毎日の入浴で必要不可欠な『ボディソープ』ですが、自分の肌に合った商品を選べていますか?数あるボディソープのなかから自分に合った商品を選ぶのは大変ですよね。そこで今回は、ボディソープの選び方・正しい使用方法・おすすめブランド13種類・おすすめ商品10個をご紹介していきます。
乾燥・敏感肌・ニキビなどボディの悩みは人それぞれ。すべすべで柔らかい、自信のあるボディになるお手伝いができればと思います。まずはボディソープを適当に選んではいけない理由をお話させてください。
おすすめボディソープとは
ボディソープって、どれも同じじゃないの?と思われがちですがそうではありません。同じメーカーでも洗浄力・保湿力・香りが大きく違ってくるのです。たとえば乾燥肌や敏感肌の方が洗浄力の高いボディソープを使い続けると、必要な潤いまで落ちて乾燥が悪化したり肌への刺激が強く荒れてしまったりと、肌悩みがなかなか解消されなくなってしまいます。
だからこそ適当に選ぶのではなく、あなたの肌に合ったボディソープを選ぶんでほしいのです。
おすすめボディソープの選び方
洗浄成分で選ぶ
ボディソープは商品によって配合されている成分が異なるため、洗浄力の高さも違います。敏感肌の方は特に成分表に目を向けて、どんな洗浄成分が配合されているのかチェックすることが大切です。
アミノ酸系・両性界面活性剤系
『アミノ酸系・両性界面活性剤系』は肌に優しく広く使用されている成分です。アミノ酸系洗浄剤を配合すると弱酸性になり、洗い上がりはしっとり。乾燥が気になる方におすすめの成分です。両性界面活性剤系は刺激性が少なくマイルドな使用感を与えてくれるため、敏感肌の方でも比較的使いやすい成分だといえます。
このようにアミノ酸系・両性界面活性剤系は肌に優しいため、乾燥肌・敏感肌・お子さんがいる方におすすめです。以下に2つの成分例を記載するので、ぜひ参考にしてくださいね。
・アミノ酸系:ココイルグルタミン酸Naなど、グルタミン〜という成分名。
・両性界面活性剤系:ココアン保酢酸Naなど
石けん系・カルボン酸系
『石けん系・カルボン酸系』は、アミノ酸系よりも洗浄力が高くなる成分です。泡切れが良く洗い上がりはさっぱりしているため、身体のベタつきが気になる・汗をかきやすい方におすすめです。
洗浄力が高まるため、敏感肌やアトピー体質の方はヒリヒリすることも。また傷があるとしみやすい成分でもあります。以下の成分名を参考に商品を選んでくださいね。
・石けん系:カリ石ケン素地など
・カルボン酸系:ラウレス-4カルボン酸など
エモリエント成分
『エモリエント成分』とは、皮膚から水分を蒸発させない効果があります。潤いを保つだけではなく、皮膚を柔らかくしてくれる効果も。肌表面にはツヤができ、乾燥を防ぎしっとりした肌に導いてくれるでしょう。乾燥肌の方や冬に活用したい成分ですね。
・エモリエント成分:セミミド・アミノ酸類など
刺激成分
ここまで肌に優しく保湿力のある成分をご紹介してきましたが、反対に肌への『刺激となる成分』を見ていきましょう。自信のあるすべすべ・サラサラな肌を目指すためには刺激成分を避けたいもの。敏感肌の方は特に刺激成分を避けてボディソープを選びましょう。
・刺激成分:エタノール・アルコール・香料・防腐剤・着色料など
殺菌成分
背中などにポツポツとできてしまうニキビに悩んでいる方は、『殺菌成分』の配合されたボディソープを選びましょう。ニキビは毛穴にアクネ菌が増え炎症を起こすことで発生します。背なかは特に洗うことが難しい部分ですよね。背中を洗うときは、スポンジではなくボディタオルなら手が届きにくい背中もきれいに洗うことができますよ。
・殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール・グリチルリチン酸ジカリウムなど
香りで選ぶ
肌への刺激や洗い心地のほかにも、香りにも目を向けてみましょう。入浴はやはり1日の疲れを癒す行為で、気持ちの良い時間を過ごしたいものですよね。自分好みの香りを選ぶことで、疲れを取るだけではなくストレス解消の効果も期待できます。
柑橘系・フローラル系・バニラなどボディソープの香りはさまざま。さっぱりした時間を過ごしたい方はシトラスなどの柑橘系・濃厚な香りで癒されたい方はフローラル系やバニラがおすすめです。
洗い上がりの感覚で選ぶ
さっぱりした感覚
さっぱりとした洗い上がりがお好きな方は、石けん系・カルボン酸系の商品を選びましょう。さっぱり系のボディソープはベタつきが気になる方や汗をかきやすい方におすすめですが、暑い時期になると肌質関係なく人気になる種類です。
洗い流したあとにヌルヌル感がなく、とても気持ちの良い爽やかな感覚が人気のようです。成分の目安としては、カリ石ケン素地や合成洗剤が配合されていない商品を選ぶと良いですよ。
しっとりした感覚
しっとりした洗い上がりが好きな方は、エモリエント成分が配合された商品を選びましょう。保湿成分が贅沢に配合されているとよりしっとりで乾燥のない肌に導いてくれます。乾燥肌の方や寒い時期に人気の種類で、肌が吸い付くような潤いある仕上がりが好きという声が多いようです。
主にセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されています。しっとり系のボディソープで注意したいことはすすぎ残しです。肌に残った成分が刺激になることもありますし、ヌルヌル感が残ることも。しっかりとすすいで清潔な肌を保ちましょう。
ボディソープの状態で選ぶ
泡タイプ
『泡タイプ』は泡で出てくる商品のこと。泡立てる時間も短縮できますし、1番良い状態の泡で身体を洗うことができます。ふわふわの泡が気持ち良いことから女性に人気なのはもちろん、泡立てることが難しい年配の方にも人気です。また肌への摩擦を軽減できるメリットもあり、敏感肌の方でも優しく洗い上げることができます。
デメリットはコスパが悪いところ。減りが早く商品自体も少々高めになります。コストを抑えようと詰め替えを用意して指定以外のボトルを使用する方もいらっしゃいますが、うまく泡立たず肌への刺激になる可能性があります。泡タイプを選ぶのであれば、指定ボトルを使用しましょう。
液体タイプ
『液体タイプ』は1番人気の種類ではないでしょうか。少量でたくさんの泡を作ることができるためコスパがとても良いですよね。商品も低価格なものが多く、さまざまなメーカーから販売されているため選択肢がとても広くなります。ボトルはメーカーのものでなくても、100均のボトルで問題ありません。
たくさんのメリットがある液体タイプですが、泡立ての時間が面倒だと感じる方には向いていません。
固定石けん
最近では液体タイプが人気のようですが、実は『固形石けん』はメリットがたくさん。汚れはもちろん古い角質まで落とす洗浄力を持っているのに、肌に優しい商品が多いのです。また肌本来の力を引き出してくれたり、敏感肌の方でも使いやすく作られています。環境に優しいところもポイント。さらにコスパも併せ持っている優れものだったのです。
デメリットを挙げるなら、すすぎ残しがあると肌の刺激になってしまうところ・泡立ての面倒さ。コスパ・肌や環境への優しさを重視するのであれば、固形石けんがおすすめです。
量で選ぶ
コスパ良くボディソープを購入したい方は、内容量をチェックしてみてください。泡タイプ・固形石けんは難しいのですが、液体タイプの詰め替え用は2倍量や3倍量のように大容量タイプが販売されている商品が多いです。
収納の場所をとってしまうところが難点ですが、日用品の出費を節約することができますよ。
体臭が消えるかで選ぶ
体臭や加齢臭が気になる方・汗をかきやすい方は、消臭成分が配合されたボディソープを選びましょう。おすめしたい成分は、タンニン・カテキンなどのポリフェノール。また茶カテキンや銀イオンなどもおすすめです。上記は加齢臭はもちろん、さまざまな体臭に効果を発揮してくれます。
男性の場合はメンズ用のボディソープもおすすめです。殺菌成分が配合されている商品が多く、においの根っこから予防することができますよ。
おすすめボディソープの使い方
ボディケアは正しい使い方・正しい洗い方をしてこそ効果を発揮するもの。これまでの方法と見比べながらチェックしてみてください。
1.浴槽に浸かる。シャワーで済ます方が多いかもしれませんが、浴槽に浸かるだけで汚れはほとんど落ちるといわれています。
2.ボディソープを適量とり泡立てたあとは、手または柔らかい素材で身体を洗いましょう。硬い素材だと肌への刺激になり荒れてしまうことがあります。できれば全身手で洗いたいとろこですが、背中などの手が届きにくい部分は柔らかいスポンジやボディタオルを使用しましょう。
3.身体の洗う順番は、首から下半身のように上から下に汚れを落とすように洗います。
4.泡が残らないようじゅうぶんすすぎます。
ボディケアは摩擦が起きないように優しく行うことが大切です。また頭を先に洗っておくことも重要。身体のあとに頭を洗うと、せっかくきれいにした身体に汚れが落ちてくる可能性があります。正しい順番で正しい洗い方でボディケアを行いましょう。
ボディソープのおすすめブランド
ロクシタン(L’OCCITANE)
『ロクシタン』はたくさんのボディケア商品を販売しており、ボディソープでも目移りしてしまうほど種類が豊富です。ボディソープとシャワージェルの2種類展開になっていて、どちらも身体を洗うアイテムなのですが、シャワージェルには以下のような特徴があります。
・保湿成分が多く配合されている
・香りの種類が豊富
・カラフルなジェル
・泡風呂にも使用できる
香りを楽しみたい方はシャワージェル・もこもこな泡でしっかりと洗い方はボディソープを選びましょう。面倒に思いがちな入浴時間を楽しくしてくれる、それがロクシタンです。
カリンダ(CALINDA)
『カリンダ』はドイツ生まれで、細く香水のようなパッケージが特徴のボディソープを販売しています。入浴後でもしばらく香りが残ることが特徴で、香り重視な方におすすめです。ミネラルが豊富でお肌がしっとりサラサラ自慢の肌に導いてくれます。高級感のあるパッケージや香りが豊富なことからギフトとしても人気なのだとか。
ジョンマスターオーガニック(john masters organics)
『ジョンマスターオーガニック』は、自分自身が1番に思える1番の美しさを引き出してくれるブランドです。高品質・高機能なオーガニック成分を贅沢に配合し、地球にもあなたにも優しい商品を開発しています。
ボディソープも甘い香りや上品な香りであなたを癒し、優しく洗い上げることでしょう。固形タイプは顔にも使用できる商品も。使いやすく最高級の癒しを提供してくれます。
ポーラ(POLA)
『ポーラ』はスキンケアやコスメのイメージを持たれがちですが、ボディケア商品も豊富。そのなかでもボディソープは種類が豊富で、そのどれもがおしゃれなパッケージで目移りしてしまいます。商品ごとに香りや効果が異なるため、自分の目指す肌にピッタリの商品を探してみましょう。
商品のなかには詰め替え用とセットの商品もあるので、お得に購入したい方はぜひチェックしてみてくださいね。
ジル スチュアート(JILLSTUART)
『ジルスチュアート』はコスメで人気のブランドですよね。ジルはシャワージェルを販売しており、3つの種類を展開しています。ジル特有の可愛いパッケージで、使い終わっても部屋に飾っておきたくなる方が多いのではないでしょうか。
保湿成分を贅沢に配合しているため、もっちりしっとりした肌を目指したい方におすすめ。どれもレビューは高評価で、価格が高くても使い続けたいという声が多いようです。
ラッシュ(LUSH)
お店の周りがとてもいい香りに包まれている『ラッシュ』。こちらもシャワージェルとして展開しています。清涼感あるミントの香りは水色・みつばちは黄色など、カラーの豊富さはラッシュならでは。商品数はとても豊富で、あなたの肌悩みに合った商品が見つかること間違いなしです。ラッシュは手に乗せて体験させてくれるお店もあるので、あなたに合った商品がより見つかりやすいでしょう。
ラッシュのボディシャワーの特徴は、冷やして使用したり髪の毛にも使えたりと楽しみ方が豊富なところ。あなた次第で、商品の輝き方が違ってくるのもまた魅力的ですよね。
カンパニー ド プロバンス(COMPAGNIE DE PROVENCE)
『カンパニー ド プロバンス』は、フランスで生まれたブランド。流行に流されず、昔から馴染みあるものでも生活のなかに自然に取り込める商品を開発し続けています。ボディソープの種類はとても豊富で、なかには人にも環境にも優しい作りの商品も。
口コミでは『香りがとても良い・乾燥肌には助かる』という声が多く、人気の商品は在庫切れでなかなか購入できない商品もあるようです。
アロベビー(ALOBABY)
『アロベビー』は赤ちゃんのために生まれたオーガニックブランド。99%以上が天然由来成分で無添加にこだわっているため、敏感肌の方でも使用できます。泡タイプなので泡立てが面倒な方におすすめです。クリーミーな泡が肌を包み込み、しっとりもっちりとした肌に導きます。定期便がとてもお得なので、コスパ重視の方は定期便をぜひチェックしてください。
ニベア(NIVEA)
青缶で有名な『ニベア』は、『W濃厚保湿』というニベアクリーム成分配合の保湿力が高いボディソープや、柔らかい肌に導くボディソープを展開しています。すべての肌質に対応しているため、敏感肌の方でも比較的安心して使用できるのではないでしょうか。
お風呂上がりは肌の水分が蒸発してしまうのはご存知ですか?ニベアのボディソープは、水分蒸発を防ぎ乾燥から肌を守ってくれる効果が。乾燥肌の方は、お風呂上がりに行っていた保湿ケアもバタバタと慌てなくて大丈夫!肌の保湿にこだわりある方はぜひニベアをチェックしてくださいね。
ビオレu
誰もが1度は使用したことがあるであろう『ビオレ』から販売されているボディソープは、保湿重視のものから泡で出てくるタイプまで種類が豊富。なかには赤ちゃんから使用できる商品も。家族全員で使える、愛情たっぷりのボディソープです。
泡を立てることが苦手な方は泡タイプ・乾燥肌の方は保湿成分たっぷりの商品を。ちなみに泡立てが簡単で肌ざわりの優しいボディタオルやトラベルセットも人気ですよ。
ミノン
『ミノン』はゆらぎやすい敏感肌のために開発されたブランドです。肌への優しさはもちろん、美しさを引き出すことにも力を入れています。ボディソープでは敏感肌のはもちろん乾燥肌・混合肌に向けた商品を別に販売していることが特徴です。それぞれ洗い上がりが異なるため、肌質はもちろん好みの洗い上がりで選ぶことができます。
敏感肌のために生まれたブランドではありますが、すべての肌質のことをしっかり考えサポートしてくれる素晴らしいブランドのひとつです。
レイヴィー
『レイヴィー』のボディソープは汚れを落とすだけではなく、肌の調子を整える効果が。天然由来素材を使用して肌への優しさにもこだわっています。泡タイプや保湿重視タイプなど種類が豊富のため目移りしてしまいますが、悩んでいる方に向けてのベーシックタイプもありますし、トライアルセットも販売されていますよ。
香り重視の商品もあるため、1日の疲れを取りたい・癒されたいという方にもおすすめです。
ケアセラ
『ケアセラ』のボディソープは、乾燥肌の方におすすめの高保湿タイプ。高保湿の秘密は、水分保持機能とバリア機能を併せ持つセラミドにあります。外からの刺激から肌を守るため、潤いが保たれしっとりした肌に導いてくれるのです。
さらにケアセラはセラミドを守って洗うため、より乾燥知らずな肌を目指せます。乾燥肌でお悩みの方はぜひ、ケアセラをチェックしてくださいね。