼします。そんな冬場の乾燥を防ぐのが、うるる加湿という機能。ダイキンの独自技術である無給水加湿により、面倒な給水をせずとも部屋の湿度と温度を自動でコントロールが可能。花粉やウイルスなどの侵入を防ぎながら、空気中の綺麗な水分だけを集めることで加湿を実現し、室内を快適に保ちます。
さらら除湿
梅雨や夏場のじめじめとした不快な湿気を除去するさらら除湿機能。人の体は温度が同じでも、湿度が上がると暖かく感じ、下がると涼しく感じるようにできています。この仕組みを利用して、人が心地よく感じる空間を維持します。
また夏場で極端に冷房が利きすぎて寒く感じる場合は、細かく湿度をコントロールすることが可能。3段階の除湿レベルを選択でき、各人の好みに合わせた空調環境を実現できます。
AI自動運転
空間全体をまんべんなく一定の温度・湿度に保つため、エアコン内部にセンサーを搭載。160°の広角センサーが、人・壁・床が発する熱を感知して自動で快適な環境に整えます。特に壁温度を察知できることで、外の環境が急激に変化しても対応できるのはうれしいポイント。
さらにエアコンの操作設定を記憶する機能も搭載。使う人の好みを学習することで、使うごとに自分好みの空調へ近づいていくという高性能な機能です。
垂直気流
冬にエアコンの風が、直接体にあたる不快感をなくし、温まりにくい足元へと風を届ける機能が垂直気流です。効率的に空間全体を素早く温めるために、エアコンの立ち上がり直後は、強い風量を天井方向へ吹き出します。
その後壁や部屋の奥へ風を送り、全体が温まったら垂直方向に吹き出して快適な温度を維持。風を送るフラップをいくつも搭載していることにより、風量や向きを自在に操ることができます。
サーキュレーション気流
空気の循環を素早く行うことで、蒸し暑い夏の室内をすぐに涼しくすることを実現するのがサーキューレーション気流です。熱い空気が溜まりやすい天井方向へ風を大量に吹き出し、熱い空気は下部から取り込むことにより、涼しい空気を循環させ快適な温度へ導きます。
さらに温度のムラを感知すると、熱の発生元を冷やすために垂直気流を使って空気を循環させながら冷気を送ります。
プレミアム冷房
夏場にエアコンの温度だけを調整すると、極端な設定になりがちです。プレミアム冷房は、前述したように人が感じる温度は、湿度も深く関係していることに着目し、湿度をコントロールする機能です。湿度を下げることで、エアコンの設定温度を下げ過ぎずとも快適に、かつ健康な環境を維持できます。さらにプレミアム冷房機能を使うことで、効率的に節電もできるという優れた特徴があります。
おそうじ機能
自宅でのお手入れが難しいエアコン内部の熱交換器を、空気中の水分を使って洗浄する加湿水洗浄機能が搭載。最大1リットルの水を作り出し、いつでもきれいな状態を保ちます。さらに洗浄した水分は、ストリーマ放電により加熱・乾燥させて清潔な状態を維持。
ストリーマとは、プラズマ放電の一種で、強力な酸化分解力をもちます。その機能によりほこりやハウスダストなどの有害物質や、ダニやカビなどの繁殖を防止。
スマホ連携機能
ダイキンのエアコンはIoTにも対応しています。R・A・DX・Mシリーズは、内部に無線LAN接続アダプタを搭載しているため、インターネットに接続しているさまざまなデバイスがリモコンになります。専用のアプリをスマホにインストールしておけば、外にいながらお家のエアコンを遠隔で操作することが可能。
帰宅時間に合わせて、室内を快適な温度に調整できるうれしい機能です。さらに一定時間人の動きが確認できない場合は、アラートで消し忘れをお知らせしてくれます。
音声お知らせ機能
より快適に過ごせるように、エアコンが環境の変化を感知しておすすめの設定を、音声で提案してくれる機能です。例えば湿度が低くなったり、冷房運転の際に室外の温度のほうが低くなった場合などにお知らせします。電気代の目標額を設定しておけば、50%・80%に到達した時点で把握することが可能。また操作した内容を音声で確認することで、操作ミスを防ぐことにつながります。
寒冷地対策
特に冬場の寒さが厳しい地域に向けたスゴ暖シリーズは、最新の2020年モデルです。氷点下を下回る環境に対応した機能を搭載しています。外気温が-25℃でも運転可能なパワフルさをもち、室内を素早く温めるために立ち上がりが早いのが特徴です。
さらに最大60℃の温風を吹き出して、寒冷地の寒さをしのぎます。人が居ない場合でも、室内の温度を10℃に保つ暖房設定も完備しています。
ダイキン製エアコンのおすすめの選び方
モデルで選ぶ
豊富なラインナップをもつダイキンのエアコンを選ぶ際は、求める機能とコスパで分けられるモデルごとに比べるのがおすすめです。老若男女あらゆる層が快適に過ごすエアコンを求めるなら、無給水で加湿するうるる加湿を備えたハイエンドモデルがおすすめ。
夏場の機能を重視するなら中位モデルが最適。プレミアム冷房やさらら除湿機能で、蒸し暑い夏場でも快適な空間をつくります。コスパとコンパクトさで選ぶなら、普及モデルがおすすめです。必要な機能が備わりつつも、14万円台から展開があります。
APFで選ぶ
エアコンのスペックを表すAPFは、通年エネルギー消費効率の値です。APFの値が高いほど、少ない電気エネルギーで冷暖房を室内へ行き渡らせます。さらに年間の電気代が安く済むのもうれしいポイント。暖房は冷房よりも電力の消費が大きいため、特に暖房を重視する方や寒い地域に住む方は意識して選ぶことをおすすめします。ただAPFは正しい部屋の広さで使うことで機能するため、そこが注意点です。