化粧落としで欠かせないのが『クレンジング』です。メイクだけでなく毛穴の汚れなども落としてくれるため、肌を健康に保ち続ける上でも必須といえます。ただクレンジングは製品によって、使用できるシチュエーションや洗浄力などが異なるので注意しましょう。
本記事ではクレンジングの選び方や、おすすめ人気比較ランキングを紹介します。自分にはどんなタイプのクレンジングが合っているのかを、ぜひ確認してみてください。
おすすめクレンジングの選び方
種類で選ぶ
クレンジングオイル
『クレンジングオイル』はクレンジングの中でも、特に洗浄力が強い製品です。リキッドファンデーションやウォータープルーフコスメなどを使用している、メイクが濃い方におすすめです。洗浄力の強さは含まれているオイルの種類によって変化します。洗浄力の強さは以下の通りです。
鉱物油系オイル>エステル系オイル>油脂系オイル
なお洗浄力が強ければ強いほど、脱脂力も強くなります。肌が乾燥しやすくなるため肌が弱い方には、油脂系オイルを含んでいる製品がおすすめです。
クレンジングバーム
『クレンジングバーム』はドロッとしていて、肌に馴染みやすい製品です。主成分にエステル系オイルを含む製品が多い傾向にあります。鉱物油系オイルほどではありませんが洗浄力が強いため、メイクの濃い方におすすめです。
もちろん脱脂力も強いので、使用後はしっかり保湿しましょう。
クレンジングジェル
『クレンジングジェル』は名前の通り、ジェルタイプのクレンジングです。油性ジェル・オイルイン水性ジェル・水性ジェルの3種類あり、油分の多い製品ほど洗浄力が強い傾向にあります。
ナチュラルメイク程度であれば水性、濃いメイクであれば油分を含んだジェルがおすすめです。メイクの濃さに合わせて、油性ジェルかオイルイン水性ジェルを選びましょう。
クレンジングクリーム
界面活性剤と油分をバランス良く配合しているのが『クレンジングクリーム』です。他のタイプと比べて、保湿成分や美容成分を含んでいる製品が多い傾向にあります。ですのでクレンジングクリームは、使用後に乾燥が気になる方におすすめです。
使用方法は製品によって異なります。塗布して拭き取るタイプと塗布して洗い流すタイプがあります。なおクレンジングクリームにはダブル洗顔が必要な製品が多いです。洗顔に時間がかかるので注意しましょう。
クレンジングミルク
『クレンジングミルク』は乳液と同じで、しっとりとした質感の製品です。荒れやすい敏感・乾燥肌の方が使用しやすい傾向にあります。製造しているメーカーにより異なりますが、油分が少ないからです。
もちろん油分の少ない製品が多いため、洗浄力も低い傾向にあります。ですので濃いメイクをしている方ではなく、ナチュラルメイクなどといった軽めのメイクをしている方におすすめです。
水クレンジング
名前の通り『リキッドタイプ』の『クレンジング』です。他のクレンジングに比べてベタつかないため、サッパリとした使用感があります。主成分が油分ではないので、洗浄力は低いです。なお水クレンジングは洗顔が不要なため、クレンジングに時間がかかりません。
さらに美容成分や保湿成分を含んだ製品もあります。ナチュラルメイクなどの軽いメイクをよくする方におすすめです。
クレンジングシート
外出先で使用するなら、シートタイプのクレンジングがおすすめです。液体や半固形のタイプとは異なり軽いので、持ち運びやすくなっています。油分やエタノールを含んでいることが多く、洗浄力の高い製品です。
ただクレンジングするときに肌を擦るので、肌にダメージを与えやすいです。さらにエタノールは刺激が強いため、乾燥肌や敏感肌の方は注意しましょう。常時使用すると肌荒れの原因になることもあります。ですのでクレンジングシートは忙しいときなどに使用しましょう。
洗浄力で選ぶ
繰り返しになりますが、クレンジングは製品によって洗浄力が異なります。洗浄力の強いタイプは以下の通りです。メイクの濃さに合わせて使用するクレンジングを選びましょう。
洗顔不要かどうかで選ぶ
洗顔不要なクレンジングを使用すれば、時間短縮や肌へのダメージ軽減につながります。クレンジングは洗顔に時間がかかります。そして洗顔のときに肌を擦るため、時間がかかるほど肌にダメージを与えやすいです。
洗顔不要なクレンジングを使用してもクレンジング後のベタつきが気になる方は、ダブル洗顔するようにしましょう。
肌質で選ぶ
乾燥肌や敏感肌の方は、低刺激のクレンジングを使用しましょう。また無添加の製品には注意が必要です。1種類でも無添加の成分があれば、製品に『無添加』と記載できます。
エタノール・変性アルコール・香料・着色料・ピーリング成分などが含まれていると、肌が弱い方は肌荒れを起こす可能性があります。製品の成分表や説明によく目を通してから購入しましょう。
濡れた手で使っても問題ないかで選ぶ
お風呂場でメイクを落とす機会が多い方には、濡れた手で使用できるタイプがおすすめです。油分の多いクレンジングは水分を含むと、洗浄力が低下してしまいます。ですのでお風呂場で使用する機会が多い方は、濡れた手でも使用できると記載されている製品を選んでください。
マツエクに対応しているかで選ぶ
クレンジングを使用するときは、マツエクに対応しているのか確認しましょう。通常のクレンジングではマツエクの接着剤を溶かしやすいです。一方マツエクに対応しているクレンジングは含んでいる油分が異なるため、マツエクの接着剤を溶かしづらくなっています。
見分け方ですが具体的な成分を確認するよりも、『マツエク対応』と書かれた製品を選ぶのがベストです。