料理にかかせない『キッチンタイマー』はデジタルタイプやアナログタイプ、機能つきのものまで種類が豊富です。自宅で使っていて『もっとこういう機能があったらいいのにな』と思ったことはありませんか?もしかするとその機能がついた商品が、すでに売られているかもしれません。
今回はおすすめのキッチンタイマーとともに選び方を紹介します。最新の機能がついたタイプも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
キッチンタイマーのおすすめの選び方
表示方式で選ぶ
デジタルタイプ
秒単位まで測りたいと考えている方は、デジタルタイプを選ぶとよいでしょう。デジタルタイプであれば99分59秒まで測れるので、長時間使用する時にもぴったりです。
デジタルタイプはカウントダウンだけでなく、カウントアップも可能。残り時間だけでなく、経過時間も測れます。一目でタイムが分かるので見間違えることなく、正確な時間を把握できるのがメリットです。
デジタルタイプの中には電卓の機能がついたものや、アラームの音量を調節できるものもあります。できるだけボタンの大きいタイプを選ぶと使いやすいでしょう。
アナログタイプ
アナログタイプのメリットは、電池がなくても使えることです。デジタルタイプだと電池が必要なため、いざ時間を測ろうと思った時に使えないこともあります。アナログタイプだと、電池切れを心配せずに使えるので安心です。
ただしアナログタイプにもデメリットはあります。デジタルタイプと違ってアナログタイプは、メモリで時間を見なければなりません。そのため見間違えてしまう可能性があります。
またメモリで時間を測るため、設定時間がずれてしまって正確に測れないことも。本体を回すだけで使えるアナログタイプですが、秒単位で時間を測りたい場合には向きません。機械が苦手な方には使いやすいタイプです。
デザインで選ぶ
液晶画面の大きさ
キッチンタイマーは作業をしながら使うことがほとんどだと思います。見間違いを防ぐためにも液晶画面は大きい方がよいでしょう。
また画面が大きければ遠くからでも見やすく、タイマーの近くまで行って時間を確認をする必要がありません。キッチンで作業をしながら移動するのは大変なので、遠くからでも時間が分かるものを選びましょう。
ボタンの大きさ
ボタンが小さいと押し間違えてしまうことも少なくありません。せっかく時間を測っていたのにリセットしてしまう可能性もあります。ボタンを押したつもりが、測れてなかったと失敗することも。しっかりとボタンが押せるデザインを選ぶようにしましょう。
機能性で選ぶ
防水機能
キッチンタイマーは水回りで使うことが多いです。料理をしながら使うので、手が濡れていることもあります。そんなとき防水機能がついていると安心。タイマーを使うたびに手を拭かなくてもいいので便利です。
またタイマーが汚れてしまった場合にも、水で洗えるので清潔に保てます。コンロ側で使う時は油が跳ねてタイマーが汚れてしまうことも。洗えるくらいの防水機能があると安心です。
抗菌機能
ついていると便利な抗菌機能。タイマーはキッチンで使うため、どうしても汚れてしまうものです。水で洗えるといっても洗剤で洗えるわけではありません。中には『見た目はきれいでも菌が気になる』という方もいるのではないでしょうか。
そのような方は抗菌機能のついたキッチンタイマーを選ぶと安心です。使いやすさも大事ですが、細かい機能にも注目してみるとよいかもしれません。ぜひ確認してみてください。
振動機能
振動機能はバイブレーションのことを指します。メリットはタイマーのアラーム音が小さくても気づける点です。
小さなお子さんのお昼寝中に料理をすることもあると思います。そういう時にアラーム音がなってしまい、起こしてしまうことも。振動機能があれば、大きな音がなる心配がいらないので安心です。
音と振動どちらも使えるタイプもあります。便利な機能なので、迷った時にはついているものを選ぶとよいかもしれません。
音量調節機能
タイマーは聞こえにくいイメージがある方もいるかと思います。そういう方は音量調節機能がついているタイマーを選びましょう。調理方法によって、小さい音量で聞こえる場合や大きくないと気づかないことがあります。その時に応じてこまめに音量が変えられると、とても便利です。
また時間帯によっては、うるさく感じることもあります。朝早い時間や夜遅い時間は小さめに設定するなどして、うまく使い分けましょう。壁の薄いマンションに住んでいる方でも安心して使えます。
リピート機能
タイマーを使う時、リピート機能がついていると便利です。リピート機能は、設定した時間を繰り返し測れます。例えば15分を測ることが多いのであれば、設定を15分にしておくとリピートしてくれるので便利です。
またリピート機能があると、さまざまな場面で使えます。例えば勉強をする際、『30分集中して、5分休憩したい』と考えているのであれば、30分を繰り返し測ることもできます。
タイマーはキッチン以外でも役立つアイテムなので、機能は多いものを選んだ方がお得です。
ライト点滅機能
タイマーの音は大きく、静かなところで鳴ると驚くこともあります。そういう方に便利なのがライト点滅機能です。音や振動の代わりにライトが点滅して、時間になったのを知らせてくれるもの。
タイマーをこまめに確認する必要がありますが、音にびっくりする心配が無いので敏感な方におすすめの機能です。
設置のタイプで選ぶ
置き型
『置き型』タイプのタイマーは平らなところであれば、どこにでも立てかけられるメリットがあります。角度がつくので見やすく感じる方も多いです。ただし置くスペースを確保する必要があります。スペースを確保できればどこでも使えるのでおすすめです。
またマグネット型やストラップ型のタイプもあります。どれにでも対応しているタイプは、一番使い勝手がよいでしょう。
マグネット型
『マグネット型』のよいとこは、場所を取らない点です。磁石がつく場所であればどこにでも設置が可能なので、置く場所に困りません。同じところに置いておくことが多いので、なくす心配もありません。キッチンにできるだけものを置きたくないと考えている方にぴったりのタイプです。
ストラップ型
『ストラップ型』はフックがあればどこでも設置可能。長めのストラップであれば首から提げられるので便利です。また画面が小さくても手元にあれば、見間違えることなく時間を測れます。手の届くところに常に置いておきたいと考える方におすすめです。
電池交換のしやすさで選ぶ
単4電池
単4電池は比較的交換がしやすいです。なぜなら単4電池は家庭にある他の電化製品でも使われていることが多いからです。家庭でよく使う電池なら、予備をストックしていることも多いと思います。急な電池切れにも対応できるので、単4電池が一番交換しやすいでしょう。
ボタン電池
ボタン電池はとてもコンパクトです。予備を購入しておいても、場所を取らずに収納できるメリットがあります。家に予備がなかった場合でもコンビニに売られているため、急遽必要になった場合にも便利です。
ただしボタン電池はネジを使ってフタがしまっていることが多いため、電池交換の際にドライバーが必要になります。その作業が面倒だという方は、単4電池か電池不要のものを選びましょう。
電池不要
一番楽なのは電池不要のタイプです。電池を交換する必要も電池切れを気にすることもありません。ただしデジタルタイプは電池不要のタイプが少ないです。機能つきがいいと考えている方には種類が少なく、選びにくいかもしれません。
アナログタイプであれば電池不要のタイプがほとんどなので、デジタルタイプでなかなかよいのが見つからない方は、アナログタイプもチェックしてみてください。
キッチンタイマーのおすすめメーカー
タニタ
『タニタ』は『でか見えシリーズ』がとても人気のメーカーです。このシリーズは数字を大きく表示してくれるので『一目で時間が分かり、とても使いやすい』と好評。ボタンも大きく押し間違えも防げます。種類が豊富なので、お気に入りのアイテムを見つけるのにおすすめです。
無印良品
『無印良品』はシンプルなデザインが人気のメーカー。『もう少しこうならいいのにな』という声に耳を傾けながら商品開発がされているので、どれを選んでも使いやすいです。またコスパがよいのも魅力。
ドリテック
『ドリテック』はデザインが豊富です。子供向けの可愛らしいキッチンタイマーを購入して、お子さんと一緒に料理をするのも楽しいかもしれません。ボタンがとても大きいデザインのタイプもあり、押し間違いをしやすい方にも使いやすいものが揃っています。