みなさんは普段、クレンジングはどのタイプを愛用していますか?
『ミルク』・『ジェル』・『バーム』・『オイル』…と複数タイプがありますが、今回はオイルタイプに焦点を当ててみましょう。『クレンジングオイル』はどの肌質に向いているのか・特徴・選び方・気になるおすすめ商品10個をご紹介します。
『クレンジングオイル』の意外と知られていない種類についても徹底的にご紹介していますので、あなたの肌に合った商品が見つかることを願っています。
目次
おすすめのクレンジングオイル
クレンジングオイルとは
『クレンジングオイル』とは、オイルや界面活性剤を配合しているメイク落としのこと。クレンジングのなかでも人気が高いタイプです。配合されるオイルの種類は商品によって異なるため、刺激・洗浄力などを自分の肌に合わせて商品を選ぶことができます。
これまでクレンジングオイルはW洗顔が必要とされてきましたが、最近ではW洗顔不要の商品が増えてきました。手軽にササッとメイクを落としたい方におすすめのタイプです。
クレンジングオイルのおすすめポイント
クレンジングオイルの最大の特徴は洗浄力の高さ。クレンジングのなかでも最も洗浄力が高いでしょう。ウォータープルーフのアイテムでも、オイルが馴染みスルンとオフすることができます。また肌の余分な皮脂も取り除けるため、毛穴詰まりやいちご鼻ケアのためにオイルタイプを選ぶ方も多いようです。
クレンジングオイルの特徴として洗浄力の高さを挙げましたが、肌への刺激が強いことは難点でもあります。乾燥肌や敏感肌の方にとっては肌への刺激になり、肌荒れを起こすことも。肌に負担をかけないためにも、自分の肌質チェックを行っておきましょう。
クレンジングオイルのデメリット
クレンジングのデメリットは、洗浄力が高いために肌への刺激が強くなることです。皮脂の多い脂性肌の方にとっては、毛穴詰まり改善に繋がるため人気のタイプですが、乾燥肌や敏感肌の方にとっては必要な潤いまで取り除かれ、乾燥の悪化や肌荒れの原因に。
それでもオイルタイプが好きという方は、できるだけ低刺激の商品を選びましょう。商品のクチコミをチェックして、自分の肌に合いそうな商品を見極めてくださいね。
おすすめのクレンジングオイルの使い方
次にクレンジングオイルの正しい使い方をご紹介します。意外と見落としがちな手順がありますので、肌の清潔を保つためにもぜひチェックしてくださいね。
1.クレンジングオイルを顔に馴染ませます。顔に水分があるとオイルが馴染みにくいため、顔が濡れていない状態からスタートしましょう。
2.力を入れずに、肌の摩擦を抑えながらクルクルと手を動かしながらメイク浮かせます。
3.手のひらに少量のお湯をとり、オイルと混ぜるようにクルクルと手を動かすとオイルが白っぽくなり、よりメイクをきれいに落としてくれます。
4.最後にオイルが残らないようしっかりとすすいで完了です。
オイルにお湯を混ぜることを『乳化』といい、メイク落ちを良くするだけではなくすすぎが楽になるメリットがあります。乳化させずに洗い流す方が意外と多いようなので、ぜひ試してくださいね。
おすすめのクレンジングオイルの種類
鉱物油系
『鉱物油系』のクレンジングオイルは洗浄力が最も高いため、しっかりメイクで汚れを残さずスッキリ落としたいという方におすすめです。その分肌への刺激も強くなりますので、乾燥肌・敏感肌の方にはおすすめできません。
鉱物油系は価格帯が低くコスパの良さも魅力的。長く付き合っていきたいのであれば、候補に入れてみてはいかがでしょうか。デメリットを挙げるのであれば、W洗顔が必要なこと。スキンケアに時間をかけたくない方や肌への刺激を抑えたい方は、別のタイプを選びましょう。
エステル系
『エステル系』のクレンジングオイルは、肌の油分を取りすぎないことが特徴です。肌馴染みも良くスルスルと伸びるため肌への摩擦も軽減できます。鉱物油系よりも刺激は弱くなりますが、洗浄力はそれなりにあるため保湿をしっかり行いましょう。
W洗顔不要の商品に多いタイプで、スキンケアに時間をかけたくない方にもピッタリですよ。
油脂系
『油脂系』のクレンジングオイルは、アボカド油などの天然素材を使用し作られているため、肌への刺激が抑えられていることが特徴です。保湿力が高いため、乾燥肌の方でも使いやすいのではないでしょうか。オイルのヌルヌル感はどうしてもW洗顔が必要になりますが、油脂系は天然素材使用のため肌に残っていても大丈夫。肌の保湿をしてくれるのです。
肌への優しさ・保湿力の高さを求めている方におすすめです。デメリットを挙げるなら、素材でどうしても価格が上がってしまうこと。
クレンジングオイルのおすすめの選び方
洗浄力の高さで選ぶ
クレンジングオイルは普段からしっかりめのメイクをしている方におすすめとお話しました。そのなかでも、ウォータープルーフのマスカラやティントなど落としにくいアイテムを使用している方は、1番洗浄力の高い鉱物油系のクレンジングオイルがおすすめです。
先ほどご紹介したクレンジングオイルの種類で洗浄力順に並べると『鉱物油系>エステル系>油脂系』になります。洗浄力が高いほどメイク汚れを落とすことができますが、肌への刺激が強くなるため、次の項目も参考にしてください。
肌に合わせて選ぶ
乾燥肌や敏感肌の方は、肌への刺激が少ない油脂系のクレンジングオイルがおすすめです。メイク汚れをしっかり落としたいからといって、やみくもに洗浄力が高いものを選んでしまうと肌に合わず荒れてしまうことも。汚れの落としやすさはもちろん大切ですが、自分の肌のこともしっかりと考えてあげましょう。
肌に優しい順に並べると『油脂系>エステル系>鉱物油系』になります。ウォータープルーフマスカラやティントを使っているけれど、肌に刺激はできるだけ与えたくないという方は、クレンジングの前にポイントメイクリムーバーを使用すると◎!
使いやすさで選ぶ
W洗顔不要
スキンケアはどうしても肌に負担がかかってしまうもの。できるだけ摩擦や負担を抑えたいですよね。そんな方は、W洗顔不要のクレンジングオイルを選びましょう。これまでのオイルタイプはW洗顔が必要な商品はほとんどでしたが、最近ではW洗顔不要の商品も増えてきました。
スキンケアの時間を短縮できますし、なにより肌への摩擦を最小限に抑えることができます。
濡れた手でOK
クレンジングオイルは、肌に水分が残っているとメイク汚れにオイルが上手く馴染まず、落としにくいという難点を持っていました。ですが最近では、濡れた手でもOKという商品が出てきて、水分を拭き取る手間がなくなるというものも。
クレンジングをしてからお風呂に入ると乾燥が気になる方・水分を拭き取ることが面倒だった方におすすめです。
マツエクでも使える
『マツエクをしていると、接着剤がオイルで弱まるためオイルタイプは使用できない』といわれてきました。実はクレンジングオイルでもマツエク対応の商品があり、油分少なめ・オイルフリーの商品が販売されています。マツエク対応の商品は、POPなどに『マツエクOK!』のようにドンと推されているため見つけやすいのではないでしょうか。
なかには『擦らずスルンとメイクオフ!』というような、マツエクに負担のかからないクレンジングオイルもあるのでぜひチェックしてくださいね。
プチプラで選ぶ
スキンケア用品は数ヶ月使用を続けないと肌への変化が現れにくいものです。成分やメーカーにこだわりすぎると、高額な商品に辿り着き肌への変化に気づかないまま継続できない・肌に合わずお蔵入り…なんてことも。また高額だからと量を節約して肌への刺激が増えてしまっては、きれいな肌を目指しているのに肌荒れを起こす原因にも繋がります。
まずはプチプラでクチコミ評価の高いものから。自分の肌に合っていれば価格は関係ないのです。
クレンジングオイルのおすすめメーカー
shu uemura
コスメで大人気の『shu uemura』は、スキンケアにも力を入れているメーカーです。オイルクレンジングは数種類展開されており、あなたの肌悩みに合わせて選ぶことができます。そのどれもがさまざまな場所で賞を受賞しているという、信頼度も人気度も高いメーカーなのです。
デパコスということで価格帯は上がってしまいますが、『オイルなのにつっぱらない・リピートし続けて手放せない』という声が多く寄せられています。数種類あるクレンジングオイルからどの商品を選ぶと良いのか悩むという方に向けて、WEB限定で人気商品のスターターキットも販売。肌悩みにアプローチしながら健康な肌を目指したいという方におすすめです。
カウブランド
牛乳石鹸が有名の牛乳石鹸共進社株式会社が開発した『カウブランド』。デリケートな肌の方に・肌に良いものを求めている方のために生まれたカウブランドは、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・鉱物油・アルコールが無添加。素材も厳選し皮膚アレルギーテストもしっかり行っています。また天然セラミド配合だから、保湿力も高いと人気なのです。
そんなカウブランドのクレンジングオイルは、低刺激ながらもメイク汚れを素早く浮かせるため肌への刺激を最低限に抑えてくれます。価格もプチプラで、使用感も良いと高評価を集め名を広げているメーカーです。
ファンケル
『ファンケル』のオイルクレンジングは水色のボトルで有名になりました。『マイルド』といっているだけあって、汚れはしっかり落とすのに必要な潤いを残してくれる使用感が人気のようです。さらに肌のざらつきも気にならなくなる、毛穴詰まり解消もポイント。
濡れた手でもOK・マツエクOKで人を選ばず使用できるので、初めてのクレンジングオイルはファンケルのものを選ぶ方も多いようです。使用感満足度91%を誇る大人気クレンジングオイルといえばファンケルといっても良いのではないでしょうか。
THREE
コスメが人気で繊細なデザインが特徴な『THREE』も、スキンケアラインを販売しています。THREEのスキンケアのコンセプトは、『自分本来の美しさを引き出すこと』。植物の恵みをギュッと詰め込み、輝いたあなたへと導いてくれます。
スキンケアラインのなかにあるクレンジングオイルは、メイク汚れを優しく取り除いて、洗い上がりもしっとりしていることが特徴です。洗い流すタイミングは指先が軽くなってから。分かりやすい合図をくれるところも魅力的。
クレンジングオイルは男性にもおすすめ
実は、男性にもクレンジングオイルをおすすめしたいのです。メイクをしている・日焼け止めだけ塗っている方はもちろん、ノーメイクの男性にもおすすめしたい理由があります。それは皮脂ケアと毛穴ケア。
クレンジングオイルは肌の余分な皮脂をオフする効果が高いため、テカリが気になる方・毛穴詰まり・毛穴の黒ずみで悩んでいる方にぜひ使用してほしいアイテムなのです。毎日使用すると肌に刺激がかかるだけではなく、皮脂の取りすぎて乾燥の原因にも繋がるため、週1のペースで様子を見ましょう。肌のざらつきが気になった日でもクレンジングオイルでケアするとツルンとした肌を目指すことができますよ。