4人家族は食材や飲み物がたっぷり入る『冷蔵庫』が必要です。大容量の冷蔵庫なら、休日のまとめ買いや作り置きにも対応でき、忙しい朝や平日の夕食づくりを助けてくれます。
しかし冷蔵庫はサイズや性能が異なるものが多く、どんな製品が4人家族にぴったりなのか分からない人も多いでしょう。
今回は4人家族の冷蔵庫の選び方とおすすめ商品をご紹介します。冷蔵庫は家電製品の中でも高い買い物です。ぜひじっくり比較検討してから選んでください。
4人家族の冷蔵庫のおすすめの選び方
容量で選ぶ
冷蔵庫選びで最も重視したいのが『容量です。容量は家族の人数から計算することができ、一般的に『70L×家族の人数+常備品分(100L)+予備(70L)を目安とします。4人家族なら『70L×4人+100L+70Lとなり、450Lが適切な容量です。
ただしこの数字はあくまで目安であり、週末にまとめ買いや作り置きをする家庭なら450Lでは足りない場合があります。450Lを最低ラインと考え、ライフスタイルに合わせて容量を決めましょう。
省エネ性能で選ぶ
冷蔵庫は常時電源が入っており、家庭内での電気使用量が多いです。とくに容量の大きい冷蔵庫ほど電気代がかかると思われているかもしれません。
しかし実際は大型冷蔵庫と小型冷蔵庫は冷却の仕組みが異なるため、500L以上の大型冷蔵庫のほうが年間消費電力の低い製品がたくさんあります。とくに最近の冷蔵庫は高スペックな製品が多く、『省エネ性能が高いです。
冷蔵庫の寿命は8~9年と言われています。10年を目途に年間消費電力の低い冷蔵庫に買い替えましょう。
サイズで選ぶ
容量の大きい大型冷蔵庫は、キッチンの設置場所に収まるサイズかを必ず確認します。購入前に設置予定場所の幅と奥行き、高さを計測しましょう。冷蔵庫を設置するときは、放熱のために上と左右に適度な隙間を設けなくてはいけません。上50mm、左右5mm以上のゆとりを持たせて設置できるよう冷蔵庫のサイズを事前に確認してください。
さらにサイズの確認は設置だけではなく搬入の際にも重要です。玄関やキッチンの扉など搬入時のルートを確認し、無理なく運び入れることができるかをチェックしましょう。
野菜室・冷凍室の位置で選ぶ
大型冷蔵庫の『野菜室と『冷凍室の位置はメーカーや機種によって異なります。一般的に4人家族向けの大型冷蔵庫は3ドアが多く、機種によっては4~5ドア仕様です。頻繁に自炊をする家庭で毎回野菜を使うのであれば、野菜室が真ん中に設置されている機種がいいでしょう。真ん中だと開閉しやすく中身の確認が簡単です。
一方作り置きをしたり冷凍食品をたくさん買いだめしたりする家庭は、冷凍室が真ん中に設置された機種のほうが使いやすいでしょう。基本的に製氷機が真ん中に設置されているため、氷も取り出しやすいです。
ドアの開閉方向で選ぶ
冷蔵庫のドアは『右開き、『左開き、『両開き、『観音開き (フレンチドア)など開閉方法の種類がたくさんあります。設置場所の右側に壁があるキッチンでは右開き、左側に壁があるキッチンでは左開きだと扉が邪魔になりません。
キッチンが広く、スムーズに開閉したいなら『両開きがいいでしょう。両開きなら引っ越しした先でも使用しやすいです。キッチンや通路が狭い場合は、ドアの幅が狭い『観音開きがおすすめ。壁との距離感や設置場所から無理なく開け閉めできる開閉方向を選んでください。