『オートミール』をご存知でしょうか。オートミールとはオーツ麦を使った食品のことで、健康食品として近年注目されています。
ただ種類が多いので初めてオートミールに挑戦する方は戸惑ってしまうでしょう。そこでこの記事ではオートミールの選び方からおすすめのオートミールまでをご紹介します。ぜひご自身にぴったりのオートミールを見つけてください。
オートミールとは
オートミールとは、オーツ麦を使った食品を指します。オーツ麦はシリアルの1種です。オートミオールの種類は、そのオーツ麦の脱穀したあとの状態によって種類が異なります。
例えばクイックオーツは、オーツ麦を脱穀したのち潰したもの。インスタントオーツはすりつぶして粉末状になっているものをいいます。
他にもいくつか種類がありますので、種類については後ほど詳しくみてみましょう。
オートミールのおすすめの選び方
味で選ぶ
まずはオートミールの選び方からご紹介します。ひとつめは味で選ぶ方法です。オートミールには、味がないものもあります。味付けをすることで美味しく食べられますが、面倒だという方は初めから味がついたものを選ぶといいでしょう。
長く食べ続けたいと考えている方は、飽きないように味を変えてみるのもおすすめです。その場合は味付きでないものの方が、自分でアレンジができるためコスパは良くなります。どうしても味が気になる場合は、試食してみるのがおすすめです。
種類で選ぶ
インスタントオーツ
『インスタントオーツ』はオーツ麦をカットすることで食べやすく、調理しやすい状態にしたものをいいます。粒子が細かいので調理時間も短縮でき、気軽に食べられます。
水分を加えることで離乳食としても使えるので、親子で一緒に食べられるオートミールです。
クイックオーツ
調理に時間をかけられないという方は、『クイックオーツ』がおすすめ。クイックオーツは、粉末状に砕いて食べやすくされたものです。お湯やお水でもすぐに戻るので、簡単に食べられます。外出先で食べたいという方にもおすすめです。
スティールカットオーツ
『スティールカットオーツ』は、オーツ麦を2、3回ほど、ざっくりカットされたタイプなので、栄養価が高いというメリットがあります。その分調理に時間はかかりますが、食べ応えがあり栄養価も高いので、ダイエットをしている人にもおすすめです。
オーツブラン
『オーツブラン』は、外皮だけとった状態のものをいいます。そのまま食べるのは難しいですが、他の料理と混ぜて使いたいと考えている方におすすめです。味や食感に少し癖があるので、主食にしたいと考えている方には向きません。
###ロールドオーツ
『ロールドオーツ』は一番王道なオートミール。噛みごたえがあるので、ダイエット向きのオートミールです。調理に手間がかかるところ、味が濃すぎるところがデメリットですが、ヨーグルトと合わせて食べるのがおすすめです。
ヨーグルトで食べる際は、夜のうちにヨーグルトに混ぜ、朝食べるようにしましょう。
添加物の有無で選ぶ
健康を意識してオートミールを食べたいと考えている場合、添加物が使用されているものだと意味がありません。無添加のものを選ぶためにも、産地表示のある商品を選ぶようにしましょう。
オーツ麦を含め雑穀は、農薬などの影響を受けやすいです。有機栽培かチェックすることをおすすめします。また遺伝子組み換え食品も、安全とは限りません。体に栄養を蓄えるために摂取するのであれば、できるだけいいものを選びましょう。
パッケージのタイプで選ぶ
味や食品そのものの質も大事ですが、パッケージも重要です。例えば家で使う場合、缶入りだと容器を移さずに使えるので手間がかかりません。
ビニールの場合、しっかりと袋を閉じれるジップ付きのものを使うと、できるだけ品質がいい状態で保管できます。また同じビニールでも、小分けの袋だと持ち運びにも便利です。
大きな缶だと置く場所に困ることもありますので、どのパッケージが使いやすいかも考えると選びやすくなります。
離乳食に使えるかで選ぶ
オーツ麦は残留放射能の影響を受けていることも十分考えられます。赤ちゃんの離乳食として使う場合は、厚生労働省で認定されている食品を選ぶべきです。
認定されているかどうかは、パッケージに乳児用規格適用食品と書かれているか見分けられます。認定されているものは、大人が一般的に食べている食品よりも低い基準値をクリアしているものなので、とても安心です。
また赤ちゃんだけでなく、妊婦さんや授乳中のママでも安心して食べられます。もちろん一般の大人でも食べていいものなので、放射能の影響が気になるという方は、認定されているか確認してみてください。
価格で選ぶ
オートミールの選び方で最後に確認してもらいたいのが価格です。どの食品でもそうですが、健康のために食べるのであれば継続的に食べなければなりません。値段が高いと続けることは難しいです。また安すぎても口に合わず、続かないという可能性もあります。
値段も大事ですが、種類や味、使いやすさなどから選び、最後に値段で比較をするといいでしょう。
オートミールのおすすめメーカー
クエーカー
『クエーカー』は、オートミールを販売しているメーカーの中でもっとも有名です。味付けや香り付けがされていないのが特徴で、本来の味が楽しめるメリットがあります。味がないものが苦手という人でもアレンジがしやすいので、自分好みのオートミールを楽しめます。
日本食品製造
『日本食品製造』は日本の会社です。そのため日本人の舌に合うように作られています。やさしい舌触りで、プチプチとした食感が人気で、離乳食にも使われます。フルーツやナッツ、ヨーグルトと相性が良く、アレンジがしやすい製品が豊富です。
オドラムズ
『オドラムズ』は、アイルランドのメーカーです。160年以上もの歴史がある老舗で、しっかりとした歯ごたえが特徴。調理に少し時間がかかりますが、食べ応えのあるオートミールを販売されています。
オートミールのおすすめの食べ方
はちみつとミルクで
はちみつとミルクで調理したものは、オートミールの定番の食べ方とされています。『火にかける時間を短縮したい』という方は、電子レンジで加熱することも可能です。優しくて甘みのある、冬に食べたい料理です。
ヨーグルトやフルーツと
オートミールには、そのまま食べられるタイプもあるので、ヨーグルトやフルーツと合わせて食べるのもおすすめ。忙しい朝でも簡単に作れるので、続けやすいです。食品の素材の味を楽しめます。
スープに入れて
オートミールは料理の材料として使うこともできます。その中でも一番取り入れやすいのがスープです。栄養を手軽に摂取できるのでおすすめ。市販のカップスープと混ぜるだけでも違った味を楽しめます。